- 2024/11/24
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今のところ自転車でなんとかやりくりしつつ 踏ん張りながら だましだまし 時には励まし合い時には喧嘩もしながら一人で世界を旅行中です。よかったらpart2 現地情報ややってほしいこと、知りたいことなどありましたらコメントかメールにて受付中!
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サンフランシスコ・デ・ロス・ロモを出てハイウェイ45に戻り北上する。
このまま行くとcuota(有料道路)に入ってしまうので、途中で右へ方向転換、
隣に沿って走っているlibre(無料道路)を進むことにした。
libre道路へ行く途中に町があり、そこで地図を見ているとおじさんが話しかけて来た。
だいたいの道を教えてもらい、少し立ち話。
どうやらこっちでは日産が有名らしい。
おじさんの友達に紹介されたが、話題がないため無言ですぐに別れた。
おそらくおじさんは自慢したかったんだと思う。
警察がパトカーの中で道路を見張っているが、大丈夫、何も悪いことはしていないはずだ。
この道路を走っているとしょっちゅうクラクションを鳴らされる。
他でもたまに鳴らされるが、時々でしかない。
応援してくれていると思うことにしよう。
しばらく行った先にカフェがあったので、遅い昼食をとるため入店する。
アメリカンな雰囲気そのままに、コーヒーはメキシコで1番うまかった。
それとサンドイッチを注文する。
店の主人が英語で話を振ってきた。
ちょうどいい、情報をもらおう。
この先のLuis Moya(ルイスモジャ)とOjocaliente(オホカリエンテ)という町には悪いやつがいるから危険だよ
と教えてくれた。
警察をよく見かけたのはそのためだったのか。
クラクションももしかしたら注意喚起とこちらを見てくれてるという周りへの警戒だったのかもしれない。
オススメのルートは、さっき通っていた45号線を北上するルートだと言う。
でもcuotaがあるよ
と言うと、大声で笑い出し、
自転車で金を取られたってのは聞いたことがないなぁ
と楽しそうにカタコトの英語で話す。
その様はまさに「はじけるような笑い」で、その笑い方を初めてみた自分はとてもいい印象をもった。
大口を開けて大胆に笑っているその風体は陽気に見えて、なんだかうらやましかった。
日も暮れかけてきてタイヤもパンクしたので、そのすぐそばにあったCosioの町で1泊することにした。
そこの小さなホテルのオーナーは気さくな人で、値段も安い。
3階の部屋は眺めがいい。
それにしても自転車が心配だ。
1日に1回はパンクしている。
これはタイヤの外側の部分(未だに名前わからず、スペイン語だとallantaとか言ってた気がする)ごと取り替えないとダメだ。
でもエニグマ君(マイ自転車)にピッタリのサイズがどこにもない。
なんとかサカテカスまでもってほしい。
夕食を食べにホテル1階のレストランへ行くと、チキンライスのようなご飯を何杯もおかわりさせてくれた。
さすがに4杯目のときは呆れた顔をしていたが。
食べ終わったあたりで、隣のテーブルからおじいさんがビールをおごってくれるという誘いをうけた。
承諾する。
オーナーも一緒にビールを飲み、テキーラ数杯をもらった。
このおじいさんはここのホテルのボスで、これから向かうサカテカスの大学教授らしい。
むこうはスペイン語とフランス語、こちらは日本語と英語、なかなか噛み合ない。
7年間アメリカで料理人をしていたというオーナーの通訳を交え、なかなか進まない会話が始まった。
教授の息子が最近数学の大会で3位を取ったらしく、自慢しながら
お前は頭がいいのか?
