忍者ブログ

となりの国

Home > ブログ > > [PR] Home > ブログ > 4、ベリーズ > とてもいい日に見えた日

とてもいい日に見えた日

キーカーカーから船でベリーズシティに戻り、ぐったりしながらベルモパンへ向かう。


都心部を抜けると人々の反応がよくなる。

交通整理をしているおばさん、バスストップで休憩をしている時に一緒になった女性、小さな商店で水を補給している時にであった老人、食堂の売り子、
みんな笑顔で話しかけてくれ、この先の道やスペイン語などを教えてくれようとする。

チリへ行くと言うと、みんな大げさな表情と声を上げ、「アメリカ人か!」という様子で驚いてくれる。
おもしろい。



Belize Zooと書かれた看板を見つけた。
オウムやヒョウがいる動物園のようだ。

行ってみようとも思ったが、もうすぐ5時で閉園時間なので、明日時間があれば行ってみることにする。


もう少し走るとT字路になり、家がいくつか見える。
ここらでキャンプさせてもらえる場所を探そうと道を曲がると、子ども達がついてきて何か言っている。
ただ英語のアクセントが強すぎて何を言っているのかわからない。

「ついてきて」と言われすぐそばのバス亭に行くと、女性が数人座っていた。
その中の一人が「うちに泊まっていけ」と言い、なんだかわからないうちにその人の家に泊まることになった。

彼女が言うには、少し前にカナダ人もここに泊まっていったらしい。


茂みの中に入り、2つ目の家が彼女の家だそうだ。

自転車を裏の出口に繋がる倉庫に止めさせてもらい、不安になりながら中に入る。
中にはさっきの子ども達がたくさんいて、みんなでテレビを見ていた。
そのもり上がり方がすごかったのでムービーで撮ろうと思ったが、さすがにやめておいた。


彼女の旦那が帰ってきて挨拶する。


部屋に泊まってもいいし庭にキャンプしてもいいと言われたので、せっかくだからベッドを使わせてもらうことにした。

浴室を借りて汗を洗い落とす。
部屋は片付いていて、新しいシーツが敷かれていた。

いつのまにか子ども達がいなくなっていた。
ここは一人しか子どもがいなくて、他の子達は遊びにきていたらしい。


用意してくれた部屋から外へ出ることができ、そこで犬と遊んだり夫と話をしたりした。


飼われていた鶏と


亀と


犬。

このヘッドという名の犬がかなりの恐がりで、全然こちらへ来ようとはしない。
遠くから吠えるだけで、近づくとすぐに逃げていってしまう。


夫はその兄弟らしい人と一緒にいて、
ベリーズの近い歴史のこと、情勢のこと、今日が学校の期末テストだったことなどを聞かせてくれ、ビジネスの話になった時に家の中に呼ばれた。


テレビを見ながら作ってくれたご飯を一緒に食べる。



そして部屋で眠りについた。

この日は船の時間の関係で早く起きたので寝不足だし、日中は暑くてもうくたくただった。
いつもより早く就寝。


これが事件の始まりであるとも知らずに。。。



                          つづく



にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周(自転車)へ

拍手[1回]

PR

Comment0 Comment

Comment Form

  • お名前name
  • タイトルtitle
  • メールアドレスmail address
  • URLurl
  • コメントcomment
  • パスワードpassword

PAGE TOP