- 2024/11/24
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今のところ自転車でなんとかやりくりしつつ 踏ん張りながら だましだまし 時には励まし合い時には喧嘩もしながら一人で世界を旅行中です。よかったらpart2 現地情報ややってほしいこと、知りたいことなどありましたらコメントかメールにて受付中!
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※少し修正しました。
街の散策に出かける。
最近やっと地理を理解してきたのだが、今住んでいるこの辺はCasco Viejo(カスコビエホ)地区というところらしい。
某有名ガイドブックには
「カスコビエホの周辺は治安が悪いので、観光スポットを外れないようにね☆」
と書かれていたので、ここに来る前は注意しようと思っていたのだが、まさかそのまっただ中に来ることになろうとは。
ホテルのまわりはボロボロだが、少し歩くと建物が一気に近代的になる。
新しい建物が次々と建ち、古い建物は順番に補修工事しているようだ。
レンガの敷き詰められた道路は明るい赤褐色があたりを彩り、そして滑らかで歩きやすい。
そのうちホテルの周辺も工事が入るのかもしれない。
そのまま真っすぐ行くと、海の見える広場に出た。
↑ホテルはこの辺 ↑広場はこの辺
海沿いは高台になっており、そこに並ぶ露店にはたくさんのお土産品が並んでいた。
ここで、
あーここは観光地なのだな
と一安心。
観光地だと殺人のような重大な犯罪はおそらく少ないだろう。
スリや強盗は多いかもしれないけど。
高台から下に降りる場所があったので階段をくだってみる。
背の高いモニュメントが建っており、まわりを取り囲むように銅像が並んでいた。
このときは知らなかったが、どうやらここは「フランス広場」という名前のところらしい。
観光客風の人たちもちらほらと歩いている。
↑トイレ缶? 犬のフンをどうにかするのだろうか
フランス広場の上からは、都市部の全景と海を見ることができる。
↑摩天楼が並んでいる。その手前の橋は、パナマに入る時に通ったあの道路の続き(自転車通行不可)
↑ものすごい都会だ。あそこ行きたくないなぁ…
フランス広場のすぐそばに フォーエバーヨーグルト というアイスクリームショップがあった。
中はカラフルなトッピングやアイスにかけるソースでいっぱいで、お菓子の家のようだった。
↑ここから自分でアイスをよそう。真ん中のレバーをひくと左右二つの味のミックスで出てくる
↑チョコスプレーなど細かい系のトッピング
↑カットフルーツなど大物系のトッピング
↑重さで料金が決まる。値段は高め。ダビッドのアイス屋のほうが安かった
オススメはライム味で、さわやかな酸味があり食べやすくておいしかった。
上品でイカした味だった。
帰りにオシャレなカフェに寄り、フラペチーノを買った。
値段はけっこうするが、なかなかおいしい。
が、オレオを混ぜるのは味がくどくなり舌触りもよくないのでちょっとやめてほしい。
↑建物跡がいくつも見られた
フランス広場とは違う方向、
ホテルから近いところに商店街がある。
いつも大勢人が入っているカフェは、料理はちょっと高いがカプチーノがおいしい。
1.55$で、泡立てたミルクを上にのせてシナモンパウダーをかけてくれる。
ラテアートができそうだ。
持ち帰りでよく頼む。
いくつも並んでいる食堂では、2〜3$で安く料理を食べられる。
量も決して少なくないので、なかなか使い勝手がいい。
店で働くおばちゃんと少し談笑したりしながら肉を甘辛く似たカルネギサード(carne guisado)、もしくはスープ(sopa)をいただく。
そこから続いている人気の多い広い道路をまっすぐ行けば、中心部へと続く道路と交差する”5 de Mayo”(シンコデマジョ)というところに出るようだ。
”メトロ”という文字が書いてある入口があったので、地下鉄が走っているのかもしれない。
普通の買い物程度ならそこまで行かずともこの商店街で事足りる。
↑商店街の広場。浮浪者も多い
夜の9時ごろ、腹が減ったのでこの商店街へとやってきた。
しかしこの時間である。
食堂はどこも閉まっていた。
後ろから、発泡スチロールでできた大量のコップを台にのせて歩いている人たちがやってきた。
そのコップを道にいる浮浪者たちに配っている。
彼らはのんびりとそのコップの中身を食べていた。
観察してみるが、金を払っている様子はない。
配っている人に近づいて、マジマジと見つめていると
欲しいのか?
と聞いてきた。
うんうん頷く。
すると、大きなコップに入ったスープ、それと薄めの味のジュースをくれた。
米と豆が底に沈んでいて、一口サイズよりやや大きい鶏肉とポテトのような冬瓜のような野菜が入っている。
茶色とも緑色ともとれるそのスープを飲み干す。
ダシがよく取れていておいしかった。
この日は無料で夕食がすんでしまった。
帰路を歩く。
このスラムに住む住人は楽しそうに笑いながら立ち話をしている。
親ネコは子ネコと一緒にゴミをあさり、果物を夢中で食べている。
騒ぎながら走り回ったりボールを蹴ったりしている子ども達。
十字路で朝から晩まで立って見張っている警官。
それが、ここを離れがたくしている理由のひとつである。