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となりの国

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早起きは健康に大敵! Cartago






今日も朝早く起床。
なぜなら朝食があるからだ。


このホステルは朝7:30〜8:30にパンケーキとフルーツの軽食がでる。
それを狙ってここ数日は早起きをしている。
なんと、毎日8時起き!

おかげで昨日の夜は気を失いそうになるほど眠かった。


キッチンで皿を受け取ると、料理を提供していた男性スタッフが「もっといるだろ?」と自分の分の果物を全部こちらの皿にうつしてくれた。

出発時にはホステルスタッフ3人に見送られて狭い入り口から出発。
泊まっていたときもこちらを気遣う素振りを見せていたり、最初のにらみ顔からは想像がつかない。

ツンデレというやつだろうか。



天気はあまりよくない。
雨が降ってきたのでちょうどあったマックに逃げ込んで、ついでに早めの昼食を食べる。

そのすぐ近くに自転車屋とアウトドアショップがあり、自転車パーツをつけたかったが節約やその他の理由でやめた。



その先は高速道路になっていたようで、自転車通行禁止マークが見えた。
しかし目の前には2台自転車が走っている。
地元民だろう。

何か言われたら怖いので、そのうちの1台にこっそりついていくことにした。


風防のため真後ろを走る。
料金所が見えたが、その自転車乗りはそのままスルー。
入ってしまってもいいのか心配になったが、こういうときは平常心。
顔に出してはだめだ。

通り抜けた瞬間、料金所の中からブザーが鳴る。
あせって振り向く地元民。
あ、やっぱりこの人も気にしてたのね。


それでもなにごともなく道を通り抜けることができ、トレースしていた地元民が道を逸れると、すぐ目の前に現れた別のサイクリストにのり移る。

浮遊霊になった気分だ。
…いや、この言い方はよくないかな。
「他の人と一緒に走っている気分だ」に訂正。



キツいのぼり坂になった。
隣町Cartago(カルタゴ)までは20kmとすぐ近くだったため軽く着いてしまうと思っていたが、これは誤算だった。
ガスカードリッジ(大)がザックに増えた分、すごく重い。


しかもここで

アラブリーデーーーーーーー(ラブラディラブラディラブラディラブレェディ×2)ーーーーイ

とBill WithersのLovely Dayを歌ってしまったものだから、酸欠になってクラっときてしまった。
一瞬目の前が真っ白になった。


    ↑しかもこんな天気なのに。全然ラブリーデイじゃない

まだ大丈夫まだ大丈夫、と息を吸わずに伸ばしていたせいなのだが、
いつもよりも限界が近いといいますか、「ここが限界!」っていうところから意識が遠のくまでの間の時間がいやに短かった。
ちょっと高いところにいるせいだろうか。

しかし現在の標高は未だに知らない。



それから歌はLOVE PSYCHEDELICOのbeautiful daysに移り変わるとともにくだり道になり、新垣結衣のHeavenly Daysになったあたりで左へと道を折れた。
その後なぜか坂本冬美の夜桜お七を歌いながら、
お江戸でござる懐かしいなー 面白かったなー 杉浦日向子さんの解説とダメ出しが毎回よかったんだよなー 杉浦日向子さん癒されたわー
なんてことを思い出しながら町へと入った。


カルタゴの入り口にも大きめの自転車屋があったので覗いてみるが、めぼしい物はなかった。
このへんはランクの高いサイクルショップが多い。

だが、今探すべきなのは自転車屋ではない。
お宿でござる。



カルタゴはサンホセよりも安い宿があると聞いてきたので期待していたのだが、



ペンション「お一人様ですか、そうすると14000コロン(2500円ちょっと)ですね。一人なので今なら13000コロン(2300円ちょっと)でご提供できます」

B&B「うーん、うちは今いっぱいなんだよねぇ。もう一個のB&Bにいってみてごらんよ、有名なとこ」

町外れの気のいいタクシー運転手「こっちにもホテルあるけど高いぞ。中心部にもどって探すんだな。ははは」

安いと有名なB&B「電話番号渡すんでマネージャーに聞いてみてください。え、日本語しか話せないんですか。そりゃ大変だ(笑)じゃあちょっと待って… ええと、朝食つきで35$です。もっと安いとこ?いいやないねぇ。そのペンションが一番なんじゃないの?」

