- 2024/11/22
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今のところ自転車でなんとかやりくりしつつ 踏ん張りながら だましだまし 時には励まし合い時には喧嘩もしながら一人で世界を旅行中です。よかったらpart2 現地情報ややってほしいこと、知りたいことなどありましたらコメントかメールにて受付中!
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ホテルを探しまわったせいで、このヤルマルの町の第一印象は悪かった。
しかしそんな町に、最終的には4泊もすることになる。
なぜかというと、その理由のひとつは料理がおいしかったから。
次の日の朝になると、
ああ、もう一度食べたい
と宿泊をつい延ばしてしまうのだった。
このホテルがあるビルは、1階が雑貨屋などの店が何軒か入っており、2階はレストラン、そして3階以降がホテルルームになっている。
ここのシェフはアメリカでコックをしていたことがあるそうで、アメリカンとコロンビアンなテイストが見事に混ざり、豪華でおいしく仕上がっている。
それなのに、値段はなんと6000ペソ(300円)とお手頃だ。
初日に食べたのはチキンピカタとシチュー風のスープ。
カメラを置いてきてしまったので写真はないが、これが一番おいしかった。
これだけではちょっと物足りなかったので、このあと外の屋台にも足を運んだのだが、大きな牛串が4000~5000ペソ(200-250円くらい)もしていた。
日本円で考えれば安いかもしれないが、コロンビアの物価で考えるとこの量でこれはちょっと…という感じだったので屋台はやめて、スーパーでお菓子を買ってすました。
3日目。
骨が時々あって少し食べにくかったが、魚は高くて普段は食べないのでこれは貴重だ。
トウモロコシも甘かったし、特にジャガイモがホクホクで甘くておいしい。
コロンビアはたしかジャガイモの生産量が多いとなにかに書いてあった。
一緒に出たブドウジュースも濃くておいしかった。
4日目。
シチューにはカニとカニかま、えび、たこ、ほたてが入っている。
このシチューがめっちゃうまい!
この量と品揃えで300円は本当に安い。
店の経営が心配になった。
ちょっとだけ英語ができるというシェフと話をしたが、明るく話す顔はとても楽しそうだった。
人はあまり入ってなさそうだが、イベント事によく使われているらしいので、それでなんとかやりくりしているのかもしれない。
もっと繁盛してもよさそうなものだ。
↑内装はこんなに高そうなのにお手頃価格
この町はカフェがたくさんある。
そこでゆっくりコーヒーを飲みながらだれかとおしゃべりするのがここのトレンドらしい。
自分もそれにならい、コーヒーを飲んでくつろぐことにした。
そうそう、コロンビアではコーヒーのことをtinto(ティント)とも言うらしい。
ときどきcaféが通じなくて困るのだが、どちらも同一のものだという。
甘いコーヒーがティントと聞いた事があるが、必ずしもそういうわけでもないようで、混合して使っているようだ。
Tintoと書かれていても、砂糖がたくさん入った甘いコーヒーが出てくるときもあるし、棒状の袋に入った砂糖や角砂糖を一緒に出してくれるところもある。
コーヒーを飲みながら考える。
それにしても、と。
以前に比べて気温がかなり下がった。
昼はまだいいが、夜はおそらく12℃くらいしかないのではないか。
半袖の人より厚着をしている人をよく見かけるようになった。
寒い地域に入ってから、無表情の人が多くなった気がする。
コロンビアの入口であったカルタヘナのような常夏のところだと、みんな笑ったり怒ったり知らない人同士で語り合ったり、いつも何かしらのアクションを起こしているのだが、
こちらでは他人をあまり寄せ付けないような雰囲気を出している。
打ち解けるとそうでもないのだが、これらは多分気温に影響されているのだと思う。
その分美男美女が格段に増えた。
特に女性は今まで通ってきた地域の中で一番レベルが高いのではないだろうか。
小顔できれいな細身の女性をチラホラ見かける。
ちなみに今まで通ったところだと、カナダは平均的にはそうでもないが、たまーに絶世の人がいたりする。
イケメンが多いところは、メキシコ中央とベリーズ、それからグアテマラの北東に多かったように思うので、女性のかたは行ってみたらいかがでしょう。
さて、ときは朝となり、外へと出かけてみる。
今さら気づいたが、山に入ってからレンガの家が増えた。
ことにこの町はレンガの色で一部赤褐色に染まっている。
金曜から土曜にかけてなにかのイベントがあるらしく、広場では大きなステージが用意され壇上で吹奏楽のバンドたちが楽しそうに演奏している。
人が多くてにぎやかだ。
↑昼はエキシビジョンで、夜の部がコンクールになっていた。夜はレベルが高かった
ルーレットの賭け事を晴天のもとやっていたので、ちょっとだけ参加してみることにした。
ルールは四角い台の上にボールを転がし、止まったところに賭けていたら配当金をもらえるというもの。
200ペソ一口で1点がけは10倍、2点がけは3倍返ってくる。
結果を言ってしまうと、3回 計1200ペソかけて1回当たり2000ペソもらった。
つまり800ペソのもうけである。
勝負運の弱い自分が勝つなんて珍しいことだが、でも勝ったといっても円に直すと40円だ。
このルーレットは4隅のどこかから落として玉を転がすのだが、どこでスタートするとどことどこに当たりやすいというのを確認してから賭けると多少当たりやすくなると思う。
やってみる人は参考にしてほしい。
↑セントロに立つカテドラル。中は意外と普通
↑街は坂になっているので、その奥の景色が遠くにみえる
↑町の端っこからはこんな景色がみえた
↑カラフルなバス。荷物がぎょうさん載っているのでトラックなのかもしれない
疲れていたのだろう、丸一日寝ていた日もあったりして、
そんな感じでヤルマルの毎日がすぎていった。
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