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となりの国

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善きエルサルバドル人のたとえ




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

よく聞くスペイン語講座 その2


最近気になった言葉は、

・con provecho

・que le vaya bien


の2つ。

上の「コン プロベッチョ」は食事時のレストランでよく耳にしました。
食べている時に言われ、食事を提供された時に言われ、店から去る時にも言われ。。。
まあ、この状況でなんとなく意味はわかりますが、フランス語の ボナペティ のような感じでしょうね。
=「召し上がれ!
あとは「食事(食後)の時間を楽しんで」とかそういう意味もありそうです。

下の「ケ レ バジャ ビエン」は別れ際に別れの言葉と一緒によく使われます。
さよなら的な意味だろうなぁと思っていたのですが、今調べてみたところ
お元気で
とか
いってらっしゃい
という意味だそうです。
なるほどー。

関係ないですが、自分は京都訛りの「おはう」(いってらっしゃい の意)を普通のおはようの意味で使うのが昔からのマイブームです。同じアクセントの京都弁があるとは知らずに使っていました。


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              あらすじ
        国境越えを果たし
        すぐそこの町で高いホテルに泊まった著者。
        これからどうなっていくのか?!



朝はゆっくり起きてノンビリ支度をし、12時に出発。
やさしい顔のスタッフたちが見送りしてくれて気分爽快、晴れ晴れとした気持ちだ。
昨日はそんなに疲れていなかったのだけど、もっと心身ともに疲れきっているときにはこういう高いホテルに泊まるのもいいかもしれない。



ところで、ネットでこのエルサルバドルという国を調べたところ、

・治安は近年で急速によくなっている。
・しかし都市部は依然として犯罪が多い。
・エルサルバドルの人はみんなやさしい。

という結果が出た。
治安は悪くて人はいい。
ほほう。


どういうことだってばよ。



まあ、見てみるのが早いんじゃない?

ってことでこの町をさっさと抜け出した。


走っていると、車に乗ってる人は「オー」と窓から顔をだしてくれるし、
「ヘーイ」と道で座っている子どもが声をかけてくれるし、
家のあたりで座っている若い衆が
   「ヒュー」  「ヒュー」
 「ヒュー」 「ヒュー」   「ヒュー」
   「ヒュー」    「ヒュー」  「ヒュー」
と一斉に手を上げながら奇声を発してくれる。

その上、警察には俺のパスポートがどうしても見たいって言うから見せてあげたし、
兵士たちには旅人の荷物が気になるから自転車の鞄の中を見せて欲しいと言われたし、

もうホント俺ってば人気者。
まいっちゃうね。


で、何かを探している風な兵士に荷物を軽く浅くチェックされ首を横に振られたついでに、
ここは食事処があるかどうか聞いてみた。
実は今日、朝食はめんどくさくなって食べておらず、昼食は国境沿いのサンクリストバルがあまりいい雰囲気じゃなかったのですぐに進んでしまい、食べていなかったのだ。

ここにはないですよ、もっと向こうに行かなきゃ


ここの兵士達は警察と違って丁寧で優しい。

しかし、いくら自分は燃費がいいとはいえ、さすがに腹が減ってどうしようもなかったので、
すぐそこの商店でなにか食べる物がないか立ち寄ってみる。

食べ物・・・なにか・・・・

とヘタなスペイン語で聞いてみると、店のおばあちゃんはこちらがスペイン語ができないとわかったのだろう、「何もない」というジェスチャーをした後、

パン

と言った。
じゃあそのパンを1つ と伝えるとすぐ近くにあった真四角の菓子パンを持ってきてくれ、そして冷蔵庫から小さめのゲータレード的なものを渡してくれた。
値段を聞くと「いらない」のジェスチャー。
お礼を言って早速食べた。


         ↑  これ と これ

たしかに!
エルサルバドル人いい人じゃないか!!



グアテマラは山と草原が多かったが、エルサルバドルに入ると木が生い茂りジャングル感が強くなった。

どこまで続くのかという坂を登りきった後、下りとともに広い景色が目に入った。


いやー、すばらしい。
こういう青々とした広い景色を見ると旅をしているという気分になり、なんだかワクワクしてきます。


坂の途中で、今までとは違う綺麗目な町に入る。
そこでアイスクリーム屋があったので入ってみる。
入り口で

ぴんぽーん

と大きな入店チャイムが鳴った。
この感じ、懐かしい。
久しぶりにこの音を聞いたので、かなりびっくりしてしまった。
突然の音に、なにか悪いことをしてしまったのではないかと一瞬考えたほどだ。

アイスは1.75 0.75us$。 (←間違えてました)
量を考えるとベリーズのサンイグナシオで食べたアイスと同じくらいかちょっと高いといったところか。





その先は下り道が多く、スイスイと先へ進むことができた。
高い山が遠くに見え、緑もよく映えているし、景色の見応えも抜群だ。


    ↑目の前にそびえる山

    ↑こっちの禿げ山もいい感じ

    ↑迫力があるが、遠くにはもっと大きな山が見える

    ↑苔が生えたように草が広がっている。こういう風景が好きだ

   男性が一人、なにか仕事をしていた↑



小さな村に入った。
喉が渇いたので、そこにあった店で飲み物を頼む。
ここでは一般的らしいサルバコーラというのを買ってみた。
小さいペットボトルで35¢。

飲んで休憩していると、店の主人がこちらへ来てなにやら英語で話しかけてきた。
ので、またまたエルサルバドルの治安について尋ねてみた。

ここらみたいな小さな町だったら全然平気だよ。サンサルバドルとかそういうsmall city(と言っていた)は危ないけど、こういうところだったらなんにも起きないよ。

ということだ。
客が見えるとすぐにカウンターへ行ってしまうので行ったり来たり大変だな、と思いながら地図を出して眺めてみる。
主人が言うにはここはCanton Ranchador(だったかな?)というところらしく、後5kmで第二の都市、Santa Ana(サンタアナ)に着けると言う。
地図を見ていると、また主人がやってきてニカラグアまでの道を指し示してくれた。
ここぞとばかりに

どこがベストビューか

と聞くと、地図を見ながらオススメポイントの名前を挙げてくれた。
Lago de Coatepeque, Volcan San Marcelino, Tazumal, Playa El Tunco....


コーラを飲み干したちょうどその時、主人がビスケットを差し出してくれた。
またまたタダでもらってしまった。
本当にありがたいことです。



なんだかとってもおもしろそうな国じゃないか、エルサルバドル!
本当に人も優しいし。
これは楽しくなってきたなぁ!!

と、鼻息を荒くして今日の目的地・サンタアナへと向かうのであった。



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