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となりの国

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村の生活と町の生活、コロンビアIpiales




山中のホテルで1泊後、国境近くの町Ipiales(イピアレス)を目指して走る。


昨日聞いた話ではこの先2時間走らないと家はないということだったが、この先ずっと村や店、ガソリンスタンドなどが点々と続いていた。

しかもガソリンスタンドにはホテルとレストランまでついている。


これだったら昨日はもっと行っとけばよかった。



坂をひいひい言いながら上がり、雨のぱらつきに翻弄されながら、横に流れる川と一緒に道をゆく。










 
    ↑滝。名前が書かれた看板があったのでちょっとした名所らしいのだが、あまりきれいではない。この付近で誰かがキャンプした跡が残っていた



腹の調子がまだよくないのか腹痛があり、途中にあった店でトイレを借りる。

そしてエナジードリンクを飲みながら一息ついていると、走ってきた道からきれいな虹が現れた。




前のとは違い少し遠くにかかっていたが、今回のはかなり色が濃く、虹のはっきりした色彩の変化を見ることができた。





    ↑こんな山道を通ります




    ↑コロンビアは自転車が人気









そうしてやってきたのはイピアレスから10kmちょっと手前の村。
名前は忘れたが、"サンホセ"とかそんな感じの名前だったと思う。

ここにホテルが数軒建っているのが目についた。


この村が昨日お菓子売りの言っていたところだろう。

ということは、彼はホテルのある村を教えてくれていたということか。
キャンプするって言ったのにな、うまく伝わってなかったか。



時刻は夕方の4時。
おそらく今日中に行ってもイピアレスに着くのは夜だろう。

今日はここに泊まっていったほうがよさそうだ。




ホテルの一軒に入ると、そこは値段が18000ペソと安い。

シャワートイレ別だと15000ペソだが、今はちょっと腹の調子がよくないのでトイレに入りやすいほうがいいだろうと贅沢にも高い部屋を選択。


ここは村を見渡せる全面の窓があり、そしてめちゃくちゃ広い。
部屋も清潔で、ホットシャワーも完備。

っていうかここら辺はホットシャワーじゃなくては寒すぎて入れない。


そんな安い広いきれいと3拍子そろったホテルで泊まることができた。




ちなみにこれはもう少しあとにも書くことなのだが、
1015年9月2日現在、26コロンビアペソで1円らしい。

つまり部屋代18000ペソ=692円。


安すぎません?





せっかくなので村生活をエンジョイしよう。

ということで、




かき氷、2500ペソ。
買ってみました。


フルーツがいっぱい載っていておいしい。

ショックなことに、食べている途中でキウイを地面に落としてしまった。




それからアイス。



そのまま凍らすのではなく本格的な機械で練り上げて作られているのでシャーベット状ではなくしっかりしたアイスクリームの食感になっている。

これが500ペソ。




ホテルの向かいの小屋で男たちがカードゲームをしているので横から眺めてみる。


トランプでの麻雀のようなものみたいだ。

手札のなかで同じ数字を3つ揃えるか同じマークの序列4枚をそろえると場に出していいらしい。
他の人は場に出たカードに自分のカードを足して置いてもいい。

そうして手札がなくなったら勝ち。
勝った人はみんなそれぞれテーブル代で出した200ペソを総取り、負けた人たちは手札の合計値から割り出した分の金額を勝者に渡さなくてはいけない。



やってみたいと思ったが、ルールの詳細部分がイマイチよくわからない。

揃ったカードを場に出さずにずっと手に持っている人もいて、それならそっちのほうが有利だと思うのだが、じゃあなぜ他の人達は出してしまうのか。

見ているだけではわからないルールが隠されているような気がして、すべて把握していなくては勝つことはできないだろうという考えのもと、混ざって一緒にやることはしなかった。


賭け事強い人はこういうところでちょっと稼げるんだろうなー。




次の日はなぜかどうしても出発をしたくなくて1日延期。
第6感に従います。

まあ安いし、多少はね?




で、その次の日にこの村を出た。


ひたすら続く山道をせっせとのぼっていくと、警察が数人道路脇に立って地面を見ていた。

そこには刑事ドラマなんかで見る数字が書かれた黄色いプレート。
プレートが置かれているところには帽子や拳銃が落ちていた。
歩道の段差部分が削れている。

昨日今日でなにか事件があったのだろうか。


あまり関わらないにこしたことはないので、警官たちに笑顔で挨拶して通り過ぎる。


 
    ↑ほら、こんなきれいな景色がそこに。だが写真から外れた左部分には事件現場がある



たまに降る雨を家の屋根でやりすごしながら、村の料理屋でなにか知らない名前の料理を注文。



名前は忘れたが、なかなかおいしかった。

一皿4000ペソ(153円)でボリュームがあり、カフェオレは500ペソ(19円)。




そしてそこから少し走ると、念願のイピアレスに到着!!



    ↑なんだかカラフルできれいな区域があったので撮ってみた



ホテルはここかしこにあるが、この辺もおそらく雨が多いだろう。
そうすると中心部近くのホテルをとったほうが何かと都合がいい。

ということで中へ中へと入っていく。



そうしてホテルを探してみるが、どこもいっぱいか条件の悪いところばかり。

こんなに部屋がうまってしまっているのは今日が金曜日だからなのだろうか。

しかも、その大きな町の見た目とは裏腹にwi-fiがある場所が少ない。
どうなっているんだここは。


wi-fiがあり15000ペソと安くかつきれいなホテルを見つけたがここも満室。
他のところでは、部屋を見せてほしいと言っただけで「出て行け」と言われたところもあった。



もう町はずれのところまで戻るかな、
と諦めながら大きな広場と広場の間の通りにある「こりゃもうお高いでしょうなぁ」といった立地のホテルへ、一か八か入ってみる。

どうせ空いてないだろう。


するとなんとそこはギリギリ一室空いているらしい。

値段は20000ペソ。

wi-fiがあるが、部屋はそこから5階上なのでロビーに来ないと繋がらないとのこと。

コーヒーが飲み放題。


ネットが部屋で使えないのは不便なのでちょっと迷ったが、そこに決めた。




数十分後には満室の張り紙がホテルの入口に張られていた。




そんなホテルの6階にある部屋はごらんのとおりの眺め。







wi-fiのパスワードはなぜか教えてくれなかったがその代わりにネットのケーブルがロビーにあり、それを使わせてくれた。



水を使うと下水から嫌な匂いがのぼってくるが、それ以外はかなりいいところだ。


ここをベースに次は隣町Las Lajas(ラスラハス)の観光へ行ってこよう。





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