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ブログ引っ越しのおしらせ


突然ですが、今日から引っ越します!


というのも、ブログの画像容量がそろそろ限界ギリギリなのです。
昔の画像を消すのはしたくないですし、仕事ができないのにブログに月500円なんて払えません。

ちょうどコロンビアが終わって切りもいいところですし、新しいのを作ります。
っていうかもう作りました。


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ページの形式もこれから少しずつ修正したり増やしたり色々やっていきますので、どうぞよろしくお願いします。

これで画像の大きさを少し大きくできるし画質も多少よくできるかも!!
楽しみです。



なお、「こうしたほうがいいよ」「これをやってほしい」というアドバイスなどありましたらお手数ですが記事コメント、拍手コメント、メールなどにて教えてください。


まだまだ未熟ものですが、これからもどうぞ楽しく末永くおつきあいください。


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命題「パッカーとチャリダーの違いについて」の予行




最近は動画作りに精を出しているせいで、ブログの更新をないがしろにしてしまっています。

書きたいことはあるのですがなかなか手がつけられないジレンマ。



ということで、ずっと書きたいと思っていた

「バックパッカーとチャリダー」

についての考察的ななにかを書き出してみたいと思います。


しかし、数日前に下書きをしたためてみたところ、本一冊とまではいかないまでも映画のパンフレット一冊分はありそうなくらい長くなりそうな勢いでした。
内容が多すぎて途中で下書きを諦めたほど。



なので今回はもっとざっくばらんに、ザザッとジャッと、体験版のような感覚で筆を、もといキーボードをとってみます。
いやキーボードとったら打てないけど。

まあ今のところの考え、ということで。



___________________




色々な人と話していると、どうも「旅行者」というくくりで見られてしまうことが多い。

しかし実際は同じ旅行者でも、バックパッカーとチャリダー、ライダーや自家用車旅行者、そして短期旅行者では全然違うものなのだ。


今回はバックパッカーとチャリダーの違いを紐解いていこう。(大雑把に)




  1、荷物  


多くの土地を訪れていると、仲良くなった人からお土産を貰うことがたまにある。

これはすごくありがたい。
ありがたいのだが、チャリダーに取って荷物が増えることはかなりの非常事態だ。

詳しい話は今回省くが、荷物も無限に持てるわけでもないし体力や自転車の故障の原因になるなど、問題が多々あるのだ。



その点バックパッカーはチャリダーほど気にしなくてもいい。
なぜならバックパッカーの移動のほとんどは乗り物だからだ。

荷物を背負って歩くより乗り物に乗せておくことのほうが多いので多少の重量の違いは大きな問題まで発展しにくい。


もちろんこれは人によりけりで、バックパッカーでも荷物を軽くすることを念頭に置いている人もいるし、乗り物をほとんど使わない人もいるので一概には言えない。


だが、体からはみ出ている巨大ザックを背負い揚々と街をさまようバックパッカーを何十回も見るにつけ、きっと荷物制限の問題は自転車ほどないんだろうな、と思うのだ。



ということで1の違い、

  荷物の臨機応変さ






  2、睡眠  


これは本当に偏見だと思うのだが、バックパッカーは起きるのが遅い人が多い気がする。

ドミトリーでは昼過ぎまで寝ているバックパッカーを一人は見る。


というのも、彼らの移動はバスの時刻に左右されるわけで、昼から発つ場合は別に頑張って早起きする必要はないのだ。



逆にチャリダーは起きるのが早すぎるということもある。
毎日朝5時に起床とか、わりと普通にあったりするからね。
びっくりだよね。


自転車の場合は、早く出発しないと走れる時間=距離が稼げないというのがあるのでしょうがない。


こう言うと自転車乗りは健康的に見えるかもしれないが、一日中自転車に乗って同じ姿勢でペダルをひたすらこぐので、実際ボロボロである。

体も、そしてケツも。




2の違い、

  活動時間




あ、自分っすか?
自分は・・・・・・バックパッカー生活ですね完全に。


いやほら昔はさ、自転車旅行中は4時起床とか普通だったんだけどさ、ってか大学時代からそんな感じだったこともあったんだけどやっぱそれってどうなのかなってだってずっとつづけていったらやっぱりからだがおいつkanakutekekkyokutukareteshimaunonedakaramimokokoromoguttarisuruyorikawanesounarumaeniyasunndahouga...(30分つづく)






