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となりの国

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リゾートでバカンスっす! 〜 キーカーカー、ベリーズ

さて、今日は幸運な日の話をしようか。

話は船に乗ってキーカーカーという島へ渡るところから始まる。




若干気持ち悪くなりかけながら、船は1時間かけて島を目指す。
抹茶色だった海が少しずつ少しずつ透明になり、それからエメラルドグリーンに。





島に着く頃には底が見えるほどになっていた。





とんでもなくきれいだ。





船員に自転車を下ろしてもらい、島の中に入る。

素朴な田舎町を想像していたのだが、ここはもう観光地化されておりホテルやレストランの行列ができていた。
物価も高い。



適当に道を歩いていると、道の真ん中に立っていた男が「宿を探しているのか」と尋ねてきた。
きっと呼び込みだろう。

いちいち探すのも面倒なので、彼についていくことにした。


見える範囲に3軒あるということで、引き連れられてまわってみる。

最初のところは85ベリーズ$。
これでも値下げしてくれたようだが、高くてダメだ。

次はゲストハウス。
だが、ベリーズシティのゲストハウスとは違い、それぞれひとつひとつが別々の建物、つまりコテージ状になっている。

値段は55ベリーズ$。
最低2泊以上しないといけないらしい。

オーナーに話を聞くと、高いようなら45$にしてもいいというようなことを言っていたので、3つ目を見る前にここに決めてしまった。


しかし会計時に値段を見てみるとそのまま55$。
オーナーに聞き直すと、そんなこと言っていないという。
聞き間違えたのかな。
納得はいかないが、まあいいだろう。


どうやら今の時期はシーズン中らしく、どこも宿の料金が高くなっているらしい。
それならしょうがないか。
完全に部屋が別れていてこの値段なら安いほうかもしれない。


部屋が決まると、呼び込みの男は それじゃあ とあっさり帰ってしまった。
チップを要求してくるかと思ったが、意外だった。

あげてもよかったのに、チップ。


部屋の中は割と広いし居心地もいい。

ためしに新しく買ったタイヤの空気入れを試してみると、なかなか使い心地がよかった。
前の空気入れを盗まれて落ち込んでいたところだったが、これで機嫌が一気に直った。

よし、せっかくだからここでは金をそれほど気にせず贅沢しよう。


そう決めるとなんだか心も晴れやかになり、楽しい気分になってきた。

周りは観光客で賑わい楽しそうだ。



裏道を歩いていると、でかい体の兄ちゃんがこちらに向かって「おい日本人だろ」と声をかけてきた。

怪しい。
金目当てだろうか。

ここら辺には中華系の店も多いため、なぜわかったのか聞いてみると、
たくさんの日本人がここキーカーカーに旅行に来るらしい。

お前は東京から来たのか、それとも沖縄か。

と聞かれたので、北海道だと答えると、

ああ、北のところか

と即答。

昔テレビのスペイン語講座で「ポルケサベスカントデカタルーニャ?」(なぜあなたはカナルーニャ地方についてそんなに詳しいのですか)というフレーズを丸まんま覚えたのだが、
それがつい飛び出そうになった。

なんでそんなに日本について詳しいのですか?


握りこぶしをぶつけ合う挨拶でお別れ。
やはりベリーズではこれが一般的らしい。



宿へ戻ると、入り口ふきんにさっきの呼び込みがいた。
宿が気に入ったかどうか聞いてきた後、

実は今金がなくてね、そこで何か食べたいんだけど、もしよかったら2$くれないかな。

と至極丁寧にお願いしてきた。


え、2$でいいの!?

10$も20$も要求されたらかなり不快だったが、
もともと5$くらいあげるつもりだったし全然OK。

はい と渡すと呼び込みも はい と受け取った。
おそらく日本語は理解していないだろう。



海へ泳ぎに行ってみる。

透明だ。
すごく透明。
そして温かい。

ゴーグル買ってくればよかった。
肩の深さのところへいっても底が見えてしまう。


荷物に気を配りながら、しばらく海で泳いで楽しんだ。

厳密に言うと、泳げないので海に浸かったり潜ったり歩いたりして楽しんだ。






金を気にしない分料理もうまい。
肉も魚も。

酒はもうしばらく飲まないと何個か前の投稿で書いたばかりだが、
実はここでモヒートだったかなんとかという名前の緑色のカクテルを飲んだ。
だってタダでついてくるって言われたんだもん。

味は飲みやすくて若干甘みがあり、うまかった。
でもやっぱりアルコールは苦い。
シードル(リンゴのスパークリングワイン)を日本にいるときによく飲んでいたのだが、
あれみたいにあまり苦くない酒ってないもんかね。




と、こんな感じで南の島のリゾート気分を満喫したのであった。







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