- 2024/11/22
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今のところ自転車でなんとかやりくりしつつ 踏ん張りながら だましだまし 時には励まし合い時には喧嘩もしながら一人で世界を旅行中です。よかったらpart2 現地情報ややってほしいこと、知りたいことなどありましたらコメントかメールにて受付中!
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サンハシントの高そうで安いホテルから。
もう1泊しようか迷ったが、体はそんなに疲れていなくてまだ走れそうだったので出発することにした。
スタッフの2人に挨拶。
人が昨日と同じなのは、おそらくここに住んでる家族なのだろう。
初めはうさんくさそうな目で見られたが、今は笑顔を向けてくれる。
サンハシントを出て数km、すぐに次の町を通り抜けることになった。
くだり道をスイスイ降りていると崖の上からその町、El Carmen de Bolibar(エルカルメン・デ・ボリバル)を眺めることができた。
そこにこのようなものが。
気になる。
そのカテドラルへ行くための道は泥だらけでデコボコな上、スラムを通らなければならない。
寄り道になるが、
しかし行ってみようじゃないかと。
で、行ってみました。
普通の教会でした。
ステンドグラスもないし天井に換気扇のプロペラがまわっている。
神々しい聖地というよりは、近所の気軽に行く社交場のような雰囲気だ。
この日は日曜日なので大勢がこの教会に押し寄せ、ミサを行っていた。
疲れたので教会前で休む。
太陽が出ているため気温はかなり高い。
ハイウェイ上ではそんなに栄えてなさそうに見えたのだが、中に入るとこのようになかなか大きなところだった。
座っていると何人かがこちらへ近づき話しかけてくるが、なにを言っているのかまったくわからない。
人と話す気にもならず、適当に流してしまった。
昨日買った鞄はこのように後ろにつくことになった。
なかなか決まっているでしょう?
自転車鞄がもういっぱいなので、少し入れ所が増えて嬉しい。
さて、改めて出発。
下を見下ろす景色が増えてきた。
くだりも多かったため標高を上げている実感はなかったが、けっこう高いところまできたのかもしれない。
そういえば夜寝るときに暑くて寝苦しくなることがなくなった。
どちらかといえば肌寒くなった。
昼が暑いのは変わらないが、熱帯夜がなくなったのはそれだけ山の高いところまできたということなのだろう。
連日走っているので疲れがたまっているようだ。
持ち水もなくしんどくなったので、夕方になる前にこの日を終えることにした。
Ovejas(オベハス、もしかしたら違うところだったかも)という村の公園で一旦休憩。
パナマシティの泊まり客の一人が持っていたダンボール(?)とかいう小太鼓を鳴らす民族楽器売りが斜め向かいのベンチに座っている。
のどの渇きを我慢しながら泊まる所を探しにいく。
が、なかなか見つからない。
10000ペソ(500円)で泊まれるところがあると聞いたのでそちらへ向かってみるがどこにもない。
途中、袋パックの水を2つタダでもらった。
のどを通り越してもう体がカラカラだったので、とてもありがたかった。
知る人ぞ知るところなのだろうか、その安宿の存在を知っている人が少なく見つけるのが困難だと判断し、別のところを探すことにした。
ガソリンスタンドの隣にある部屋は15000ペソ(750円)。
これでもかなり安い。
部屋の作りがおざなりで店員もなぜかものすごく不機嫌なのが残念なところだ。
ここで連泊はさすがにしたくないという気持ちにさせられた。
次は食堂を探す。
が、これまたなかなか見つからない。
安くてたくさん食べれるところを探そうとしたのが悪かった。
食堂自体この村には少ないようで、数時間無駄にウロウロしたあげく、結局ホテル近くの食堂で済ますこととなった。
そんなこんなでこの村の端から端まで何往復も動き回ったのでとても疲れた。
嬉しかったことはここの物価が非常に安かったこと。
1.4ℓのコーラが2000ペソ(100円)で買えた。
ここで整理してみよう。
こちらでは1ℓのコーラが無くなったかわりに、400㎖と1.4ℓのボトルが増えた。
そしてそれぞれの値段がこちら。
400㎖ … 1500〜2000ペソ
600㎖ … 2000〜2200ペソ
1.4ℓ … 2000〜3000ペソ
全部2000ペソで買えんじゃねーか!!!
場所によって値段がこんなに違うもんなんですね。
600㎖のコーラを買うなら同じ量の別のものを買ったほうが安いことが多いです。
ぐったりしながら部屋へ戻り、中に入ってくる無数の蛾を眺めながら眠りについたのでした。