- 2024/11/23
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今のところ自転車でなんとかやりくりしつつ 踏ん張りながら だましだまし 時には励まし合い時には喧嘩もしながら一人で世界を旅行中です。よかったらpart2 現地情報ややってほしいこと、知りたいことなどありましたらコメントかメールにて受付中!
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相手がスペイン語で二言三言ベラベラと言い、こちらはわからないというジェスチャーをする、あるいは適当にうんうんと相づちを打つ
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メキシコ人はチーズがお好き
2度目のケレタロにて、同室の人と英語で話をしていたとき、
「日本かぁ。寿司おいしいよね。でもこっちの寿司は日本と違うでしょ」
と聞かれたので、
「そうそう、でもメキシコのもおいしかったよ。チーズが入ってて」
と言うと、
「こっちの人はチーズが大好きだからね、なんにでも入れてしまうのよ」
となぜか少し言い訳のような口調で話していました。
飲むヨーグルトも安価でたくさん売っているので、乳製品が好きなんでしょうね。
辛い物多いし。
チーズ入りの巻き寿司もおいしかったのですが、
アボカドとチーズが入った焼き飯がものすごくうまかったです。
あれは本当にオススメ。
また食べたいなぁ。
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朝起きてテントと荷物を片付け、少しのんびりする。
昨日世話になった人が8時か9時にまた来ると言っていたからだ。
9時になっても来なかったので村を出ようとしたとき、隣で農作業中のおじいさんが
「コーヒーでも飲まないか」
と誘ってくれた。
しかし断る。
なんだか無償で色々もらえるのは気が引けた。
悪い気がするし、催眠薬入りの飲食物など万が一なにか事件に巻き込まれたときに対処できないからだ。
自転車を押して去ろうとするとさっきの人の奥さんらしき人がまたコーヒーを誘ってくれる。
ここのお茶会みたいな感じなのだろうか。
村の出口で、ここで世話になった人と再会したので礼を言い、アウトピスタに出る。
颯爽と恰好よく去ったが、それにしても腹が減ってどうしようもない。
腹が減った腹が減った
と連呼しながら走ること数十分、レストランを発見。
もちろん立ちよる。
トラックの運転手らしき人たちに絡まれてちょっとだけ話をしながら卵料理を食べる。
ここでも「自転車に鍵なんて いらないいらない」と言われた。
これはつまり、ちゃんと人が見えている場所にあれば、誰も盗ろうとは思わない、ということだろう。
もしかしたらうまくやればそれを逆手に取れるかもしれない。
・・・何をどうするのかはまだ思いついていないが。
まだ雲はあるが青空が見えているためそれほど雨の脅威はないだろう。
むしろ太陽が隠れていて多少暑さが和らぎ、走りやすい。
昨日雨に濡れたりキャンプしたりで体が疲れているので、それほど進まずにCosamaloapan(コサマロアパン)という町で泊まることにした。
アウトピスタを出てしばらくするとコンビニがあり、暑かったのでフラペチーノを買って飲む。
するとコンビニの内装工事をしていた人たちに話しかけられた。
一人は英語ができ、しかも俺と同じくらいのそれほど高くない英語レベルだったので、久しぶりにスムーズな会話ができた。
その人は、日本に友達がいるからいつか行ってみたいんだ、と語っていた。
街中に入りソカロの一つ手前の道路にある宿に泊まる。
やはり安い所だと汚いことも多く、案の定ここもそうだったが、汚いことそれ自体はあまり問題ではない。
大変なのはベッドバグや蚊がいることだ。
以前それで体をかきむしってしまい、今でも跡が残っている。
ここは殺虫剤を撒いていたようで、虫は1匹たりとも目にしなかった。
そのかわり、乾かしていたタオルに強い殺虫スプレーのような臭いが染み付き、次の日苦しむことになる。
近くの食堂でパイナップルの乗ったタコスを食べ、眠りについた。
このへんではパイナップルが名産なのだろう。
よく目にする。
次の日には自転車がパンクしていた。
出ばなをくじかれた。
しかも外が非常に暑く、パンクを直すだけでも相当の体力を持っていかれる。
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さて、アウトピスタをつたって順調に(スピードは遅いが)進んでるわけなんですが、
ここでルートを若干変更しようかな、と考えています。
といっても、隣の内陸部を走る下道に変更するだけなんですが。
ただ、このアウトピスタはとても走りやすくて、それだけが心残りです。
とりあえず少し走ってみてアップダウンがきつくなければそのまま行こうかと思っています。
なぜ別の道を行くかというと、
あのですね、ここのアウトピスタが
その、なんていうか…
くっそツマラン!!
いや、きれいなんですよ、景色。
畑が果てしなく広がる大地に
松山千春を思わず口ずさむほど。
ただね、景色がずっとずっっっと同じで、さすがに飽きてきます。
見てくださいこの記事。
今のところ一個も写真ないでしょ?
これだ!という、感性に訴えかける絵がなかなか見つからないのです。
それにね、直射日光がハンパないんですよね。
上を遮るものがほとんどないのでずっと日の下で走り続けないといけなくて、飲み物もお湯に変化してるし
数日前に買った水なんかはちょっと悪くなってたり。
本当に熱射病直前になって、
そうなると発汗が止まるので水だけ飲んでも体内に入ってかないんです。
昔日本を自転車でまわった時も、食中毒と熱射病のダブルパンチで動けなくなり、
和歌山県の病院にタダで泊めてもらったりしたものでした。
高架下で売り子をしていたおばちゃんにコーラを売ってもらって、一緒に写真撮るようお願いされたりしながら、
その場の近くにあったIslaという町(それでも15kmほど離れている)に向かってアウトピスタを抜けました。
少しだけですが景色が変わって、
草原の匂いや謎の家のちょっとした並びなんかがすごく楽しく感じてしまいます。
↑なぞの家のちょっとした並び
10km先にあったミニコンビ二で塩分たっぷりのピーナッツを食べたら、体から汗が止まらなくなって酷いことに。
そのままIslaの中に入っていって適当なホテルにチェックインしました。
シャワーに入った時は安堵感でいっぱい。
かなりやばかったです。
この町、小さいながらも様々な店が軒を連ねているので、ちょっとした道具の補充にいいかもしれません。
さすがに高級品は厳しいとは思いますが。
街には熱気があり、昭和の商店街といった趣があります。
街の真ん中に電車が走っているのも面白いと思います。
ただあたりが騒がしすぎてこちらの声を聞き取ってくれないのが難点といえるでしょう。