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客に食事を出すコロンビア文化・Duitama


    ↑この町出身の自転車チャンピオンの像



モンギの滞在も終わり、ここから一気に首都ボゴタへ帰っていく。


今日はパイパの町で一泊する予定だ。
もし着かなければ、その10km手前のドゥイタマで泊まることにする。




   ↑ソガモソのちょい右上にモンギがあり、ドゥイタマのDの左下にある小さな池のところがパイパ


 

モンギから一気に坂を下り、ひどい砂利道を通って、前に泊まったホテルの場所へと戻る。

行きは3時間かかっていたのが、今日は1時間もたっていない。
体力も十分残っている。


走行時間や体のコンディションはやはり道の状況で左右されるものだ。
ルートを考える時は距離だけでなくそういうところも考えなくてはいけない。




帰りは、大きな町ソガモソを通らない裏ルートから直接ドゥイタマを目指す。

道は比較的なだらかで、整列している家もレンガ造りで明るくオシャレないい雰囲気を醸しだしている。
それらの中にはホテルも混ざっていたが、おそらくかなり高いだろう。




苦もなく1時間か2時間かそこらでドゥイタマへ到着。
まだ昼だ。





ドゥイタマに来たら一つだけやることがあった。

それはトタ湖近くで出会ったカルロスさんに連絡をすることだ。
小さな出店で携帯電話を借りる。


この携帯電話を借りるサービス、ここではminutos(ミヌートス="
数分"という意味)と呼ばれているらしい。

コロンビアではこのminutos〜(〜は数字と$マーク。店によって50〜300まであった)の張り紙や看板をいたるところで見ることができる。


始め見たときは何のことか理解できず、コロンビアはコーヒーが有名らしいのでコーヒーのことを書いているのかと思っていた。

しかしコーヒーを頼んでも値段が違うので、今度は「一服」という意味でタバコ一本の値段を書いているのかと予想。


結局、電話のことだとわかるのはずっと先になってからだった。



電話先でカルロスさんはすぐに自分のことを勘づいてくれたようで、スムーズに落ち合う場所を教えてくれた。


しかしそこから
電話を店のおばさんに代わってもらい、紙に書いてもらい、場所をジェスチャーで教えてもらう、

という何段階にも分けられた通訳をしてもらわなくてはいけなかったので、電話1本で一苦労だ。
言葉が話せたらどんなに便利だろう。




教えてもらった病院へ向かうその途中、自転車に乗ったカルロスさんが迎えにきてくれた。
そしてカルロス宅へ招かれる。



軽食を出してもらった。

このあたりではお客さんに食事を提供することがマナーになっているらしい。
だから断ったら失礼になる
とは、のちに別の友人が言っていた言葉である。



話の流れから今日はパイパまで行くことを伝えると、
ここに泊まっていって明日車でトゥンハまで送ってくれるという。

2日はかかると思っていた行程を数時間にショートカットできることになる。
これは嬉しい。



ということで、カルロスさんの家に一泊させてもらうことになった。



    ↑即興で作ってもらったベッド。どでかいエアーマットにシーツや毛布をつけてもらった。めっちゃ快適



カルロスさんの誘いで、奥さんと一緒にドライブ。
ドゥイタマの町を見てまわることになった。



まずはメルカド(市場)へ。

多くの果物を見せてくれて、指を指してはスペイン語の名前を言ってくれたあとに「これは日本にはあるかい?」と質問してくる。

その光景はそのうち動画にすると思います。



    ↑グラナディージャという名前らしい果物。一つ買ってもらっちゃった



    ↑中はこんなん。ちょっと気持ち悪いけどおいしかった。種がジャリジャリしてて白い部分含め全部食べられる



そしてカテドラルへ。


車を停めるところがないため、
自分だけ降り、車でゆっくり広場をまわっている間に見学するというタイムアタックを開始。


唐突に始まるこの急展開。
急げ! 急ぐんだ!!



    ↑カテドラルの外観




    ↑内部




    ↑かなり素晴らしい造りをしていた。10段階評価でいうと8。もっとゆっくり見たかった



そして町外れまで連れて行ってもらい、高台からドゥイタマの全貌を眺める。





それからカルロスさんの友人の家へ。

ここでもやっぱり軽食が出された。
皆でそれを食べ、ホットココアをすすりながらおしゃべりする。


こういうのがこっちの文化なんだなぁ、
とその光景をしみじみ眺めていた。






    ↑左から奥さんとカルロスさんとその友人




    ↑真ん中の友人にトゥンハまで送ってもらうことになった




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