- 2024/11/22
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今のところ自転車でなんとかやりくりしつつ 踏ん張りながら だましだまし 時には励まし合い時には喧嘩もしながら一人で世界を旅行中です。よかったらpart2 現地情報ややってほしいこと、知りたいことなどありましたらコメントかメールにて受付中!
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〜〜〜〜〜〜〜〜〜
結構前の話になりますが、コロンビアの首都ボゴタで大量のみぞれが降ったようですね。
そのニュースを見たのがボゴタを離れて1週間くらいだったので巻き込まれずにすみました。
しかしそれよりも実際見てみたいという気持ちが勝っていたので悔しい思いのほうが強かったです。
この”みぞれ”のことを granizado グラニサード とニュースでは言っていたのですが、フラッペやフラプチーノなどもこう呼びます。
たしかに見た目は一緒だ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
まず始めに告白しよう。
Manizales(マニサーレス)はあまり好きな町ではなかった。
というのも、まず入りからよくなかった。
ここマニサーレスの宿を出るとき、本当はここにもう一泊しようと思ったのだが、経営者の家族が出かける予定があるとかで断られた。
ちょっと感じが悪かった。
それからもう一度バスターミナルへ出向き、インフォメーションセンターで町の地図を貰う。
ここの人達の対応も非常にひどかった。
この時点で悪い印象を持ってしまった。
まず第一印象が悪かったのだ。
そうなるとそれからは悪いところばかり目についてしまう。
しかし、そこから挽回してマニサーレスが楽しい思い出をくれることをこの時の自分はまだ願っていた。
地図を見ると、セントロ(中心部)は坂の上にあるようだがケーブルカーを使えばその近くまで一気に行けるようである。
自転車も乗り入れOKということだったので、さっそく切符1600ペソ(80円)を買い乗車。
さすがにこの自転車で長距離を押し歩くのはキツい。
↑バスターミナルから出ているケーブルカー
↑上から見た景色。丘の上にあるためきれいだ
店や広場を眺めつつ壊れた自転車を引きずりながらホテルを探す。
カテドラルのすぐ近くにホテルがあった。
立地的におそらく高いとは思うのだが、一応入って値段を聞いてみる。
なんとここが40000ペソ(2000円)。
やはりめちゃくちゃ高かった。
試しに入っただけだったので泊まる気はなく、そのまま帰ろうとした。
すると、ホテルの従業員がみるみる値段を下げていき、なんと昨日の宿と同じ20000ペソ(1000ペソ)で泊まれることになった。
半額になってしまうなんて思いもしなかった。
こんな機会はあまりない。
このチャンスを逃すまいと、さっそく2泊お願いした。
2泊というのは、今日は適当に町をまわり、明日自転車屋に行く作戦だ。
しかし心の中で不安が渦巻いていた。
おそらく自分の勘が確かならば、明日の行程は無駄になってしまうはずなのだ。
その理由は後でわかるだろう。
この日は町を見て回ったが、他の場所と比べてやはり人々の雰囲気がよくないように見える。
もちろんいい人もたくさんいるのだが、この町の闇の部分があちこちに見え隠れしているのが人々の対応から見え隠れする。
カットフルーツを売っているおじいさんはこちらが目に入らないような接客をするし、物乞いは寄せてくるし・・・
↑しかし教会はどこも美しかった
↑この日はミサをやっていてあまり見学できなかった
↑カテドラルは夜にライトアップされる
↑カテドラルから数ブロック離れた広場にある教会
↑こっちの教会がお気に入り
↑木を使ったシックな造りでステンドグラスもふんだんにつけられている
その翌日。
自転車屋を探しに出発。
通りに何軒も並ぶ自転車屋の群れを見つけることができたが、どこへ行っても荷台のパーツがない。
あったところで、今使っている自転車に合うものがなかった。
予想通りだ。
中米でもそうだったが、こういう頻繁に売れるものではない若干マニアックなパーツは首都に行かないと見つからないのだ。
それに加え、自転車がメキシコ生まれなので型に違いができてしまうのかもしれない。
探しまわるうちに鉄鋼溶接所のようなところを発見。
以前コスタリカで溶接所へ行って直してもらった経験があったので、その経験を元にもしかしたら直せるかもしれないと考えつき、鉄工のおじさんに聞いてみる。
すると「まかせなさい」というような笑顔で荷台パーツを受け取り、あっという間にくっつけてくれた。
しかし鉄工のおじさんが言うには、くっつきはしたけどあまり重いものを乗せられないのだそうだ。
それでは困るので翌日に場所を移し、もう一度パーツを探そうと決める。
他のブログで見つけた、オススメだというホステルへ移動。
本当は始めからそっちへ行こうと思っていたのだが、セントロからかなり離れているようだったので、一昨日はあきらめていたのだった。
マニサレス宿
実際に行ってみると、地図で見るほど離れていない。
歩いて1時間といったところか。
ブログには詳しい場所がかかれていなかったので見つかるか心配だったが、なんとか発見。
↑ケーブルカー乗り場がある道路を真っすぐ行くとCable Plazaがあったので、そこをもう少し行ってみると高架橋からhostalの文字が!!
