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となりの国

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通り過ぎたのは タダ弁 と 水の都 と なきがら





数年前から思っていたが、ネコと蛇は似ていると思う。

よく比べてみてほしい。

長く尖った2本の歯、つぶれた頭蓋骨の形。

黒いまだらや波線のもようも蛇の柄を連想させるし、つややかな毛並みがウロコのように光っている。

蛇愛好家にとっての一番の魅力はあのつぶらな瞳なのだろうけれど、

それを除外しても両者の似ている部分を見てとると、彼らの気持ちが少しはわかる気もする。

ネコ = 蛇 という図式。



…でもやっぱり大好きにはなれないが。





この日は色々ありすぎて長くなってしまったので、別ページに続きを載せますね。↓




タラサの町を出発したのは11時すぎ。

もう昼だ。


朝食は食パン。

愛用していたチョコペーストのヌテラももうなくなってきている。

夜にペロペロ舐めていたのがよくなかったのだろう。



ホテルレストランの人達にさよならを言った。



町を抜けるとさっそく大自然がお出迎えだ。

3日も休んだので今日は調子がいい。

絶好調といってもいい。

なだらかな道をさっそうと駆け抜けた。



今日は天気が良すぎて暑い。

COCO FRIOと書かれたボックスを並べた人が道の端に立っていたので立ち止まった。

ココを一個おねがい。

値段を聞くと1500ペソ(75円)だったが、財布に1000ペソしか入っていなかったのでその値段にしてもらった。

もうしわけねっ(テヘ☆)
でも大きさは小振りだったし、いいよね。

    ↑喉が渇いているときにはすごくおいしく感じるヤシの実ジュース。しかし普通のときに飲むと薄くてマズい。今回は舌にピリピリくるが、とてもおいしかった。


    ↑きれいに実も取ってもらった。コリコリした歯ごたえで少しぶにゅぶにゅしている。味はアボカドの臭みを減らして薄くしたような感じ。小学生の頃に沖縄でこれを食べて嫌いになってしまい、今回も半分のこしてしまった。




川の横を走り続けている。

泥だらけの幅広い川だ。

時々その川に合流するかたちで、小さな川が前を横切る。




    ↑2つの川の色に差がある場所もあったりする



しだいに坂が多くなってきた。

半分ジャングルのような道の途中で、道路工事の人だろうか、数人が休憩している。

通り過ぎようとしたが、

弁当いらないか?


