コスタリカ最初の町、ロスチレスから出発!
…の前に、レストランで朝食&ネットで情報収集とブログ更新。
この先ネット環境があるかわからないもんね。
11時ごろに町を飛び出す。
道は狭いがきれいだ。
車があまり通っていないから路面状況がいいのだろう。
ここで突然ですが、コスタリカ情報。
YouTubeでの予習の結果、ここコスタリカは世界一多くの種類の動物が生息しているんだそう。
数自体世界一と言っていないところがミソな気がする。
ということで、ここでは動物の写真を多めに撮っていきたいなと思っとります。
思っているだけで実現するかはわかりません。
あしからず。
予想通り、この道は田舎道で草原と熱帯雨林、ときどき村が現れる。
カナダやアラスカのように村すらない道を予想していただけに一安心。
これで食事や水にも困らないし安全な寝床も確保できそうだ。
動物は見かけるが、牛や鳥など普通の動物しか見当たらない。
猿の声は聞こえるがどうにも見つけられないし、動物写真は難航しそうである。
↑最初の獲物は、牛。うん、普通だね
向かいからバスが通っていった。
行き先は Los Chiles 〜 Santa Rosa と書かれていた。
バスの発車地点ということはそれなりのレベルの町なのだろう。
目標地点としてこの"サンタロサ"を挙げておこう。
今日中に着けるといいんだけれど。
ジャングルの中でもあっちこっちで畑が見え隠れする。
人が住んでいる証拠。
これは果樹園だろうか。
こっちはキャベツ畑みたいなのが奥に見えている。
途中なんども雨に降られる。
しかしバス停がそこここにあるため、雨粒が落ちて来るたびにその小さな屋根の下に転がり込み、そしてオカリナを吹く。
暇つぶしにはもってこいだ。
しかし今日は吹きすぎてちょっと飽きた。
新譜を探さなくては。
どっかにいい曲ないかな。
少し大きめの村に着いて飲み物休憩。
たぶんPavonというところだと思う。
この売店の隣には水着がたくさん売っていたのだが、どこで泳ぐのだろう。
湖が近くにあるのだろうか。
まだまだ走る。
なかなかフォトジェニックな景色がそろっているじゃないか!!
くさかべさつき「木のトンネル!」
小さい頃の留守番の時に恐怖を紛らわすため、録画した『となりのトトロ』を優に100回は見ましたからね。
台詞はだいたい覚えていますよ、ええ。
そうです、ここは35号線。
しかし73kmはどこの数値なのでしょうか。
普通に考えると首都のサンホセだけども、それだと近すぎやしませんか?
少しずつ暗くなり始めた。
ポツンと建っていた大きな売店で飲み物を購入。
そしてサンタロサまでの距離を聞いてみる。
あと13km。
おお、じゃあ今日中に着きそうだな。
と自転車を走らせると、
警察に呼び止められ、尋問。
といってもそんな堅苦しいものではなく、笑い話をしながらいつものような旅の出発地点や出身地を話したり、パスポートを見せたりしただけだ。
ただポーチやらザックのサイドポケットやらを見せろと言われたのは正直面倒だった。
俺には日本語がしゃべれる女友達がいるんだ。”お元気ですか”って言うんだろ。
と、1人の警察官が日本語の一フレーズを口にした。
日本語って意外と広まっているものなのだなぁ、
とひとしきり感心したあと、ようやく解放。
3人と固い握手をして別れた。
そしてサンタロサへ到着。
すぐ近くのホテルの門をくぐったが、スタッフはちょっと席を外しているようだ。
客人がもう一人。
椅子に座っている。
その瞬間に大雨。
雨宿りをさせてもらいつつ、宿の主人の帰りを待った。
待っている間、ここの飼い犬らしいチワワのハーフっぽい子と遊んだ。
最初は後ろ足ガタガタさせて吠え続けていたが、こちらの積極的なアプローチにより急速に仲良くなることができた。
体中に汗をかいていたためか、この子、ひたすら手やら足やら腕やらヒゲやらを舐め回そうとする。
うん、知ってる。
俺が
すごくおいしいのは知っているんだ。
でも塩分摂りすぎちゃうからやめようね。
大雨の中、車で帰宅のご主人。
ここの値段は10000コロン。つまり20$弱。
高いけど部屋はきれいみたいだし、雨も降ってるし、wi-fi使えるし、エルサルバドルでもこれくらいの泊まったときあったし。。。
という言い訳を並べあげてから、宿帳にサインする。
結局雨で外に出られず3泊することになるのを、このときはまだ知らなかった。