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となりの国

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乗り物再入手 〜ケレタロ2度目〜

前回の投稿でも名前が出ていたのですが、コリマから長距離バスでケレタロに戻ってきました。


なんでケレタロなのかというと、

前に来た時に良い品がそろっている自転車屋を見つけていたのと、

ここが結構気に入っていたからです。

 


バスターミナルで通訳をかってでてくれた男性がいまして、その人を通して何時に到着するか聞いてみたんですが、

ナインと言っていたので、夕方5時に走り出して夜9時に着くんだと思っていました。

バスに揺られること9時間。

そう、9時ではなく9時間ということだったのです!

しかも無料の飲み物とつまみを有料と勘違いして拒否してしまい、とっても後悔。
本当にへこんだ。

バス酔いで疲れ果てながら深夜2時にケレタロのバスターミナルに到着、

そのままタクシーでセントロへ行き、前に泊まった安いホステルで休みました。

ホステル開いててよかった。


次の日からはもう、

自転車を選んでカタログ見てアウトドアショップを探して馬が買える所を探して・・・

とやることがたくさん。


前々から 自転車が使えなくなったら次は馬を買いたい と思っていたので、馬が買えるところをホステルの人に聞いてみたところ「わからないので調べて明日報告します」というお返事が。

すばらしい。ありがたい。そしてなんだか申し訳ない。


で、次の日になって、「農場からあなたに何個か質問が来ました」と言われ少しあせる。
馬の知識と経験はどのくらいか とか、
どこまで連れて行くつもりなのか とか、

これ完全に売ってもらえないパターンですよね。

ちなみに乗馬経験は2回くらい。
しかも両方ともたずなを引いてもらっての経験です。
長年馬に乗ってみたいと思っていたのですが、なかなかチャンスに巡り会えずここまで来てしまったのです。

せっかく調べてもらったのですが遠回しに断りました。
ただ、もし買うならいい馬を安く譲ってもらうようにすると言ってくれてとても心強かったです。


そんなわけで移動手段はまたまた自転車となりました。


これが新しい相棒、その名も アルビレオ君。

安いのを探しました。
このアルビレオ、なんと自転車と荷台やらチューブやらすべて含めても、前の自転車一台の値段より安い。

その分タイヤの直径は小さくなり、太さもアップしたのでスピードが出ないらしいです。

良い点としては、このサイズの自転車は広く普及されており、南アメリカに行ってもどこでもパーツが手に入るということ。
前回の自転車では本当にどこ探しても売っていませんでしたからね。

まあ全体的にグレードダウンしたわけですが、無事に先へ進めそうでよかったよかった。



さて、さっきも言ったようにドミトリー式のホステルに泊まっているわけなんですが、
ここには色々な国から旅行者が集まります。

ドイツからの2人組の女子達やスコットランドからきた男子、もちろんメキシコの別のところから来たという人もいました。
こちらの英語の語彙とコミュニケーション能力が足りず、彼らとはほとんど話せませんでした。
わかったことは、イギリスのバスの揺れは酷いということくらい。

でも、メキシコのティファナから会社の面談にきたという若い女性とはたくさん話せ、こちらの英語の勉強にと「日本とメキシコの労働問題」という小難しいテーマで話につきあってくれました。

もとはといえば、
この日は何かのフェスティバルだったようで、夜にきれいな打ち上げ花火が上がっていたんですね。
それを窓から見ていて、その人にも教えてあげると「もっと上の階からならよく見えるんじゃない?」と提案され、2人で慌てて準備をしていたらその瞬間終わってしまったというのが会話のきっかけでした。

花火のことを教えるまでは、おれがシャワーを覗こうとしていたのだと思っていたそうで、そのことですごく笑っていました。


週末だったせいか、ほかにもたくさん人が入ってきていました。
ただ、日本人は全然いませんでしたね。
自転車屋にも、ここに日本人がくるのは珍しいって言われましたし。


なかなかいい街なんだけどな。


    ↑こんなのができていた。数ヶ月前はなかったのに時が経つのはうんぬん




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Mexicoケレタロの安食堂、自転車・アウトドアショップ紹介

今回はですね、なんとケレタロ訪問2回目!The Queretaro professionalのこのワタクシが、みなさまにケレタロでの安めの食堂と自転車屋、アウトドアショップなどをご紹介いたしたいしだいでございます。



まずはこちら、自転車屋情報から。


  クリックで拡大可能

右の四角い緑が中心部近くにある公園(Alameda Miguel Hidalgo)なんですが、
その左に付けた長丸の中に4つくらい自転車屋があります。

公園を中心に考えて全部左手側にポンポンポンっとあります。
奥側2つがなかなかいいものがそろっていますが、値段は高いです。
もしかしたらメキシコシティでもっと安くていいのが買えるかもしれません。



次に食事処を。
注※ 丸印が若干ズレているかもしれません。だいたいそのあたりということで。



この辺はレストランの料金が高いので、安いところを見つけるのに苦労するかと思います。

ちょうどど真ん中にある丸と上方に3つ並んでいる丸の左2つの所で、35〜40ペソほどのコミーダコリーダ(日替わりランチセット)が食べられます。
別の店でタコスやトルタを食べればもっと安くすみますが、食べ飽きたときは日によって内容が変わるコミーダコリーダがおいしく食べられるでしょう。

どこも5時〜6時くらいで閉まってしまうので注意!