とこちらに呼びかけてきたので急ブレーキ。そしてターン。



なんとまたまた無料で弁当(食いかけ)をもらった。

コロンビアでごちそうになるのはこれで何度目だろう。

ありがたく受け取り、一緒に道路の端っこに座って食べた。



弁当の中はサラダがすべて平らげてあり、肉や芋はあまり手をつけられていなかった。

へえ、野菜が好きなのか。

おれは肉が好きだぞ。

野菜はあんまり。

おとなしく食べていると、今度は飲み物の差入。

白いのでオルチャータかと思ったら、どうやら牛乳のようだ。


しかし牛乳の味がしない。

もっと薄くて濃厚でクリームのような・・・

豆乳をもっとクリーミーにしたような味だ。

チーズやバターを作るときに使う生乳だろうか。

おいしくはないがあまりたくさんは飲めない味であった。が、すべて飲んだ。



お礼をいって立ち去ろうとすると、もう一個食えという。

目の前にはまた発砲スチロール製の弁当箱が。

さすがにもういいと、ジェスチャーで腹一杯のポーズをすると、

じゃあ持ってって先で食え、という。



載せる場所がないので困ったが、しかしせっかくくれるならふいにしてはもったいない。

バックパックから袋を取り出し、最終的にこのような形になった。↓


    ↑帽子の下の袋が弁当。非常にアンバランスである


メキシコの香りが漂う少し大きめのにぎわった町に出くわすが、ここは止まらずに走り抜ける。

色々見てみたい気もあったが、今日は暑いので止まりたくなかった。

それに腹も今は満ちている。



暑いと水がすぐになくなる。

2本あるボトルのうち1本が空になったころ、

水が盛大に吹き出す場面に遭遇。

新潟の冬に水が吹き出る除氷装置を思い出した。

先へ進めど次々と出てくる水の噴射。

これぞまさに「みずびたシティ」といったところか。


そんな みずびたシティ(村) はこの先ずっと続くことになる。
どうやら右手にある山のわき水をくみ出しているらしい。

草の中からしみ出しているわき水もあった。


    ↑ツタから水が垂れているのがわかるだろうか。ジワジワ出ている姿にマイナスイオンを感じた。



    ↑泥の川。粘土質の土が豊富なのだろうか



ここからずっと村がつづいている。

一度切れたかと思うとまたすぐに家が現れ、それにつられるかのようにまた軒を並べたところに出る。

家だけではなく、小さな急流や花もたくさん増え出した。











もうそろそろ放水も収まってきたかな、と思う頃にまたも噴水。

そこここでトラックを洗う人、バイクを洗う人、体を洗う人がいた。

なんて贅沢なんだろう。

こんなに水を使えるなんて!

さすがは水の都(村)。



道路には頭がつぶされた蛇の死体があった。

この旅を始めてまだ蛇には出くわしたことはないが、ここは多いのかもしれないので気をつけなくては。

そう思いながら、少なくなってきた水が心配になってきた。

さすがにあの勢い良く吹き出る水を飲む勇気はないので、一軒の小さな、普通の民家と見間違えるくらい小さな店に入っていった。



お水ください。



おじさんは子どもになにか命令し、その子が冷蔵庫から元は炭酸ジュースであろうペットボトルに入った水を持ってきた。

オレンジ色のプラスチックコップを手渡される。



水を買うつもりが、恵んでくれた。

さすが水郷の里(里)。



しかしやはり手持ちになければ心配なので、その先の商店によっていって水と瓶コーラを購入。

その店の人達と軽く話をして、いざ先へ行こうと道路に目を向けたら、そこにネコが倒れていた。

さっきまではいなかった。



ネコは体を掻くように後ろ足が痙攣していて、そして止まった。



寝っ転がっているのだと思って近づいてみるが、これは死んでいる。


道路の向こう側に繋がれていた茶色い犬が驚いたようにネコに一歩近づき、そしてこちらを見る。かわいい。

気がついた商店の人がしっぽを持ち上げて店の裏手に持っていった。


川に投げるのだろうか。

気づかないうちにネコの事故現場に居合わせてしまったのだった。



数秒間気に病んだが、それでもとくに気にすることなく先へペダルをこぎすすめる。
動物の死体とその死臭はこの旅で見慣れ、嗅ぎ慣れている。


あのネコがもし轢かれていなかったらあの後どうしていたのだろうとか、
だれかの足に顔をこすりつけたかったんじゃないかとか、

そういうことを考えながら走った。



    ↑景色はあいかわらずきれいだ…


かなり山がちになったが、坂道がきても今日は全然へこたれない。

スイスイ進んでしまう。

体の調子もあるだろうが、3段階に別れている大きいほうのギアを一番小さくしているのが原因ではないかと睨んでいる。

パナマ辺りから1~3まであるギアの3が空回って変えられなくなってしまったのだ。

今まではスピードが出れば楽に速く走れる”3”のギアをよく使っていたのだが、今はそれが無用になってしまったので漕ぐ力を軽くできる”1”のギアにセットされている。



ワイヤーを調節すれば直るのかもしれないが、素人目にあまり触りたくなかったため、そのままにしてあった。


これはメデジンで直してもらうことにして、今は足の回転数を上げて進むことにしよう。



しかしギアひとつでこんなに体力の消耗スピードが変わるなんて。

摩耗しそうだからとあまりギアをがちゃがちゃ変えないようにしていたのが裏目に出ていたのかもしれない。




    ↑美しい景色がつづく。斜面もそんなに険しくない


ここらで突然増えてきた兵隊とおしゃべりしながら隣で弁当を食べたり、途中の店でコーヒーブレイクしたり、きれいな景色を見たりしながら、

この日は自然の中にある15000ペソの宿に泊まった。



    ↑コーヒーブレイク。これで500ペソ(25円)は安いのか高いのかわからん



    ↑そこにいた子ネコ。近づくと席をゆずってくれた




時間は少し早かったが、山に囲まれているため暗くなるのが早かった。

兵隊が見回っているのもなにか危険があるからかもしれない。


そういうことを危惧して早々に切り上げた。
かどうかは、定かではない。






本当は疲れたからです。
あと安かったし。





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