- 2024/11/22
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今のところ自転車でなんとかやりくりしつつ 踏ん張りながら だましだまし 時には励まし合い時には喧嘩もしながら一人で世界を旅行中です。よかったらpart2 現地情報ややってほしいこと、知りたいことなどありましたらコメントかメールにて受付中!
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前回、寝不足には気をつけようと言ったな、
あれは嘘だ。
前日は夜3時まで起きていて、次の日に起きたのは11時。
ある程度支度して残り時間でネットをしていたら退室催促の電話がかかってきた。
急いで荷造りを終え外へ飛び出す。
次はどこでストップするのか決めていなかったが、El Valle(エルバジェ)という山の上の観光地に行くことは決めていたので、とりあえずそこの近くまで行こうと思っていた。
道を走っていると、後ろから声をかけられる。
振り返ると、ニカラグアの入り口で出会ったチャリダーの一人がいた。
驚いた。
だって先に行っていてもうメキシコに帰っているものとばかり思っていたから。
また会えるなんて思いもしなかった。
しかも彼はこの日サンティアゴを出て、もう118kmも走っていると言う。
これはすごい。
もう一人の人は金がなくなり先に飛行機で帰ってしまったそうだ。
そして「さっきのクロコダイルの死体は見たかい?」と聞かれた。
大声で歌うのに夢中で全然見ていなかった。
そういえばなんか死体があったけどそんなの日常茶飯事だ。
大きなイグアナかなー、なんて大して気にせず通り過ぎてしまった気がする。
うーんダメだな。
せっかくの注目すべき点を見逃している。
ちゃんと見ていればこの道路の行程も楽しいものになったかもしれないのに。
もっとあとに話したことなのだが、実はコスタリカのハコで大量のクロコダイルが見られる橋があったそうな。
そんなの知らないし見てないけど。
橋?
まさか、、、
ここのことか!
↑橋の上から撮影したもの
って全然いないし!!!
もしかしたら街中じゃなくて本道のほうだったのかもしれない。
ハコへ行く道だけずれていたんですよね。
ハコへよらずにまっすぐ行けば見れたのかなぁ。
それか時間帯が悪かったのかも。
自然な流れで一緒に走ることになった。
「いつも言葉が通じず大変だろうから、いっちょキャンプ地探しを見せてやる」
とのこと。
まわりの人たちにスペイン語で道を聞いてくれる。
いやー楽でいいねぇ。
やっぱりスペイン語しゃべれるほうがいいよなー。
彼はビーチを目指しているようだった。
そんなに海に近づいていたのか。気づかなかった。
そして目的の道を見つけたのか、ハイウェイを逸れて海の方へ。
↑Playa Blanca(プラジャブランカ)に入る。プラジャ=砂浜、ブランカ=白
道を下るとそこには・・・
めっっちゃきれいなんですけど!
海もきれいに見えるし、砂がけっこう白に近い。
まぶしいくらいだ。
さすが”白い砂浜”という名前のことはある。
↑二人の自転車の跡。バックパックを背負っている分自転車は軽いので、あまり沈まずにスイスイ進める
そしてここでキャンプすることになった。
↑このテントの小ささを見よ!↑
↑この日は自転車の荷物も全部入れたので、もうギュウギュウ詰めでした
メキシカンチャリダーの彼は、相棒と別れてからまた別のチャリダーにあったそうだ。
しかし数週間で疲れてしまい、先にバスに乗ってパナマシティまで行ったらしく、それで先を急いでいるようだ。
パナマからはボートを使ってコロンビアへ行くようだが、お金がもうないので船で働くかわりにタダで乗せてくれるようお願いしてみるらしい。
以前、何かの旅行小説※で
「英語(この場合はスペイン語だが)ができたほうが安く旅ができるよね」
と書かれていたが、まさにその通りだなと思った。
※おそらくこの本だろう。
沢木耕太郎『深夜特急』
巻末のインタビューに載っていたはずだ。
オカリナで「コンドルは飛んでいく」を吹いてみせる、静かな声で
「cool(すごいね)」
と言ってくれた。
本心なのかお世辞なのかはわからないが、素直に嬉しかった。
↑見にくいけどヤドカリです
↑夜に雨が降ったが、通り雨ですんだ
あ、そうそう、
自転車で砂浜を走るとチェーン(鍵のほう)の鍵穴に砂が入って使えなくなることがあるので気をつけてくださいね。
スリップもしやすいので、できるだけビーチ並みのサラサラな砂地には入らないようにした方が良いと思います。
あとテントは2〜3人用のものを買った方がいいかもしれません。
重量やスピードにこだわるならちっちゃいのでもいいかもしれないですけど。