3つ並んだ丸の一番右は、おすすめのクレープ屋です。(もう少し奥だったかも)
この○で挟まれた道路をずっと右へ行くと、水道橋を見下ろせる所に出ます。景色がなかなかいいです。

見にくいですが上にあるやじるしはインフォメーションセンター(turismo)です。地図がもらえるので行ってみるが吉。
入り口が少し見つけずらいかもしれません。

曜日によってはこの辺にお土産の屋台がたくさん並ぶので、そこも見所。



中心部から離れていますがここにアウトドアショップがあります。
plaza boulevares内 "Naturalexa"


広域図

地図を横にしました。
右の四角がさっきの公園で、ソカロ(広場)を通る大きい道路に沿ってひたすらまっすぐ進むとあります。
歩いて30分くらいでしょうか。

間違えやすいところとしては、
道路の右側を歩いていると、地図やや左上にあるカーブで別の道へ入ってしまいそうになることと、
店がホテルFiestamericanaの隣なんですが、バイパスにぶつかったところを右に曲がって少し行った所にあるというのが地図では確認しづらいです。

この店は商品の値段は高め。
ただbuffはかなり安く200ペソ(約1600円)で売っていました。
アメリカで買えば20~40ドルしていましたし、日本でも同じ位でだいたい2000~4500円くらい。


  ↑ buff(バフ)とはこんなの。輪っか状のバンダナのことです。

大学時代から愛用していたのですごく欲しくなりましたが、すでにアラスカで買ってしまったので我慢我慢。
日本から持ってきていたものは、この旅が始まって6日目で盗まれてしまいました。

あとは床の一部に石と葉っぱを敷き詰めてあったりと内装がフィールド風になっていておしゃれで、ボルダリング施設もありました。
そういうのが好きな人はちょっと覗くだけでも楽しいと思います。
まあ、小さい店なんですがね。




こんな感じでしょうか。
かなり大きい街なので、色々まわってみると良い店が発見できるかもしれませんね。



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ホッチョコブレイク:久しぶりの日本文化に触れて

というわけで自転車を盗まれたという話だったわけなんですが。


それまでほどほどに書くことが溜まっていたのですが、このアクシデントがあってからそのことをもう書きたくて書きたくて、
自分なりのマッハスピードで投稿し続けました。

かなり内容をすっ飛ばしたので2、3個のupでたどりついてしまいました。


ブログがすでに今現在に追いついてしまっているので、先の旅話はもう少しだけ日にちがかかるかもしれません。

なので、ここでちょっと関係ない話を書きたいと思います。


〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜



これまでアラスカ・カナダと旅行してきて、それからメキシコの日本人宿へと移りました。
そこで荷物待ちの間1ヶ月弱を過ごしたのですが、そのとき思ったことがあったのです。


それは、、、





日本語はすごくめんどくさい!!


ということ。


”日本語”というより”日本文化”の一部が面倒というのが正確かもしれません。



たとえばですね、

「すみません、ちょっとそこ通りたいんですが・・・」
とかさ、
長いでしょ。

英語やスペイン語ではexcuse meとかcon permisoとか一言でいいんですよね。一瞬で言い終わる。


前置きが長くないと失礼になるというのか。

そういうのがコミュニケーション苦手の自分としては苦痛に感じてしまうんですよね。


実際に 面倒だなあ と感じたエピソードは1つだけだったのですが、それがどんな状況でどんな言葉だったか忘れてしまいました。
うっかり。


たしか相手からなにかお願いをされるときだったかなぁ。

思い出せそうで思い出せないのが歯がゆいのですが、
思い出したら改めてこっそり書きたいと思います。



あ、面倒だと思っただけであって、それでイライラしたとか嫌いになったとかそういう話ではないです。
ただ客観的になんだかまどろっこしいなと、そう思っただけです。はい。




まあね、そういうことがあって
日本の文化ってのは水臭いと感じたわけです。

もちろんアラスカやカナダがみんな馴れ馴れしいわけではなく、ベタベタしてくる人たちはその中の一部であって、他の人達からは若干の距離を感じるくらいなんですがね。
イメージ的に2歩くらい後ろに下がった感じの距離。

でもその距離がですね、日本の人たちは大きいこと大きいこと。
大幅10歩くらいの距離感です。

もう、
声、届いてますかー
顔もよく見えませんけど、お元気ですかー
っていう感じです。


それが悪いとは言わないですが、むしろ良い時もあるのですけど、
これじゃあ他人と仲良くなりにくいよな〜、
と宿に泊まりながら考えていました。

日本ではパーティが盛んではないのも頷けます。
日本のパーティって身内だけっていう印象ですもん。
知らない人と話をするのって苦痛でしょ?