  3、活力  


2の話のつづきになるのだが、上に挙げたようにチャリダーは朝早く起きてはペダルをこぐ日々を送っている。

それは体に負担がかかる作業であり、かなりの重労働だ。
 
だから町に着くと、彼らは休む。
とにかく休む。

彼らにとって町は観光する場ではなく、ゆっくり休養するところなのである。



町でのバックパッカーをチャリダー目線で見るととても驚く。
彼らは恐ろしく活動的なのだ。


今日は博物館へ行って遺跡を見に行って明日はバスに乗って隣町へ・・・



…休まないの?




そんなわけで、意外かもしれないがチャリダーはそんなに活発に観光はしない。
どっちかというと引きこもる人が多い。
性格も若干根暗な人が多い気がする。

その分町と町の間の部分を走行中に楽しむので、バックパッカーとチャリダーでは見るところが完全に違うのだ。





3の違い、

  旅行の観光ポイント



自分は町でも楽しみたいので一日それほど走りません。
楽しそうだと思ったら町にフラフラっと立ち寄って気に入れば数泊します。
わがままボディです。






  4、資金  


チャリダーとバックパッカー、どっちが安く旅行できるだろうか。











正解は、圧倒的にバックパッカー。



やはり時間というものは偉大で、距離が離れれば離れるほど移動時間に差ができてしまい、チャリダーは「食費・宿泊費」という旅費の大部分を占める部分がかさんでしまうのだ。

移動のスピードは何倍もバスのほうが早いので、いくら交通費がかからずキャンプもできるとはいえ、チャリダーたちは倍々ゲームでどんどんと差がつけられてしまう。
旅行進捗度も、金銭面でも。





4の違い、

  旅費の差




________________________





まだまだあるのですが、とりあえずこのあたりにしておきましょう。


どうです、全然違うでしょ。

だからお互い話していても全然話が合わない。



みんな(バックパッカー)は

「こっちのバスのほうが安いですよ。ここから20分のところにバス停があるんで」
「あそこの美術館行きました?学割効くので持ってたら安いですよ」

とか話してんのにこっちは入る隙がないんですよ。
だって接点がないから。




そんなに違う両者、話しかける機会があったときには気にかけてみてください。






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旅の相棒の選び方 〜 ザックの話





旅行といえばかばん。

ボストンバッグを旅行のお供にする人もいれば、ザック、スーツケース、ウエストポーチなど様々。
長期間の旅行ならばたくさん入って丈夫なスーツケースを使う人が多いでしょうか。


両手を空けておきたいならザックやデイバックが便利です。
ザックを背負って世界旅行をしている人を俗に「バックパッカー」と言います。

※ザック=バックパック=リュックサック




今回は世界旅行に持っていくべきザックの話。





旅行のタイプによって使用するザックは違うとは思います。

バスやヒッチハイクなど乗り物中心で進むバックパッカーは自力で運ぶ距離が少ないため80ℓ以上の容量の超大型ザックを使っている人が多いようです。


自分の場合、最初は基本歩きで進む予定だったのでザックは55ℓとそこまで大きくなく、また荷物も全体的に小型で軽量の登山系中心に揃えていきました。


その後計画は変わり自転車で進んでいくわけですが、そちらでも好都合だったため、これはいい選択だったと思います。
しかしテントは小さすぎて体力回復につながりにくいので、そこはちょっと失敗だったかもしれません。




さて、

「旅行に行こう」
「ザックを買おう」

となったときに

どれを選べばいいのか、
どのブランドがいいのか、

迷いますよね。



ええ、ええ、わかります。


アウトドアショップやスポーツ店に行ってみると、壁にはズラッと並ぶザックの山。
大きい店では天井近くまでそれは覆い尽くし、脚立が用意されたりしているところなんかもあったりして、
もうこれ初心者にしてみれば山に登る前から登山させられちゃってる勢いがありますよね。
店のやる気がもうすごい。



そんなたくさん選択肢があって、
「じゃあどれを選べばいいの?」
ってなったとき、

言えることは一言。





とにかく試着せよ!!



