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2度目のボゴタでの思い出と失敗



2度目のボゴタでは数人と会う約束をしていた。
しかし結局一人としか会うことができなかった。

ボゴタの家へ誘ってくれたトタ湖であった夫婦へ「コーヒーでも飲みましょう」と誘いのメールを送ったのだが、自分がホテルに泊まったと知るとメールの返信をやめてしまったようだ。

ボゴタに来るまで確認できなかったのだが、「家に泊まり来るなら7時以降にしてくれ」とメールに書かれていたので、おそらく二人の仕事の関係上時間があるのは夜のみなのだろう。

そうなると、会ってただ話だけするというのは難しい。

ボゴタの夜を出歩きたいとは思わない。

カルロスさんもちょうどここに来ていたようで、一緒に自転車の会に顔を出したり観光したりしようと誘ってくれたのだが、結局向こうの都合が合わなかったようで一度も会えなかった。


自転車の会はちょっと興味があったし、知らないところに連れて行ってくれるのはありがたかったのだが、残念だ。




前回もここで再会したイラストレーターのマリとは、今回2度も会いに行った。


一度目は夜に夕食をごちそうになり、これまでの旅行で撮った写真を眺めたり話をしたりしてすごした。

帰りが遅くなり、この日も夜遅くに自転車で町を通り抜けることになってしまったが、幸運にも危険なことは起きなかった。



    ↑料理を作るマリさん。ちなみにフランス人とのハーフです



    ↑メキシコのタコス風の料理が完成。料理名は忘れた



その数日後、彼女は数ヶ月ぶりの休みが取れたらしく、実家に帰るのを取りやめて一緒に公園に遊びにいくことにしてくれた。



大きい木がある彼女のお気に入りの場所で、絵を描いたりオカリナを吹いたり寝っ転がったりしてのんびり過ごす。

自転車に二人乗りをしながら代わる代わるこぐ人を交代して帰り、楽しい時間を過ごした。

ずっと研究所に座りっぱなしの彼女にもいい運動になっただろう。




    ↑休日だったためか、人がたくさんいた



    ↑池にはたくさんのボート。鯉もいたりして日本とそんなに変わらない



    ↑マリさんが持ってきていた鉛筆。7Bから6Hまで揃っている。さすがプロ



    ↑自分をモデルにアリクイの絵を描いてくれた


以下マリさんが撮ってくれた写真







馴染みの食堂にも行ってみた。

そこのおばさんはこちらの顔を覚えてくれたようで、いつもの不機嫌な顔から一転、やさしい笑顔で迎えてくれた。

店に物乞いが来たときにも、「この人日本人だから言葉がわからないよ。あなた日本語話せるの?じゃあダメだね、帰りな」と追い払ってくれた。



ホテルの室内でニコニコの生放送もやってみた。

が、回線が弱くプッツプツになってしまった。

もっといい環境を探さなくてはこれは難しそうだ。

こんな感じで、忙しくも暇な毎日を過ごした。

そして、ついに路上でバスキング(=路上パフォーマンス)。

オカリナとメキシコで買ったソンブレロをサブバックに入れ、人とパフォーマーでごった返している通りに立ちすくむ。

一応警官と近くの商人に確認してから、勇気を振り絞ってオカリナを吹いた。



結果は0ペソ。



子ども達が帽子の中にお金を入れる振りをしたくらいで、他には誰も立ち止まらない。


すぐ目の前を通るおじさん達は帽子の中をチラッと見て、なんにも成果がないのを確認してからそのまま去っていく。

かなりショックだった。

そうか。

だめか。

コイン一枚でも入っていたら、それで満足だったのに。




パナマシティで吹いたときは場所が悪かった。
そして今回はいい場所を取れたのだ。

しかし一銭も入らないということは、バスキングで少しでも生活費の足しにする方法は無になってしまったということだ。

それがとてもショックだった。
未来への希望の一筋がついえた。



しかしこれで諦める自分ではない。

勝負に勝つまで人を帰さないほど負けず嫌いの自分がここでやめるはずがなかった。



・・・そう、まだ作戦があったのだ。




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