気を使いすぎなんでしょうね、きっと。



ただ、もし自分はどちらがいいかと聞かれたならば・・・・・・










うーん



どっちがいいんだろうね






俺は犬やネコとふれあっていたほうがいいかな。




という尻切れとんぼでこの話は終わります。



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さよならはとつぜんに… Manzanillo〜Colima

まずは前回、カメラから取り出し忘れてupしていなかった写真を載せます。


     ↑浜辺をひっしに掘り続ける犬


 
    ↑波、高くないですかこれ

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜


さて、海岸線を走りManzanillo(マンサニージョ)につきました。

近かったようであっさりと到着。


この街の中心部には


スターバックス

バーガーキング

Walmart(大型ショッピングセンター)とその敷地に並ぶナイトマーケット的な雰囲気の露店群


などなど、こう、なんていうんでしょう、田舎にはないものシリーズみたいなものが密集していました。


    ↑ポセイドンの銅像、かな

どこもホテルが高く、その中でも安そうなところに泊まったのですが、なんとプール付き!

そして部屋の中にはなぜかベッドが3つもついていました。


なんだか豪華。

な気がする。


    ↑今ここにいて

    ↑右上のColimaに行く

道を間違えながら高速道路へ。


この高速道路、地図で見る限り砂州の上を通っています。

つまり海の上を走っているような景色が見えるということですよね、これは。

右を見ても左を見ても、海。

厳密にいえば左は海ではなくラグーンなんでしょうけど、


とにかくそんな夢のような情景の中を走れるなんて。

とても楽しみです。

しかし、現実はそう甘くはなかった。

Cuotaと書かれた高速道へ向かうと

ななんと!

自転車禁止マークがあるではありませんか!!

現地の人たちはいけるいける言ってたのに…

しょうがなく有料ではないLibreの道路を行くことになりました。



    ↑目の前に見えるのに 行けない


途中、歩き販売しているおっさんにだまされココジュースで40ペソも取られて走りながらずっと呪っていたりしながら、

マンサニージョと高速で時間をくったせいでしょう、思ったより進まず予定より手前の町で泊まることになりました。

150ペソでかなり良い部屋でした。

もう1泊したかったのだけど、滞在日数の関係で気持ちが焦り、次の日には出発。

自転車のペダル全体がガタガタ鳴り、不安を抱えながらのスタートとなりました。

立ちよった食堂で言葉が通じずイライラしましたが、粘ったおかげで安く食事をすますことができました。
その後はキツい道のりだったので、それに備えることができました。


 
   ↑富士山と見まごう山が目前に! 超高い

Colima州の州都、コリマまで十数kmとなったとき、道端に果物屋を見つけカットフルーツを注文。

そこの家族がこちらを歓迎してくれ、フルーツ代を半額以下に、かつ水の補給もしてくれました。

本当にありがたい。

コリマの入り口あたりで近場のホテルを適当にとり、自転車でウロウロしながらコンビニで買い物をしていました。

そのとき、事件が起こったのです。

コンビニで買い物をすませ、外へでると自転車がありません。

そう、自転車を盗まれてしまったのです。

ずっと一緒だった愛車「エニグマ君」を。

近くにいた酔っぱらい集団に聞いても知らんと言われ、自転車があった場所に停まっていた車に聞いても、人はいたけどよく見てなかったという話でした。

酔っぱらいの一人が警察に電話してくれ事情を説明してくれたけど、ホテルに送り届けられただけで警察はそのままどこかへ行ってしまいました。

ホテルの従業員に話してみたところ、警察署へ行ったほうがいいとのアドバイスをゲット。

しかし言葉が通じないのでは、と思ったのですが、
日本人の友達が説明してくれる(?)
とかなんとか言っていたのでタクシーを呼んで行ってみました。


しかし日本人どころか誰もついてきてくれず、警察署の入り口でへらへらした人たちがニヤニヤしながらスペイン語でなにか聞いてきます。

こちらは何を言っているのかわからないので、とりあえず状況を説明しますがきちんと取り合ってもらえず、
はっきり言って無能どもです。

あとから英語がしゃべれる警察官の女性が来てくれ助けてくれたのですが、

どうやら自転車の情報が載っている紙が絶対必要とのこと。

持っていると思っていたそれは荷物の中になく、警察は役にたたないことが判明しました。

しかしその警察官アレハンドラさんは親身になって話を聞いてくれたので、それだけが救いでしょうか。

後日その街の安い食堂で、そこの家族、特におじさんが英語とスペイン語を駆使してこちらにやさしく話をしてくれたので、

ここコリマが悪い思い出のみで終わってしまうことは避けることができました。



で、これからどうするかというと

それはまた次回。




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