と、ベロンベロンになりながら聞かれたが答えようがなかった。
頭がいいというのは色んな意味があるけど…
などという言葉を日本語以外で話せない。
教授は
ここはお前の家だし、私の家もお前の家だ。サカテカスに来たら私の家に案内しよう。友達になろう。
と、たどたどしい英語で何度も何度も言ってくれた。
ここはお前の家だから、と料理や酒をすべてタダにしてくれた。
ラッキーだ。
教授の家族がむかえに来て、パソコンの通訳サイトで奥さんと会話し、教授の電話番号を教えてもらう。
パソコン翻訳には教授は否定的だった。
なんとなく気持ちはわかる。
その日はいい気分で眠りについた。
お金がなくなってきました。
どうしましょうか。
いやー、これならカナダで砂金採っておくべきでした。
メキシコでは、貴金属の買取店がそこら中にあるので、もしかしたら少量でも買い取ってくれていたかもしれません。
でもツアー料や道具代のほうが高くつくのかも。
カナダでホステルに泊まっていたとき、世界各地で砂金を採り回っているという人がいて、彼はこれからカナダのドーソンシティへ砂金採りへ行ってくると言っていました。
ついていってみたいと思ったのだけど、時間がなく諦めざるを得なかったのが今になって悔やまれます。
~~~~~~~~
エンカルナシオン・デ・ディエスの街を見回り、次の日にそこを出た。
道すがら、休憩がてらに荒野の中でオカリナの練習をした。
まだあまり上手く吹けないが、まわりを気にせず思い切り音を出せたのは気持ちよかった。
自転車のタイヤがパンクしたのでバス停のベンチを使って修理する。
そこに座りに来たおじさんが手伝ってくれ、身振り手振りで談笑した。
途中から一気に家が増え、Aguascalientesに入った。
aguaが水、calienteが温かいという意味なので、英語で言うとhotwatersといったところか。
なかなか良い名前だ。
その名前の通り、温泉が有名らしい。
街中に入ると一気に都会化しだし、高級そうな建物が並ぶ。
これは物価が高そうだ。
安いホテルもないかもしれない。
古めかしい商店街をうろつくが宿は見つからず、しょうがなくハイウェイに戻り真っすぐ進むと、なんと安そうなモーテルを発見。
以前Atlacomlcoという町で泊まったモーテルと同じ「La Joya」という名前だった。
同じ系列かどうかはわからないが、違うような気がする。
なぜなら、こちらは格段に値段が安いのだ。
使えると言われたwi-fiはうまく繋がらなかったが、この際どうでもいい。
受付のおねえさんも愛想がよく、部屋も広い。
なかなか良い場所を見つけた、さすが旅人の鼻はするどい
などと一通り自分をほめたたえた後、夕食を買いに近くのハンバーガー屋に行った。
これがマズかった。
かなり高かったのだ。
さらにコーヒーが飲みたく、スターバックスに行ったので、
浮いた宿代が食費で潰され、結局節約はできなかった。
使うとなったら散財してしまうこの性格が仇となった。
次の日は昼過ぎに出発。
居心地がよく出遅れてしまった。
アグアスカリエンテスの中を通る。
なかなかにぎやかな所で、きれいな家が並ぶ。
↑街の真ん中にあった彫刻。漫画のグルグルを思い出した。
公園ではクリスマスの飾りが売っている屋台が並んでいた。
もうそんな時期か。
ツリーにつける飾りだけでなく、緑の土のようなものや白い蔦のようなものが売られている。
白い蔦は綿の代わりにつけるのだろうけど、緑の土はどうするのだろう。
ツリーに振りかけるのだろうか。
街を出た辺りでまたタイヤがパンクした。
小さな修理工場のようなところ付近を勝手に借りて、タイヤの穴を塞いだ。
奥で同じく自転車を修理している人がいて親近感がわいた。
時間を取られてしまったので、近場のSan Francisco de los Romoという小さめの町で一泊することにした。
モーテルを見つけ入る。
値段は200ペソと安く部屋もきれいなのだが、そこの受付の悪ぶった感じの兄ちゃんが感じが悪かった。
イラッとしたので半分怒鳴るような形で部屋を頼んだ。
最近なんだかイライラしている。
疲れているのか、ストレスがたまっているのだろうか。
夕食に入ったレストランのおじさんと少し話をする。
英語がしゃべれるようだ。
やはりこの時期はマンゴーがとれないらしい。
メキシコシティで食べたおいしいマンゴーをまた食べたかったのだが、残念だ。
本日、にほんブログ村 なるものに参加させていただきました。
遅ればせ!
どういうものかまだよくわからないのですが、なんだかおもしろそうだったので。
これって宣伝効果があるってことでいいのかな?
アメリカでもカナダでもメキシコでも、
ねえねえ、フェイスブックやってる?やってる? え、やってないの? ウソでしょ!?
ってよく聞かれるので、FBもやったほうがいいのかな。
管理が大変そうだし、個人情報的に怖いしで、
今のところ手をつけていないんですが・・・
もうちょっと様子見、かなぁ。
あと、最初の投稿で書き忘れていたのですが、
前のブログは画像データがいっぱいになってしまったので、
こちらへ移動という形になりました。
その1アラスカ編と、その2カナダ編、その3メキシコ編前編はリンクのほうにあります。
興味があればぜひ。
途中から画像多めになっております。
役に立つ立たない関わらず現地の情報をくれる人、
海外でやってほしいことがある人、
聞きたいことがある人
などなど、いましたらコメントか下のメールフォームまで。
ええっと、メールフォーム今から作ります。