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となりの国

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快速運転再開、カリブ海を目指して東へ

この先サンフアアンデルリオからカリブ海へ向かうにはいくつかルートがあり、
とりあえずプエブラという大きな都市へ向かうことは決まっていた。

そこまで行くのにはどうするか、
南のメキシコシティへ行ってから東へ方向を変えるのか、
高速道路に乗ってひたすら走り続けるのか、
下道を通って町や村を通りながらいくのか。


結論としては、下道を通ることにした。
高速はいまだに自転車が通れるのかわからないし町と町の間隔も遠い。
メキシコシティは迷いやすいし空気が汚いからあまり行きたくない。治安も悪い。
おそらく一番遠回りだろうけど、なんとかなるだろう。
たくさんの町を見られるのも楽しそうだ。


さっそく走り出したが、
ケレタロ郊外と言ったらいいのか、この辺は本当に景色がいい。
人はほとんどいないが道は険しくなく、とても楽しく走ることができる。



    ↑まるでゴルフ場だ、とつぶやいた


    ↑好きな飲み物その2、アリゾナのマンゴー味


    ↑突然広大な大地が目の前に現れたりする


    ↑緑が映える。奥の山もきれいにくっきり見えるし、真ん中に写っている農夫とガチョウも絵になっていた


    ↑羊飼いとひつじ





この日からたくさん走ろうと決めていた。
目安は最低でも60km。
自転車になれている人はこれでも少ないと思うかもしれないが、メキシコに来てからというものなかなか前に進めなくなっている。
メキシコには町がたくさんあり、どうにも怠けて留まってしまうのだ。

いつもは暗くなる前に寝る場所を探すのだが、夕方ぎりぎりまで時間を使って走った。
その甲斐あってかなり遠くまで進むことに成功。
おそらく100km近くは走ったのではないだろうか。
アラスカやカナダを走っていた頃を思い出した。

嬉しく思いながら疲れた体を癒すべく安宿へ直行。
なにかがないと言っているが、天井を指差しグルグルまわしているところを見るとおそらくファンがない部屋なのだろう。
全然問題はない。
それともここの夜はそんなに暑いのだろうか。


夜になってその答えはわかった。
ファンではなく、電気がつかなかったのだ。
しかし懐中電灯を持っているのでそれほど困りはしない。
9時頃に発電機の音がして電気が通ったので、ストレスなく安く泊まることができた。



それにしても季節柄なのかこの辺の気候のせいなのか、ここはかなり乾燥している。
肌は白く荒れるし唇はカサカサして切れて痛いし目に入った砂粒は取れなくなって病院行きかと気おくれするし、大変だ。
つむじ風がたくさん見れるのもそのせいだろうか。
1日に一回は小さな竜巻のような砂の渦が荒野を横切っていた。

そして夜と朝がとんでもなく寒い。
鼻がつまってしまった。



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