- 2024/11/25
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今のところ自転車でなんとかやりくりしつつ 踏ん張りながら だましだまし 時には励まし合い時には喧嘩もしながら一人で世界を旅行中です。よかったらpart2 現地情報ややってほしいこと、知りたいことなどありましたらコメントかメールにて受付中!
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↑オカリナ吹いてたら通り過ぎていった馬の列
のんびり起床、ゆっくり支度。
チェックアウトはいつでもいいと言われてある。
足の疲れは残っていないようだ。
入水可能な小川があるそのホテルを昼前に出ると、すぐに町に入った。
こんなに近くだったら、昨日はこっちまで買い出しに行けばよかった。
車のトランクに野菜と果物を山盛りにした八百屋が前方から大音量スピーカーつきでやってきたので、マンゴーはあるか尋ねてみた。
ざんねんながら緑のものしかない。
しかしこっちなら、
と黄色でカカオ形の果物を取り出す。
せっかくなので買った。
昼ご飯にしよう。
町をすぎて橋を渡ると、そこから道がのぼり坂へと変貌した。
↑橋からの景色もいい
↑その橋から見えた緑の教会。中を見たかったが閉まっていたようだったのでやめた
ここが山脈のスタート地点らしいが、低速ギアをものにした今の自分の敵ではない。
というか、低速のパワーに気づくの遅すぎるやろ!
もう1年以上走っているというのに。
緩めの坂をどんどんゆく。
どんどん、どんどん。
なかなか順調ではないか。
道行く車や帰宅途中の行商人にみかんをもらったころ、
時刻は3時30分過ぎ。
軍がたくさんたむろっている空き地を発見。
その隣にはホテルとレストランが隣接している。
その空き地からの景色がもうね、素晴らしいのひとこと。
兵士達とも仲良くなり、疲れてきたのでここのホテルに泊まることにした。
25000ペソ(1250円)で高いという顔をすると、
いやでも部屋はいいから。ほらベッドもしっかりしてるしトイレも、ね。
と猛アピールする宿の主人。
高地だから大変なんだろうなぁ、と思いながら、無理に負けてもらって20000ペソ(1000円)に。
最近は20000ペソでも高く感じるようになってきた。
窓からはさっきの景色が見渡せる。
が、虫が多い。
変な虫がわんさか部屋に遊びに来てくれる。
しっかりしすぎて体が痛くなるほどのベッドだが、しかし清潔な部屋に不満はない。
レストランのスープはみそ汁によく似た味だった。
元気が出てくる味だ。
そこのおばちゃんが活発に注文を取っておしゃべりに花を咲かせてくれた。
その日はゆっくりと休むことができた。
ずっと今日くらいの坂が続けば楽だな、と考えながら。
その先にどんな魔物が待ち受けているかも知らずに・・・