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コアテペケ湖岸キャンプとクルージング 〜 Lago de Coatepeque




サンタアナのホステルを出る。

オーナーのカルロスさんの話では、次に目指すLago de Coatepeque(ラゴ・デ・コアテペケ、コアテペケ湖)まで自転車で2時間らしい。


    ↑サンタアナの街中はこんな感じでした

迷わないように国道1号線の大きな道路を辿っていくことにしたので、数日前に来た道をずっと戻り続ける。

ちょっと心配になるくらい戻っているので、まわりの人に確認しながら。

地図上では、いいところで左に曲がることになっているので、通り過ぎないようにしなくてはならない。

案内標識も現れてやっと道がはっきりわかったというところで、腹が減ったので道端にあった食堂に立ち寄った。

ソパ デ レス(牛肉のスープ)をもらう。

これにジュースとトルティージャがついて2$だ。
エルサルバドルの食堂は2$に値段設定されているところが多いみたいだ。



食べていると店員のおばさんがにこやかにこちらへ質問を投げかけてきたので答えた。

アラスカから来たんだよ。10ヶ月くらいかなぁ。そうそう、ニカラグアとパナマの方に行くの。スペイン語はちょっとしか話せないんだ。自転車で。うん、大変だね。サンサルバドルに行くから。んーん、日本。歩くのは好きだよ。

すると斜め向かいに座っていた新聞を熟読中の男性がこちらのお代を払ってくれた。

なんとありがたい。

タダでもてなされるの、エルサルバドルに入ってこれで3度目だぞ!

ここのジュースにはみかんの粒を4倍に大きくしたような形の果肉が入っていた。

色はきれいな透明の黄色。

中に黒い種が入っているのが見える。

これはなんていう果実だろう。

聞いておけばよかった。

とりあえずフェニックスの羽ジュースとでも呼ぶことにして、

とてもおいしかったのでまた飲みたい。

昼ご飯もすんだところで出発。

ロータリーをぐるっと回って左折。

そこからは山道だろうと思っていたが、そんなにたいしたことはなかった。

アップダウンがあるが、下りの方が多かったように感じた。

疲れたので途中で休憩し、オカリナの練習をした。

新譜「コンドルは飛んでいく」は、恰好よく吹こうとすれば難しいが覚えやすい音符配置だ。

装飾音符やトリルがたくさんあるので、やったるぞーという気になる。

おそらく1時間以上費やした休憩を終え、先へ進むとすぐにコアテペケ火山湖への道にぶつかった。

ここから国道を外れ、右に曲がっていけば湖につくはずだ。



ここからはさすがに坂がきつくなるだろう、と思っていたが、ここも思っていたほどではなく、あっさりと進むことができた。

Y字路に当たり左が湖だと看板が言うので、それに従っていく。



    ↑ようこそ観光地へ。コアテペケ湖 左 と書かれている


その先は急なくだりで地面はガタガタ。

道が非常に悪い。


    ↑↓降りている最中チラチラっと見え隠れする湖



これは帰りが大変だ、と辟易しながらブレーキをすり減らしていく。

ずいぶんとくだって、湖の岸近くへ辿り着いた。




    ↑イパラ湖に比べたらとんでもなくでかい


    ↑湖の岸に沿ってグルっと家が並んでいる


    ↑きれいに撮れているが、そんなにきれいでもない


体の疲労感を感じながらゆっくり湖を見ていると、横から「15$でボートに乗って回れるぞ」というセールストークが挟まる。

さすがに高いしそんなに興味もないので断り、ホテルを探しにそこを離れた。

キャンプでもいいのだが、一応ね。

いいとこあるかもしれないし。

しかし近くのホテルは高くて無理。

村人たちもあんまりこちらに対していい顔をしていなかったので、今日中に戻って別の町へ行くことにした。



その前に商店で飲み物とアイスを買って休憩。

するとそこの親子とまたまた会話が始まる。

ここに泊まろうと思ってたけどホテルが高いから向こうの町に行こうと思うんだ

ということをなんとか伝えると、2人は

キャンプなら湖畔でできるよ。

と、たまたま通りかかった知り合いらしき男性を案内役に任命。

案内人についていき、さっき湖を見たところの食堂へ。

おばちゃんに話をつけてくれたみたいで、あれよあれよという間にここにキャンプすることになった。


自転車を置き湖を眺めていると、
「10$でクルージングしない?」

しないと答える。

じゃあいくらなら出せるのか、という質問に3$かな、と答えると、じゃあ6$では?それじゃあ・・・・・・

で、5$で乗れるということになった。

5$ならまあいいか、今日あまり金使ってないし、せっかくここにキャンプするんだし。

ということで食堂のおばちゃんに荷物を見てもらってボートで遊覧してきた。



 
    ↑せっかくなので写真もいっぱい収めておいた


    発進




    ↑別荘みたいになっているのだろうか?


    ↑この一番高い山が火山らしい。ちゃんとした町はその麓にあるのではないかと予想




スペイン語圏の人はよく人の物の値段を聞きたがるので、それを真似して「このボートはどれくらいか」と聞いてみたところ、

3400$也!



でも一生ものだからな!

と言ったとか言ってないとか、わからないが多分そんなことを言っていたのだと思う。





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