↑運良く見つかってよかった、と思いきやここは違ったようだ。この辺はホステルがたくさんある
↑適当にウロウロしていたら見つけたmountain hostels。さっきのホステルの、橋から見て一本右側の通りにあった。
↑向かいにあったホステル。ここの人に教えてもらったのだが、こっちに泊まりたかった。
ここのホステル、情報とは違い値段が20000ペソもする。
ドミトリーでこれは高すぎる。
せっかく苦労して見つけられたのでしぶしぶ了解するがすっきりしない。
スタッフに「その値段は5年も前の話だよ」と言われた。
たしかにブログには2009年と書かれている。
現在は2015年4月。
・・・・・。
コーヒーがいつでも飲めると書いてあったが、夕方にコーヒーをついでみるとカップ1杯分しか出ない。
しかも酸化したすっぱいコーヒーだった。
人は多いし、その中でもアメリカ人が多く、キッチンは汚くされていた。
翌日わかったのだが、全員に配られていたバスタオルはこちらにだけくれなかったようだ。
まわりの店も物価が高く、買い物しづらい。
町の印象が悪かったのが後を引いたのか、それとも期待しすぎたためか、どんどんどんどん不満が募る。
悪いところばかりを挙げたが、いいところを言うと、
夕方に子どものダンス教室が開かれていたが、それが終わった後に久しぶりに空手の練習をしてみた。
長い間やっていなかったので完全に忘れてしまっている。
やはり一度日本に帰ったほうがいいのかもしれない
と弱気になる自分が、目の前の鏡に写っていた。
↑小型のPS2
あまりソフトがなかったので、FPS(主人公目線のシューティングゲーム)のkill zoneというゲームをやってみた。
↑これ。評価はそこそこのようだ
FPSは昔ジャンピングフラッシュ2というPSのソフト(現在主流のFPSとは全然違う)をやったことがあったが、それ以外は触れたことがなかった。
ボタンやスティックを3つ4つ同時に操作しなければならず、かなり難しかった。
慣れてきたあたりで時刻は夜の11時をまわった。
静かにしなければならない時間なので、心残りだがゲームをやめる。
コントローラーを握るのなんて何年ぶりだろう。
久しぶりにやったゲームは時間の流れを忘れさせた。
このホステルを発見するまでに3軒ほど自転車屋を見つけていたのだが、昼休憩でどこも3時まで閉まっていた。
到着後すぐに荷物を置き、さっそく自転車屋へ。
3軒とも、昨日のどの店よりも良さそうで高そうでいいものがありそうな店だったが、自転車に合う荷台はどこにも置いていなかった。
がっかりしてホステルへ帰宅。
手に入れるにはボゴタに戻るしかなさそうだ。
次の日になり、台所へ。
朝食を各自で調理、とブログには書かれていたが、ホステルの人の話ではコーヒー飲み自由でドミトリーには朝食はつかないそうだ。
( ꒪⌓꒪)
(。-ˇ.ˇ-。)カチ-ン
この町で溜まりたまったストレスがここで限界になり、頭に来たのでさっさと出て行くことにした。
悪いのはこのスタッフではなく、
ブログの書かれた年を確認して現在変わっているかもしれないと予想しなかった自分が悪いのであり、
態度が悪いここの泊まり客や町人が悪い。
完全に八つ当たりなのだが、イライラが募りつもっている自分にそんな余裕はなかった。
2日間探しても荷台パーツは見つけられなかったが、しばらくはこのツギハギの荷台でも保ってくれるだろう。
早くここを出なければ。
※今回不運が重なったため嫌な思いをしましたが、きれいなところに泊まりたい人にはこのホステルが合うと思います。
しかし自分はオススメしません。
まわりにたくさんホステルが並んでいるので、探せばもっとよくて安いところもあるでしょうし、中心部にもチラホラとホステルを見かけました。
そっちを探したほうがいいかなーと思いますよ。