これに尽きます。



ネットで買っちゃダメ!

ブランドとかもそこまで考えなくていいと思います。




とりあえず必要な容量のものを見ながら、デザインで気に入ったものを手に取ってみましょう。

参考に、山小屋1泊で大体30〜40ℓくらいでしょうか。
3泊以上だと多分50〜60ℓくらい。
おそらくキャンプでも同じ程度で、ホテル泊まりならもっと少なくなります。というかこれあんまり参考にならないか。


どの程度荷物を持つのかにもよりますが、気持ち少し大きめを選んだ方が後々役に立ったりします。
あとは体力との相談となるでしょう。




ポイントとなるのは、


肩ベルトのつなぎ目部分がしっかりしているか。

ここは壊れやすいのでチェック。
ベリッといかないようにね。
ついでに肩にきちんとフィットしているかもチェックしましょう。



それからストラップやパッドなど、体に変に当たっていないか。

放っておくと痛くなったり痣になったりするので、試着で確認しましょう。
特にプラスチックや固いところが当たっている場合、長時間の着用はものすごいストレスになります。
あとは腰ベルトとチェストストラップもつけてみて体に合っているか見てみてください。



ザックの入口はチャックより紐で締め上げるタイプのほうが便利です。

というのも、荷物があふれ返ったときに紐だと融通がかなり利くのです。
あとチャックだと汗や雨で錆びて動かなくなったりもしますし、修理も大変です。

自分のはポーチなども含め1年半で外気に触れているほぼすべてのチャックが動かなくなり、開けっ放しになっています。
これは汗っかきだからというのが大きいかもしれませんが。
他の人はどういう状態なんだろう。



他に、背中の通気性とクッション性。

背中は常に触れる部分なので、よく吟味しましょう。
クッションがついていないとすぐに背中が痛くなってしまいますが、その分蒸れやすくなります。
旅行中の余分な汗は長期旅行者にとって大敵。
臭い、布地の劣化、洗濯物の増加、変色、錆、体力低下、不快感、水分が多量に必要になる、中のものにしみ込む、などなどいいことがありません。

暑いのに汗をかかないのは熱中症になってしまいよくありませんが、余計なところで汗をかくのはできるだけ抑えたいところ。

各種ザックでも背中の熱が放出されるように考えられたデザインが多種多様に出ていますので、色々試してみてください。
自分の背中にフィットしていてかつ暑くならなそうなものを選びましょう。



あとは、サイドポケットなど外側から入れられる別口のポケットがたくさんあると便利。

すぐに出し入れできる点と、小物類が見つけやすくなる点、潰れを予防できる点にメリットがあります。
デメリットは出し入れしやすい分盗られやすいところでしょうか。
大事なものは入れないようにしてください。



他にもあるでしょうが、とりあえず一度使ってみないとわからないところもたくさんあると思います。




自分が使っているのはグレゴリーのz55。


    ↑これのグレーのやつ


日本を回っていた時のものは底がすり切れていたので新しく買ったのですが、これはなかなか使いやすいです。
55ℓは世界旅行者の中では多分小さい方なのではないかと予想しています。


グレゴリーは重くて値段も高めだそうなのでオススメできるかどうかはちょっとわかりません。
自分は気に入っていますけどね。

さっきも書いたように腰ベルトについているチャックはすべて錆びて動きませんが、防水性の布で隠れている正面とトップ(フタになっているところ)の大きめのポーチ部分はいまだに使えています。


ちなみに自分がこのザックを選んだ1番のポイントは、
本体の見た目と「グレゴリー」という名前です。

そう、ただかっこいいから。

それだけ。



本人に合ったザックに出会えるかどうかは運も絡むので、まあこんな選び方でもいいんじゃないですかね。(適当)

もちろん試着して決めたので、今回のポイントには沿って買いましたよ。




ということで、ザックの選び方でした。




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自分自身に「呪い」をかけたことが旅の始まり

長期旅行をしている人達はみな、
人生のなかで旅に出る重大なきっかけがあったり、
旅をする目的や価値を見いだしてから出発したりするのだろうか。

たとえば、

自分を変えたい、とか

世界遺産を制覇したい、とか

世界情勢を実際にこの目で確かめたい、とか。


この旅行でどうしたいか、その明確な目的を持っているのだろうか。

あなたはどうですか?

