- 2024/11/23
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今のところ自転車でなんとかやりくりしつつ 踏ん張りながら だましだまし 時には励まし合い時には喧嘩もしながら一人で世界を旅行中です。よかったらpart2 現地情報ややってほしいこと、知りたいことなどありましたらコメントかメールにて受付中!
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パナマへ入って早々
水の補給を忘れ、手持ちのボトルはほとんど空っぽ。
これはピンチだ!
ピンチだ…
……ピンチ。
…ピンチのはずだが、なぜかそのまま進もうとする自分。
自分で自分がよくわからない。
国境の町の目の前は、なんとすぐに高速道路。
うう、高速嫌いなんだよなぁ。
しかも高速道路上には店があまりない。
これはピンチだ!!
さて、道路を少し進むと迷彩服に身を包んだ警官?がいて検問している所に出た。
ここが本当のパナマ国境なのかな。
でもパスポート上では昨日入国したことになってるし…
通りがかる車は軒並みスルーしていたので、
いつもみたいに
「あっどーもこんにちはさようならこれいくら?」
ってな感じで通り抜けられると思っていたのだけど、
今回、なんと呼び止められました。
珍しいこともあるもんだ。
パスポートを見せたらすぐに「行っていい」と言われたので助かった。
別に悪いことはしていないんだけどね。
で、どっからパナマなの?
高速道路を走る。
天気が悪いが、そのおかげで気温はあまり高くない。
高くないはずなのだが、汗が止まらない。
そう、ここであのあれですよ。
水がない。
どうする。
この辺には店はない。
どうする。
朝食もろくに食べてないのがたたってだんだんフラフラしてきたぞ。
どうする。
どうする!!
消耗しきってしまい道端で休んでいると、目の届く範囲に果物をうる人が座っているではないか。
こ れ だ !
ユラユラと左右に揺れながら自転車を押して歩くアジア人。
そんな怪しい人影にもめげず、明るく接客してくれるおじさん。
売っているのはマンゴスタンとランゴスタン(名前間違えてるかも)という名前の果物らしい。
マンゴスタンは日本語でいうマンゴスチン。
ランゴスタンはよくわからないけどトゲトゲのついたイカツイ赤い実だ。
この辺ではよく見かける。
どちらもこの国で採れたものではないと聞きちょっと残念ではあるが、
水分補給と胃袋を満たすためにマンゴスタンを6個購入(1$)。
人生初の生マンゴスチンだ。
これがめっちゃうまい!
甘さが半端じゃないの。
ブドウより甘いの。
メキシコのマンゴーと対を張るうまさだった。
↑奥のアシベみたいな果実がマンゴスタンの原型。小さい実には種が入っていないので、そのまま食べられてしまうのもポイントが高い。
↑比較。アシベ
ランゴスタンも味見してみる。
マンゴスタンより酸味が効いていて、いい感じに喉の乾きが癒えてくれる。
ジュースにして飲みたい。
ただ、実と種が繊維的ななにかでくっついて剥がれないため、
あまり腹は膨れないものだった。
少し落ち着いたところで再出発。
村が見え出したので飲み物を買い、食堂はないのでカップケーキを食べる。
男の子が元気に遊び回り、ときどきこちらに一言二言話しかけてくる。
この道は地味な上り坂が続き、体力がじわじわ持っていかれる。
かなりシンドイ。
大きめの町に着いたとき、
時間はまだ余裕があったが天気が悪かった。
雨が降る前にここの安ホテルに泊まることにした。
歯医者も兼ねているらしいホテルで、部屋の中はかなりボロい。
12$だと言われたが、2$値下げしてもらった。
道を聞いた男にたかられそうになったが、言葉がわからない定でやり過ごす。
外国人って便利!
部屋に入られて盗まれる可能性も考慮にいれ、あまり出歩かずにこの日を終えたのであった。