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となりの国

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久しぶりに ワープします Ipala

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フリホーレス

メキシコから出てきた食べ物「フリホーレス」。

黒豆を塩で煮たもので、形状も煮豆・こしあん・粒あんと様々あります。

現地の人の食べ方を見るに、トルティージャに挟んで食べるのが一般的らしいです。

メキシコではたまにおいしいのが当たるけど大体は甘くないあんこといった感じでした。
すごくまずいっていうのもあまりありませんでしたが、無味のものは食欲の湧かない味です。

でもグアテマラのフリホーレスは塩味が効いておいしいものが多く、なかなかどうしてでした。

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今日でチキムラさんとはさよなら、
先へ進む。

数十km走り、ここで右に曲がる。

まっすぐ行った方がエルサルバドルに近いのだが、もう少しグアテマラをまわってみるというのと、直進したところの国境はホンジュラスと近いので避けて行こうという魂胆だ。
国境付近は治安が悪いことが多いらしいから。

道を右折するとENIGMAと書かれた門を発見。

メキシコで盗まれた自転車1号車のエニグマ君を思い出す。

ああ、やつは今幸せにやっているだろうか。

どこかで乗り回されていたらいいなぁ。

できればメンテナンスもこまめにしてもらっていて欲しい。

部品分解とかされていたら嫌だなぁ。

その先には大きな工事現場が道路右手側に見える。

そこで2つほど露店の簡易食堂になっていたので、自分も混ぜてもらった。

ジャガイモと鶏肉を煮たものと、煮豆状のフリホーレスに米を入れたもの、白い半透明の実を丸ごと入れた生ジュース。

ジュースは何杯でもおかわりさせてくれ、それで15Qだった。


    ↑こんな感じで人もいっぱいいた。工事をしている作業員達だろう


    ↑まわりの景色。グアテマラは山がきれいに見える

その少し先にSan Jose La Arada(サンホセ・ラ・アラーダ)という村がある。

地図によると、そこからしばらくは町がないらしい。

村に立ち寄り店でコーラを買って飲む。

そこのおっちゃんが言うことにゃ、

この先はキツいし遠いぞ。バスなら多分10QくらいでIpala(イパラ)に着くと思うのにな。

ついさっきも看板で名前を目にしたが、イパラという町は地図には載っていない。

どこにあるの?と聞いてみると、ここから20km先だそうだ。

それくらいなら自転車で行けるだろうと、おっちゃんの提案は断っておいた。

そのおっちゃんにトイレを借り(すごく嫌な顔をされてしまった)、お礼を言って出発。

村を出た直前からすでに急な登りになっていて、どうにもこうにも乗ったままでは進めない。

 

自転車から降りて歩くがすぐに疲れてしまい、毎2kmほどで休憩をいれる。

天気も良すぎて暑く、水がどんどんなくなっていく。

しんどい思いをしながら休憩含め1時間以上歩いていると、後ろから来たトラックが目の前で止まった。

これは・・・もしや・・・・・。

どこまで行くんだ?

イパラ

乗せて行ってやろうか


やっぱりか!!

これは自転車旅ではなく、もっと自由にやっているものだ。
無計画に、とも言う。

だから別に断る理由もないし、快く乗せてもらおう。

中から男2人が出てきて、自転車を荷台に積むのを手伝ってくれる。


いやーそれにしてもトラックに乗せてもらうのは久しぶりだ。

カナダの中期ごろが最後だった気がする。

あ、一度メキシコのアクルコで自転車が壊れた時に乗せてもらったんだっけ。

でも普通に走っている時に誘われたのは本当に久しぶりだ。

メキシコからはトラックの荷台に乗せてもらっている人をよく見かけるので、頼めば簡単に乗せてくれるだろうけど、なんとなくやろうとは思わなかった。


 
    ↑車上での写真1 崖下になにかがある

車はガンガン飛ばし坂道を駆け上る。
しばらく急な登りが続いた。

これは、歩いていたら大変なことになっていたな。

というか、すぐ右は崖でスピードも落とさないからめっちゃ怖い。

荷台に乗っているため臨場感が半端じゃない。

しかも自転車を押さえていなくてはいけないので、もし崖に落ちてしまったらどう抜け出せばよいかを考えていた。

    ↑車上での写真2 適当に撮ってたら写り込んだ看板。この下はすぐに崖である

    ↑車上での写真3 このスピード感


10分ほどしてイパラまでワープが完了。

エルサルバドルは向こうだよ、と道を教えてもらったが今日はここで泊まることにする。

 

それにしてもこのイパラ、地図(無料でもらったもの)に載っていないから小さいのかと思いきや、けっこうでかい。
「大きくはないけどまあまあってところね」(魔女の宅急便 より抜粋)という感じだ。

セントロではマリンバとバンドで演奏をしているし、もっと中へ入るとごちゃごちゃとした商店街になる。

というか、グアテマラの大きな街はたいていどこも看板が道路に突き出し喧噪としたところのようだ。




ホテルの場所を何度も聞き、やっと発見。

隠れ家的なホテルだ。

2階建てでしっかりとしたところなのに料金は60Q(780円とかそこら)。

張り紙にはwi-fiという文字とそのパスワードが書かれている。

1泊お願いすると、

ここは火山があって湖がきれいよ

と宿のスタッフ。

そういえば町の外れでも volcan と書かれた看板があった。

通り道にあるみたいだし、行ってみようかな。

調べてみると、グアテマラは火山の国らしく何十個もの火山が見られるそうです。

ってことは温泉もたくさんあるのかな。

街中はお祭り騒ぎで露店がいくつも並び、特設ステージにはさっきのバンドが演奏の準備をしている。

日本の祭りにあるスマートボールと同じ感じで、回して遊ぶサッカーゲーム台とゲーム筐体がいくつも並んだテントがあった。

今日はこの屋台で夕食を食べた。




なかなかおもしろい街だなぁ。




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