メキシコ初めての町メキシコシティではほとんど英語が通じなかったため、メキシコでは英語が通じないと思っていました。

しかしもっと田舎の方へ行くと、英語を話せる人はそこそこいるようです。
その多くは、昔アメリカに住んでいた経験があるからだそうですが、
ほとんどは片言の英語しかしゃべれません。
おそらく田舎ではあまり稼ぐことはできず、アメリカに出稼ぎに行っていた人が英語を覚えて帰ってきた　ということなのでしょう。多分。

もちろん学校で習ったという人もいました。

でもやはり話せる人は少数派のようなので、英語万能どこでも使える　とか考えてる人は気を引き締めて旅行しましょうね。

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ハルパの街中を通り、グアダラハラ方面へ向かう。

　　　　↑割れた岩山から奥の景色が見える


　　　　↑通りがけの、なんだかよくわからない跡地


近場のJuchipitaという町で一泊。





　　　　↑夕食の卵料理とチョコシェイク。会計時、少しぼったくられた気もしなくもない

路上販売していた果物屋が片付けをしていた。

果物が詰まった重い箱をポンと放り投げ、トラックの上に乗っている人へパスする。

トラックにいる人も軽々とそれをつかみ上げ、トラックの荷台に詰んでいく。

その小気味良いテンポと重労働のはずなのにやすやすと行われる様子が素晴らしく、ちょっとやってみたいとすら思った。

次の日から、道はキツい上り坂が続く。

最近はちょこっとずつ距離を伸ばしていたので、久しぶりに大汗をかきながらの行程だ。
飲み物が急速になくなったので、小さな集落の商店でジュースを補給。
そこにいた、アメリカに数年住んでいたという男性と話をしたのだが、
英語がものすごくうまくて、こちらが会話に窮した。


次の町まで3/4くらいの地点にきて、やっと下りが見えた。
ほんの少しだったが、ありがたく下らせていただく。

あたりはもう暗くなってきていた。
メキシコに来てからというもの、身の安全の為できるだけキャンプはしないようにしているが、
今日は意を決して草むらにキャンプしなくてはいけないかもしれない。
心配になってきた。
こういうだれもいない所こそ、強盗が起きそうではないか。

どこか隠れられて、なおかつ寝心地のいい場所を探しつつ、急いで先へとペダルをこいだ。


夕方５時、畑仕事をしているおじさんを発見。
すこし躊躇したが、話しかけてみた。

次の町まで、あとどのくらいだろうか

この人も英語を話せるようで、
のこり約15km、5km上りののち下りでその後は楽、日没まであと１時間30分
ということを教えてくれた。

少し立ち話をし、再出発。
夜までにギリギリで町に着けそうなので、キャンプはしないことにした。


急いで坂を下り、Ixtlahuacan Del Rio（イストラウアカンデルリオ）の町へようやく着いた。

ひさっびさの長距離運転に、ふらふらになりながら170ペソのホテルへ。
狭いし外へ出ないとWi-fiが繋がらないが、安いので文句はない。
あるとすれば、シャワーが水しか出なかったことだろう。
ずっと上りだったと言ったとおり、ここは標高が高いので、夜は寒いのだ。


疲れが取れていなかったので、観光がてらにもう一泊することにした。
今度は別の宿を取る。

探しまわったあげく、200ペソのところに決めた。
おかみさんいわく、シャワーもちゃんとカリエンテ（温かい）らしい。
ネットは繋がらないので最初の宿のほうが割はいいが、お湯で体の疲れを取りたかった。

いざシャワーを使ってみると、まったく湯がでない。
どうやらボイラーが壊れていたらしい。

こちらは疲れてストレスが溜まっていたせいもあり、
なんどもなんども店主を呼び寄せて「水しか出ない、水しか出ない」と言い、
しまいには値段を安くしろと要求する始末。

だってこれじゃあ前のホテルの方がいいじゃないですか！
悔しかったんだもん。

３時間後、
最終的には別室を用意してくれるということで落ち着き、前より小さい部屋で寝ることになった。
自転車も別の部屋に置かれてしまった。
思えば最初っからスタッフ達の感じは悪かった。
別のところにしておけばよかったと後悔しながら眠りについた。



次の日、自分よりすこし若い男性スタッフが、
僕のうちだったらパソコン使えますよ、すぐ近くだし
と言ってくれたが、迷ったあとで先を急ぐため断っておいた。