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となりの国

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グアダラハラへの山岳ツーリストコース

〜〜〜〜〜〜〜〜

メキシコにはコンビニがたくさんあります。
街がある程度以上の大きさなら、必ず1件は見かけます。それくらい一般的なようです。
アラスカとは大違い。

ほとんどがOXXO(オクソと読むらしいが、個人的には「まるばつばつまる」と呼びたい)というコンビニチェーン店。限られた都会にはセブンイレブンを中心に色々な名前のコンビニがひしめいています。

セブンは割と安いのですが、OXXOは値段が高めに設定されています。

しかも、50センターボ(セントのメキシコペソ版。今初めてこの名前を知りました)など半ぱな釣りが出ると、なにかスペイン語で言われます。
適当にうんうんうなづくと、チップとしてその細かい釣り銭をあげてしまうことになるので注意が必要です。
ちょっとの額なので許せないほどではありませんが、コンビニでチップというのはちょっと抵抗がありますね。
レシートには「笑顔料」みたいなことが書かれていましたが、半分くらいのコンビニは笑顔なんてありません。
たまにすごくいい人が店員の場合もあるので、そこら辺は日本と似たようなものでしょう。

コンビニは便利ですが、もしあなたが貧乏旅行者だったなら、あまり活用しない方がいいように思います。
個人経営の小さな商店ならどこにでもあるので、そちらの方が安い場合が多いです。
高い時もありますが。

商店の欠点はお菓子や菓子パンなどの軽食しか食べ物がないことです。
商店でも、時々トルタスなどを手作りしている店があり、そういうところでは大体味が良いです。

手軽にサンドイッチやホットドック、コーヒーを買えるのがコンビニの強みでしょう。



〜〜〜〜〜〜〜



都会グアダラハラまであと一息。

自転車を走らせると急な坂が目の前に現れ、一気に駆け下りていく。
これは幸先がいいぞ。



だんだんブレーキが利かなくなっていく手応えを感じつつ25kmほど下り道が続いた。
向かいからバイクが何度も走り抜けていく。
この道はツーリング旅行者に人気があるのだろうか。
そう思えば景色はきれいだし、なるほど道路も走りやすい。


坂の終わりには小さな集落があった。
サボテン畑が道路沿いに見える。



少し休憩したかったが、まだグアダラハラまで半分あるのでそのまま突っ切る。
このペースを乱したくなかった。


しかしここから上りの道に変わり、ひーこらひーこら自転車を押し上げる作業が続いた。
エンストした車を横目にゆっくりだが確実に先へ進んでいく。



    ↑崖のレストランで昼休憩


    ツルンとしたココナッツの実が乾いた喉においしかったです


気づくとあっという間に町に入った。
都会にしてはかなり小さかったが、間違いなくここはグアダラハラに入っている と商店のおじさん。
前回の険しい道を経験したばかりだったからか、拍子抜けしてしまった。


    ↑久しぶりに飲んだカナダドライジンジャーエール。カナダでの消費量はものすごかったな、と懐かしむ。もちろん日本での消費量もものすごかった



しばらく進むと、納得の大都会。
街からビルと人と古めかしい建物の群れのお出迎えを受けた。


    ↑ 12月、28℃・・・えっ・・・・

    ↑悲鳴がとどろく遊園地。観覧車がグルングルン回っています。小規模だったのでおそらく移動式


旅行ガイドを元にホテルへ。
格安のところへとりあえず2泊頼む。

部屋は暗く、ゴキブリたちが歓迎してくれた。。。



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