中心部のB&B「料金は朝食付きで15000コロン(2700円)だけど、もういっぱいだよ」



なんすかこれ。

まずホテルが少ないし、安くないし。
ペンションなんて、2回も紹介されたからね。
付いていったら「あ、ここ最初のところだ」って。

今思えばこのペンションは、あのレベルであの価格だったらかなりの高物件だったんじゃなかろうか。


で、
3時間探しまわった後、
最後に聞いたB&Bの目の前にホテルがあったんでそこに泊まりました。
トイレシャワー別で12000コロン(2100円)と言ってたのが10000コロン(1800円)に変わり、8000コロン(1500円)にまで値下げしてくれた。

中米では10$前後のホテルを目安に探していたのでこれでも高いのだが、しかし値下げしてくれたのは助かった。


というのも、探している最中に眠気と疲労とでフラッフラになっていたのだった。
立ち寝しそうになりながら探して、やっと見つかったこの宿で倒れ込んだ。
その後、体中の筋肉痛と熱と頭痛で5泊した。(これを打っている今も泊まってる)


そう、だから無理に早起きをしてはいけないのだ。
寝不足になると風邪を引きやすく、そうでなくても体温が下がったままの状態が続くため寒気を感じたり腹を下しやすい。
自分はロングスリーパーのため、ひとより多く寝ないといけない。
いつも出発が遅いのにはちゃんと理由があるのだ。




まあそれはさておき、町の様子を書いていこう。


宿を探しているときにみつけた教会跡のようななにか。


中は庭園になっていて犬たちが駆け回り、とてもきれいだった。



後日行ってみたが、門が閉ざされていて入ることができなかった。
非常に残念だ。
でも門が開いていた日は具合が悪かったし、しょうがない。


    ↑門外から撮った写真



カテドラルはやはりカルタゴ巡礼の日に近いとあって、人が行列をくんでいる。






周辺もお祭り騒ぎ。
綿あめやりんご飴も売っていて、日本の祭りに近い雰囲気を感じることができた。


教会の中。






巡礼者はこのように膝をついてすり寄りながら祈りつつ中央へ向かう。
なんだかすごい異様な光景だった。
これをしようと、教会の中央入り口だけ混み合っていた。

宗教性の強い行事ではあるが、多く人の表情はニコニコしていて楽しそうだ。
そう、これくらいがいいんだよね。
必要以上にいかめしくする必要はなく、強制的でもなく、楽しんでできればそれが一番いいと思う。こういうのは。










正面はこんなの。



そういえば黒いマリア像が有名らしいが、見るの忘れたなぁ。
まあそこまで興味ないし、いいか。



それよりも、ここは甘い物であふれている。
そっちのほうが重要だ。

  





ここのミックスナッツが安くておいしかった。



菓子パン屋の数も多かった。

その安さのあまりメキシコではたくさん、でもないがそれなりに食べたものだった。
正直当たり外れが大きいのでもう当分いらないかな、と思っていたが、ここでまたそれなりに買うことになるとは!

外れを引くとほとんど同じ味しかしないメキシコの菓子パン。
クッキー生地みたいなものを使っていて、それがマズくはないのだがすぐに飽きてしまう味なのだ。
おいしいのはすごくおいしいのだけど。


さて、こっちの菓子パンはどうか。


…メキシコよりは外れが少ない気がする。
うん、おいしいおいしい。
特にパイがおいしかった。
上にレモンジャムのようなものが塗ってある気遣いもうれしい。


値段はとても安いわけではないが、これなら食べ続けられるかもしれない。






ホテル近くには線路と駅のようなものがあった。

電車があるとは珍しい。
今も動いているのだろうか。

久しぶりに見た電車は少しだけかっこよく見えた。



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