- 2024/11/22
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今のところ自転車でなんとかやりくりしつつ 踏ん張りながら だましだまし 時には励まし合い時には喧嘩もしながら一人で世界を旅行中です。よかったらpart2 現地情報ややってほしいこと、知りたいことなどありましたらコメントかメールにて受付中!
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ここからボゴタまで、これまた色々あったのだが、一度通った道なのではしょって書いていくことにする。
朝8時、カルロスさんの友達が来て、車で送ってくれた。
車中でパネーラ(黒糖)キャラメルやパンを食べさせてくれ、通る町通る町紹介しながら走ってくれる。
こちらがスペイン語を話せないことを知っているので、ゆっくりと単語のみで説明してくれた。
トゥンハで降ろすと言っていたのだが、ベンタケマーダに友達がいると言うとそこまで送ってくれた。
ベンタケマーダのいつものレストランでコーヒーを飲みカステラを食べる。
そして2人で、この町で知りあいになったジョンの職場へ。
「おかえりなさい!」
と日本語で歓迎してくれた彼の家に1泊泊まらせてもらうことになった。
元野良犬のギンは体格が良くなり、毛並みもきれいになってきて健康体になっていた。
前は体がやせ細り毛が大量に抜け落ちていたのだが、いまでは肥満の一歩手前まで来ている。
さぞ利口になったのだろう、と思っていたのだが、案の定自転車を倒されたりジョンのモップをバラバラにしたりと、イタズラ心は変わっていなかった。
ジョンのほうは、あれから日本語の勉強をあまりしていなかったと言う。
いやー、自分のせいかな。
日本に対して幻滅してしまったのではないか、と思ったが、どうだろう。
でも期待しすぎてもよくないだろうし、まあいいか。
次の日に出ることを伝えていたので、その夜は飲んで踊っての騒ぎになった。
ジョンの家で一泊して出発。
町を出る前に、昨日の夜に酒を飲んでいるときにたまたま知りあった中年の男性や以前からよく一緒に遊んだ女の子、ラジオパーソナリティのいつも元気な女性と再会し、レストランを切り盛りしているおかみさんも入って昼過ぎまでおしゃべりをした。
ジョンはこのとき仕事で朝早くトゥンハへ行っていたのでいなかった。
↑このあたりの景色は本当にいい
前回は泊まらなかったビジャピンソンで一泊。
泊まったホテルは愛想は悪いし嘘はつくし(ここ以外にホテルはないと言っていたのだが、隣にホテルがあるのを知っている)、あまりいい印象ではなかったのだが、大幅に値下げができたのでここにした。
おそらくもともと高値でふっかけてきていたのだろう。
値段は簡単に下がった。
この日は教会が開いていたので入ってみた。
質素だが神聖な雰囲気のあるすてきなところだった。
↑ステンドグラスはないが、こういう教会も好き。トップ絵はこの教会の床の写真です
↑ものすごい行列が歩いていた。暗い雰囲気だったので葬式だろうか
そのままセスキレ村のラウロのところまで一気に行こうと思ったのだが、前に来たときにとても気に入っていたチョコンタの町で2泊してしまった。
ついつい。
だってここのホテルが値段は安いしきれいだしwi-fiは使えるしで好条件のところだったのだ。
町も好みで、中心部は人がわりといて賑わっており、ほどほどに賑やかなところなので座っているだけで楽しい。
ここでオカリナでバスキング(路上パフォーマンス)をしようか迷い、結局勇気がなくてできなかった。
2日後にセスキレに入り、自分のことを覚えているかどうか心配になりながら派出所へ。
この日ちょうどラウロがここの当番だったらしく、派出所内の席にいた彼は手を振って外に出てきてくれた。
見回りじゃなくてよかった。
そのまま色々な話をしながら、今日は泊まっていっていいと言われる。
お言葉に甘えて家にお呼ばれした。
そのときに「さあキッチンに行こう。何が必要だ?なんか作ってくれよ。前回のトマトスープでもいいからさ」
と畳み掛けられたので、前に作ってあげた料理が本当に気に入ってくれてたのだなと安心した。
お世辞じゃなかったのだ。
結局作らなかったけど。
↑あいかわらずこの町の見晴らしも素晴らしい
ラウロはこの1ヶ月の間に1階から2階へと引っ越したようだ。
出産をすませた奥さんと、それから女友達2人もこの家に住み込んでしまったらしい。
もう1ヶ月はここにいろよ。
と言われ心を動かされそうになるが、しかしボゴタで会う人も何人かいるので早く行かなくてはいけない。
翌日にはここを離れた。
そのままボゴタへ入っていった。
同じ道を辿ることになったが、見覚えのあるところを通るのはなかなか楽しいものだった。
↑見にくいが中央やや右側に日本の国旗がある。ホテルらしいが、投資したのだろうか…?
