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となりの国

Home > ブログ > > [PR] Home > ブログ > 11、コロンビア > タイヤは空いても、部屋は空かず。

タイヤは空いても、部屋は空かず。



ラ・ビクトリアからハイウェイの25号線に戻ってきて南へ進む。




目指すはTulua(トゥルア)という町。

ここには以前グアタペで出会ったコロンビアンの知り合いの家族がいるのだ。
その中でもサッカー教師をしているという人と仲良くなり、SNS上で「また会いたいねー」なんて話をしていた。


距離的に考えて、急げば今日、ゆっくり行っても明日には着くだろう。




しかし、ちょっと待って。

これ見て! ↓





Zarzal(サルサル)だって!!!!



サルサル。



こんなおもしろそうな名前の町、行きたくなるじゃないですか!




サルサル。




これは行くしかない。


ということでサルサルの町へ方向を変える。




    ↑きれいな木のトンネルをくぐって町へ入る。スピードを出させないためのバンプがあり、上下にドッスンドッスンしてかなり走りにくい




このようなのどかな光景が続くのかと思いきや、




中心はかなりゴミゴミしたところだった。(写真無し)



レストランで安い食事をすますと、そこのお客がこちらを見て(厳密には自転車と荷物を見て)キャアキャアと歓声を上げながら色々と質問してくれた。


旅をしていると割とよくあることだが、それでもいろんな人が注目して気にかけてくれていることは素直に嬉しいと思う。




町を一通り見て回り、さて先へ行こうとしたところで



プッシュー



という甲高い音が後ろのタイヤから聞こえる。



これは・・・

ものすごく嫌な予感が。





みるみるうちにペッタンコになるタイヤ。


ああ、やっぱり。
パンクしてしまった。




自分で直してみたが空気は抜けるばかりだったので、サルサル中心部までもどり、先ほどチェックしていた自転車屋を訪ねる。


「これはもうダメだね」


と、自転車屋からダメの烙印を押されたチューブは手早く取り替えられることとなった。



そうこうしているうちに時間がかなり押してしまったのでホテルを探す。

しかしなぜかどこもいっぱいで空きがないらしい。



こんな観光地でもないところで宿がないなんて・・・
としょぼくれる。
サルサルを出て先へ進むしかなくなってしまった。





サルサルから10kmほど走った地点。
そのあたりで、タイヤの様子がおかしいことに気がついた。


さっき直したはずの新品のチューブから、マックスまで入れていた空気がなくなっていたのだった。


入れたはずの空気が、いずこかへ消えてしまった。
たちまちの内に。




え?

・・・なにこれ手品かな?
それとも詐欺?





あの自転車屋め!

初診のときにタイヤのパンクを見抜けなかった時点で腕前は察していたが、高いチューブ代だけ持ってかれてしまった。

戻って「これをどうしてくれるのだ」と言ってやりたかったが、さすがにこの距離を自転車を押して戻る元気はない。


泣き寝入りするしかない。



ただ、これは自転車屋がすべて悪いとも言いがたく、この症状はタイヤのチューブがホイールのどこかで傷つき裂けていたのが原因だったようであり、
その裂けた部分を先ほど自分でパッチをつけて隠してしまったため、修理屋は気がつかなかったという具合だろう。



裂け目が入っている患部には修理パッチを張りつけ分厚くしてごまかし、無理矢理進む。

ここで寝泊まりするのはさすがに難しいだろう。
道路が近すぎるし見渡しも良すぎる。


  




行き着いたさきはLa Paila(ラパイラ)という村。


今日はここで宿を探すことにした。




最初に入ったホテルは20000ペソ(1000円)となかなか。

しかし2階建てで自転車の出し入れがしにくく、部屋の中もせまいうえにジメジメしていて若干すごしにくそうだ。


ここはとりあえずキープで他を探すことに。




他数軒を回ってみたがどこも部屋はいっぱいで空きがない。

最初のホテルに戻ってみると、そこもすでに埋まってしまったようだった。


なぜ・・・



なにか祭りでもやっているのだろうか。

寝床が見つからない腹立ち紛れに、なぜこんなに部屋がないのか聞いてみる。


この時期、ちょうど作物(サトウキビかなにかだったと思う)の収穫があり、パトロンが大量に人を雇っているらしい。
その人達がほとんどのホテルを占領しているため、このあたりにはホテルの空きがないということだった。




それではキャンプをしましょう!


と疲れた体を引きづりガソリンスタンドへ向かうが、テントを張ることを拒否されてしまった。

そこで相談に乗ってくれた人が近くの家を訪ね、おそらく友人の家だったのだろう、そこでキャンプさせてくれることになった。


軽食までごちそうになってしまい、ついていなかった日にやっと光が射したところでこの日は眠りについた。






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