旅をする意味や目的を持っていますか?

自分はありません。

なんにも持っていません。

ではなぜ、旅をしているのかというと、

それは・・・・・

小学生5年生のとき、先生から

「そろそろ将来の夢を考えた方がいいぞ」

と言われ、

じっくりと考えるでもなくそれでも頭の片隅にその言葉はあって、暇があれば思い出していては忘れることを繰り返していたそんなある日、

そういえば”将来の夢”というのは職業じゃなくてもいいんだな、やりたいことでもいいんだな

と思い立った。

やりたいこと、やりたいこと、

なんだろう。

そして唐突に頭によぎったのが、

世界をじっくり歩いて旅をしてみたい

というものだった。

それまでそんなこと考えてもいなかったのだが、なんとなく頭に浮かんだそのフレーズは、火にかけて吹きこぼれるミルクのように自分の感情を一気に沸き上がらせた。

そうだ、それがやりたいんだ!

居ても立ってもいられなくなった。

『今を生きる』という映画をご存知だろうか。

そのワンシーンで、登場人物が「そうか、僕は将来小説家になるんだ!」と、友達と一緒に部屋を駆け回りベッドで飛び回るシーンがあったのだが、まさしくその状態だった。

実際ベッドの上を飛び回ったわけではないのだが(そのころ自分用の部屋もベッドもなかったし)、それと同じ嬉しさやら喜びやらがこみ上げてきたということだ。

そしてその感情がなくなる前に、すぐに自分自身といくつもの約束をした。

きっと将来忘れてしまったり、億劫になったりするだろう。

自分の性格上そのことがわかっていたので、この夢が消えてしまう前に先手を打ったのだ。

そのくらいこの発見は揺るぎないものだった。

どんな約束をしたかというと、具体的には次のようなものだった。

・このこと(旅をすること)は将来絶対に果たすこと。

・誰がなんと言おうと、違法だったとしても、たとえ自分自身がそれをやりたくないと思っても、絶対に実行すること。

・行動に移すまでは死なないこと。

・この約束は取り消さないこと

などなど。



その上から

・この約束は忘れず、絶対に破らないこと。

と付け加えて2重の約束でがんじがらめにし、

こうしてこの約束を強制的に守られるようにした。




まあ、いわゆる中ニ病というやつだろうか。
それでもこの約束の影響力はすごかった。

「約束」というより「呪い」といってもいいかもしれない。

自身を縛るには十分な効果があった。

夢は現実的になったが、そのぶん将来の道は狭まってしまったとも言える。





これが旅をするきっかけ。
特になにごともなく、突然ひらめいただけの夢。
旅をする高尚な理由などなにも持ってはいない。

今、その頃の自分との約束をただただ果たしている最中だ。



しかし目的もなくただ旅をするというのもなんだか味気ない。



”道をどんどん進んで終わり。”


それでも全然構わないのだが、それだと旅をしている意味がなくなってしまうような気がしてならなかった。

今でもまだ旅をする理由は見つかっていない。

そこで、色々なところに寄り道してみたり、ゆっくりじっくり進む。
その理由を見つけるために。


変な話だが、人生はそんなものかな、とも思う。
行動が先に出て、あとからその行為の意味を探し出そうとする。
そういう人も多いのではないか。



今度は高校生のころの話だが、
できるだけ人には隠していたこの夢を担任の先生に話してみた。

すると、
「なにか目的を持った方がいいよ」
というアドバイスをいただいた。

「たとえば博物館を回るとか、色々な語学を勉強するとか・・・」

”旅の目的”を探しているのは、そんな彼女の言葉が今でも頭にこびりついているためなのかもしれない。
この旅行中になにができるのか、それを時々考える。




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