___________
ボゴタ市内、来た道とは違う通りに出たので戸惑ったが、なんとか見覚えのあるところに出ることができた。
途中、自転車に乗ったかわいらしい白人女性がこちらへ話しかけてきたが、「スペイン語はできる?」の問いに「no」と答えたので、そのままなにも話さずにお別れになってしまった。
日本食屋「侍や」に到着。
夜のオープンが5時だと思っていたのだが、実は6時だったことが発覚。
トタ湖で会った夫婦に電話をして連絡を取らないといけないのだが、おそらく今日ここに寄らないとこれから先もう行けないだろうと思い、開店まで待つことにした。
というのも、前に一回ここに来たときに「また来る」と約束したのだ。
ここは中心部から距離があるので昼の開店時間に合わせて行きにくいため、今日を逃すと顔を出す機会がない。
1ヶ月以上ぶりに侍やのオーナー高橋さんと話をする。
この人はよくしゃべるのにあまりこちらに対して質問してこないので、口下手な自分とは相性が抜群にいい。
ここの料理の値段が高いのを知っていたので、少し前に食事をしていた。
だから注文を断ったのだが、ふりかけや練り梅が入った卵かけごはんと緑茶をごちそうになってしまった。
久しぶりの梅干しの味は大変美味でした。
あっという間に数時間が経ち、日本語の小説を再度もらってお別れを言って去る。
トタ湖の夫婦にはまだ電話する気満々だったのだが、高橋さんのアドバイスによりそれは取り止めホテルに泊まることにした。
もう数十年続いている日本食屋だが、経営が厳しいらしい。
ということでCMです。
ランチは19000ペソ(950円くらい)。
夕食もそのあたりで食べられます。
食事をしなくても、話をするだけでも行ってみるといいかも。
奥さんはにらみ顔をするかもしれませんが、高橋さんはニコニコ迎えてくれると思います。多分。
侍や Saumrai-ya
住所:Cra7A No.124-22 Sta.Barbara Occidental Bogota Colombia
カレーラ7の通りのバスで「カジェ124」のあたりで降りると近いです。至る所に通り名の書かれた看板があるので、それを目安に。
ってかこれ前にも書いたな。
暗い夜道を走り、ホテルに着いたのが夜の9時すぎ。
危険だと言われていたボゴタの中心部だが、この日は人がたくさんいてそこまで危ない雰囲気でもない。
自転車でノンストップで走り去ってしまえばどうということもなく到着することができた。
ホテルの従業員は自分のことを覚えていてくれたのか、顔を見るだけで大げさな歓迎ポーズをとりながらすぐに部屋へ案内してくれた。
疲れていたのでチェックインがスムーズにいって助かった。
いい部屋が全部埋まっているので、明日部屋をとり替えてあげよう
ということだった。
やさしい。
しかしこれで短期滞在がしにくくなってしまった。
しょうがないなー節約しなくちゃいけないけどちょっとゆっくりするかー。
いやーまいったねぇははは