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宿が潰れる街、カリ





ついにウィリアム君たちとはお別れ、



・・・と書く前に言わなくてはいけないことがある。

これからの予定である。



実は今から先へ進むのではなく、前に来たところへ戻ることになる。

自転車をここに置かせてもらって、一度ニカラグアに行くことになった。

友達の家にお邪魔して3ヶ月ほど滞在しようと思っている。




いくら知り合いだといっても大量の荷物を数ヶ月も置かせてもらうのは相手にも悪いし、荷物が無事かどうかという意味でも心配だが、ここは信用して預けることにした。


国際線のあるCali(カリ)へ行ってから飛ぶので、本当はそこにある日本人宿「達磨」に自転車を置いておいてもらおうと思っていたのだが、
人からの情報によるとどうやらそこはだいぶ前に潰れてしまったらしい。


そこで急遽こういう形になったというわけである。




これから置いてけぼりをくらう自転車。



写真から見えるかどうかわからないが、後ろタイヤがまたパンクしている。

数週間保っていたが、やはり調子は直っていなかったようだ。




ウィリアム君とルーチョと一緒に現地のツアーエージェントをまわり往復のチケットを取ってもらう。

インターネットのエクスペディアのほうが安かったのだが、こっちのチケットはペナルティ料金を払えば融通が効くし、値段の差も大きくなかったので現地で買うことにした。





別れの朝。
飛行機が出る3日前。

カリの観光もしたいので、数日早く出ることになった。


ウィリアム君がバイクでバス停まで送りにいってくれる。




バスのチケットを買い、バックパックを預ける。

ウィリアム君はちょっと淋しそうな顔をしている。


自分の中でここまで仲良くできた人というのは正直珍しい。
ウィリアム君の人の良さと人懐っこさがなせる技である。


彼らにはたくさん迷惑をかけて申し訳ないと思う。

また会おうね、と手を振ってバスは出発した。



    ↑出発日に撮った写真







バス内で寝ること2時間。

カリのバスターミナルに到着。



人がたくさん行き交っている。

カリは治安が悪いことで地元でも有名なので、気をつけながらまずはマップの入手。

すぐそこにインフォメーションセンターがあったため簡単にミッション達成。
ついでにカリの観光情報も手に入った。


 
     ↑チャリダーから一転バックパッカーへ、の図



    ↑純粋なバックパッカーはこの旅を初めて以来なので20ヶ月ぶりくらい



    ↑地図と水を持っている感じが実にバックパッカーっぽい



調べてきていた”カリダッドハウス”というホステルをタクシーの人に言うが、どこも態度が悪く「どっかいけ」というジェスチャーをされる始末。


着いて早々こんなかよ…
とカリに不信感を抱きながら、タクシーに人を乗せるためのサービス係のような人がそばに立っていたので、その人にホテルの情報を渡す。


係員が運転手に住所を伝え、やっと乗れることになった。

めんどくさ・・・




運転手はそのホステルを知らないらしく、近くまで来ると道を歩く人達に場所を聞き始めた。


そして手に入った情報は、

「カリダッドホステルだろ?そこはもうなくなったよ」




ここもかよぉ!!!


安ホテル潰れすぎ。
そんなに景気が良くないのか、ここは。




「安くていいホステル知ってる?」

と運転手に聞くと、近くにあるところまで連れて行ってくれた。


ネットには3200ペソ(160円)で着く(カリダッドハウスの話だが)と書かれていたが、そこよりも近くにあるこのホステルまで8000ペソ(400円)もかかった。

ちなみにメーターには7200ペソ(360円)と表示されている。



メーターのことを聞くと、
「いやこれは関係ないんだよ」

とのこと。


じゃあその機械はいったいなんなのだ。




ネットの情報が古かったのかな。
今回もネットで情報収集して失敗してしまった。

だからあれほどネットには振り回されないようにしようと決めたのに。


タクシーからぼったくられた感満載な気分になりながら、ここペリカンホステルへとついたのであった。



    ↑ペリカンホステルの外見。住所は「6a 44」と書かれている。オーナーはフランス人で癖のある英語を話す


  

ホステルの真向かいには自転車屋が。
これ、自転車で来ていたらかなり好条件の場所だったのではないか。




   〜ここへ来たい人のために場所の情報を提供〜

  

近くの住所が書かれた標識がこちら。

すぐそばに小さなグリーンベルトのような公園があり、その道へ入って一本目の角を左に曲がると右手にこのホステルがある。

ちょっとわかりにくいところにある。



    ↑その公園にあるオブジェ。噴水が雨のように演出されていてなかなか凝っている


貰った地図と照らし合わせてみよう。


    ↑四角く囲われているところがセントロで、その上にある丸印が元カリダッドハウスのあったところ。ペリカンホステルより紫に表示されたホステルのほうが安い
 


          
    ↑ここがペリカンホステル。見にくいけど行く人はがんばって!






ホステル内の案内が終わり、値段を聞いてみる。

1泊21000ペソ(1050円)だそうで。


え、ホステルでしょ?
なんでそんなにするの?
ドミトリー(相部屋)なのに。

安めのホテルなら個室でも20000ペソくらいで泊まれるのに。



ここの従業員が言うには、

「カリはどこもホテル代が高いらしく、中心部にはもっと安いホテルもあるが危険も伴う」

ということだった。



なんとか頼み込みこの日だけ20000ペソ(1000円)
に下げることに成功。

明日以降も泊まるつもりなら直接オーナーに交渉してください、
と言われた。



ここでやっと一息つける。
乗り馴れないバスとタクシー移動。

非常に疲れた。




    ↑「くだらない質問は5000ペソ(250円)」と書かれている






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