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となりの国

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虫と動物と人間が活発になる程度の暑さ 〜Doradal


〜〜〜〜〜

中級!?スペイン語講座


「少し」というスペイン語はpoco(ポコ)といいます。
「スペイン語話せる?」と聞かれたときにun pocoと答えたりします。

しかし普段はpocoよりpoquito(ポキート)の方がよく使うように思います。
買い物で少量欲しいときにun poquito, por favor(ウンポキートポルファボール)と頼むときに便利です。


この2つの違いはといいますと、poquitoのほうが少ない量を強調する言い方なのです。


単語のあとに-ito(男性名詞)/-ita(女性名詞)をつけると、
小さい〜、少ない〜
という意味になります。

たとえば、ネコという意味のgato(ガト)をgatito(ガティート)にすると「子ネコ」という意味に変わります。

日本語でも同じ意味で動物の名前の前に「子」をつけたり、他の名詞の前に「小」をつけたりしますよね(小石、小国など)。
これと一緒だと思います。


以前話したsopitaもこれに当たります。
手と表情で「ちょっと!」と表すとよりよく伝わるので、機会があったら試してみて下さい。


  ちなみに、「少ない」ではなく「小さい」はpequeño(ペケーニョ)といいます。
  ただ、pequeñoでもpocoでも、はたまたchico(チコ、元々は男の子の意だが買い物をするときには小サイズという意味もある)でもちゃんとわかってくれます。

〜〜〜〜〜

体が疲れていたので少し多く眠り、昼前に出発。

プールへ連れて行ってくれた人にはさよならを言いそびれた。

結局名前も聞きそびれてしまった。

彼の家を教えてもらっていたので、その家にいた父親らしき人(実際どうかは不明)にデジカメの写真を見せてみた。

しかし言葉が全く通じずダメだった。

写真を見せて「どこ?」と聞けば大体の意味は分かると思うが、なぜわからなかったのだろう。

非常に腹立たしかった。

坂をくだりながら先へ進むと、昨日会った人達の家が道沿いにいくつか並んでいるのがわかった。

なぜわかったかというと、昨日遊んだみんなそれぞれが自分の家の前に出ていたからだ。

彼らにさよならの挨拶と一言二言言葉を交わした。

英語が上手だった人には、「最初に誘ってくれた彼によろしく言っといてくれ」と伝言も頼んでおいた。

それから、別の兄弟には自転車のパンク修理を頼まれ(言葉が通じないために頼まれていることも最初はわからなかったのだが)、直してあげたらレモネードと2000ペソをもらった。

こんなこともあるもんだ。

ラッキーだ。

そのすぐ先にあった、戦車が飾られた所のレストランでスープを注文。

そこの客に英語で話しかけられ質問攻めにあった。




最近本当に人との交流が増えている。

意図していないので、それだけコロンビアの人が話し好きだということだろう。




    ↑戦車のそばにあった看板。この上の突き当たりまで行けば、あとはまっすぐ進むだけでボゴタに着くはずだ



レストランを出て橋を渡ったところから始まる地獄の上り。

かなり低い所まできたようでかなり暑い。

ただでさえ坂で辛いのに、体温の上昇と体の水分が飛んでいくのがかなりの痛手だ。

途中ぽつんと建っていた店で飲み物とチップスを購入。

高かったのでチップスを断ると、値下げしてくれた。

そこの雇われ店員の男性としゃべったり、その店の女性と子ども達とおしゃべりしながら犬をこちょばしたりしていたら、時刻はいつの間にか3時30分になってしまった。

長居しすぎたようだ。


本当は上の写真の地図にある Doradal(ドラダール)という町まで行きたかったのだが、今日は間に合わないだろう。
どこか近場で宿を探すことにする。

1kmほど先に進むと、宿と店と食堂が3軒並んでいるところがあった。
「村」とまでもいかないところだが、1泊するには十分だ。
そこで部屋をとる。

値段は15000ペソで格安、窓は無く少し暗いが電気をつければ気にならないし昨日のところより広い。

扇風機もついている。

高かった宿の物価が戻ってくれて嬉しい。

だが、それ以外に戻ってきたものがある。


それは熱帯夜、
そしてそれに付属する、

そう虫の問題である。

前日の宿でも出たのだが、ここにもゴキブリが出た。

大きいのは2匹出て、しかもその1匹はベッドに座っているときに手元でうろちょろしていたのでかなりビビった。

退治には成功したが、いやはや、はやく寒いところに行きたい。

言い添えると、宿以外の物の値段はかなり高かった。

翌日。


店で軽い朝食を摂り自転車にまたがる。
今日こそはドラダールまで行こう。



しばらく走るが町らしい町は全然出てくる気配がない。
看板地図のSan Luisにはすぐに着いたのでその2倍の距離を予想していたのだが、本当の距離はもっと離れていたようだ。

まあこういうのはよくあることだ。
気にはしていない。



水たまりにチョウチョがかたまっていたのが綺麗だった。
なにか物音があるとパッと広がって、黄色い爆発がおこる。

 








この通りは動物注意の看板がたくさん立っているのだが、その種類が豊富でおもしろい。




アリクイに



ヘビ、



カメ、



トカゲ、



それからキツネ。
いやオオカミかもしれない。


こんな道を走りながら、昼過ぎにやっとドラダールの町に到着した。




意外と賑わっておりとくにバーが多かったので、夜に本来の姿を見せるタイプの町なのかもしれない。



ここのところずっとwifiがない生活だったせいもあり、ここではぜひとも手に入れたいところだ。

しかし、ホテルを数軒まわれどもネットが使えそうなところがなかった。
もともと使えなかったりオーナーが夜に帰ってくるのでそれまで使えないと言われたり・・・

しかも宿代が高い。


最終的に値段がそこまで高くなく、室内でネットが繋がるホテルを見つけてそこにする。

が、ここも結局カウンターのところでなくてはwifiがきちんと届かず、しかも最後には故障だかなにかで全く使えなくなってしまった。


宿問題はなかなか厄介だったが、それ以外は居心地のいいところだ。
夜まで店が開いているので、暗くなってから小腹がすいても買いに出かけられるし、観光客が多いせいか接客の質もよく、人々がみんな穏やかだったのもいい。


結果、やはり連泊してしまうのだが、
がんばって3泊で抑えた。



 アイスも安くておいしかった。
 これはcafe(コーヒー)とleche(ミルク)。
 ミルクがすっきりとした味で、暑いこの地域にはピッタリだった。





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