- 2024/11/23
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今のところ自転車でなんとかやりくりしつつ 踏ん張りながら だましだまし 時には励まし合い時には喧嘩もしながら一人で世界を旅行中です。よかったらpart2 現地情報ややってほしいこと、知りたいことなどありましたらコメントかメールにて受付中!
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なんだかとても眠かったので、サンミゲルのホテルの宿泊数を1日のばした。
ここは実にいいホテルだった。
24時間だと16$と高くなってしまうが、まあしゃあない。
朝に眠い目をこすりながら料金を払い、部屋に戻って昼までハンモックに横になる。
ここで気づいたことが1つ。
本気でハンモックに寝ると、寝返りがうてなくて体が痛くなる。
ちょっとうたた寝するくらいなら気持ちいいハンモックも、ホンキ寝には向かないようだ。
せっかくなので食べたい物を満足するまで食べたが、さすがに金を使いすぎた。
これからは節約しよう、
と心に決めるのはこれで何度目だろう。
↑…なのでケーキ屋さんでラテを注文。ケーキもおいしかったー
次の日もここに泊まろうかと思いダラダラしていたが、さすがに2回も16$は痛いと思い直し、チェックアウトギリギリになったところで20分で支度して出て行く。
町を抜けると青々とした牧草地帯がつづいていた。
時々見える古めかしい家や人の手が入っている土地のせいでよけい田舎に見えた。
ひたすら平地だったので思っていたよりずっと早く進んでいたようだ。
地図で見ると結構遠く見えたEl Calmen(エルカルメン)という村に午前中に着いてしまった。
ここで休憩。
オルチャータを注文する。
この辺まで来ると、オルチャータは白から茶色になっている。
アーモンドの味がするのでアーモンドパウダーを混ぜているのかもしれない。
それにしてもこの村、入り口あたりしか入っていないが、かなりきれいなところだった。
ゴミもあまり落ちていないし、建物も汚れていない。
ここに宿泊してみたい衝動にかられたが、まだ昼前なのでさすがに早すぎる。
少しブラブラしてから出発。
ここから一山越えてLa Union(ラ・ウニオン)という変わった名前の町に向かう。
山はキツかったがすごく大きなものではないのであっという間に登頂。
気がついたらウニオンを示す看板が出てきた。
というか、エルサルバドルからは距離を気にして走っていなかったので、地図上での距離の目測がうまくいかない。
その日その日に適当に目的地を決めて走っていたからだ。
まっすぐ進むと何もないところに広いきれいなガソリンスタンドがあった。
↑ここでキャンプしたいなぁと思いながら休憩
そこで飲み物を買い休みながら地図を眺める。
道の方向が心配になったので店員に聞いてみるとこっちではないということがわかった。
ここで休んどいてよかった。
どうやらこのまま行くとConchagua(コンチャグア)という村に着くらしい。
そっちへ行ってみてもいいな、とも考えながら、とりあえず今日はエルウニオンへ行くために道を戻る。
曲がるべきだったT字路(上の看板の写真のところ)を曲がると、細身でラテン調のノリの男性が「わっつあっぷめーん」と呼びかけてきた。
いつもだったらヘイ!とかオラ!とか言って軽く会釈してそのまま通り過ぎるのだが、今回はちょっと聞きたいことがあったので自転車を止める。
もうちょっと行ったら町に入るよこの道まっすぐねってかもうここラウニオンだけどねハハッあ、そこ危ないよもっとこっち寄りなyoえ、コンチャグア?ああそれなら向こうの山が見えるダロ?そこずっと登るとあるんだけど自転車なら2時間くらいかかるだろーねぇずっと登るんだよあの坂をさっ!え?いいとこかって?うーんそこはそんなに…普通かなただ公園があってーシティホールがあってーあっでも景色は見渡せるのはきれいダネもう行っちゃうのかいそうかいじゃあね気をつけて向こう行くんだろじゃあ
・・・・・ということだった。
タクシーの運転手に突然「サヨナラ!」と叫ばれながら町に入る。
つい日本語で「なんで?!」と答えてしまった。
対向車の窓からいきなり手が出てきてオーイとこちらを呼んだ。
強盗か何かかと思って警戒する。
運転手は白人系の男性。
軽く会話をしたあと、
ここのやつらは悪いのバッカだから気をつけな
と言われた。
言われてみればスラムっぽくなっているところも少なくはないようだ。
セントロ(中心部)に到着後、カテドラルをササッと見る。
中は広くステンドグラスが窓になっているのはおもしろかった。
ちょっとゴテゴテしすぎかなーという気がする
そのまま海の方へ出てみる。
海というかたぶん湾なのだが、ここでまわりを見渡せる堤防があったので行ってみた。
多数のカップルが静かに海を見つめていた。
↑ここは日本人が作ったらしい
↑地図を発見。中央の天狗みたいな絵があるところがコンチャグア
一人ぼーっとしていたら、後ろから警察官が声をかけてきた。
いつものごとく旅のスタートと次の目的地を聞いてきた。
その後はこちらのターン。
この街は危険なのかと尋ねる。
たしかにそうかも、と警官。
でもセントロは警備されているから大丈夫、ということだった。
本当かなぁ・・・
さっきのタクシーの件が気になったので、日本人がここに住んでいるのかとも聞いてみたが、思い当たらないそうだ。
ということは、ここに来た旅行者が教え込んだのだな。
日本人は住んでいないけど、アメリカ人がよく来るらしい。
治安悪いのそのせいなんじゃないの?
今日はホテルかキャンプすると言うと、近くに安全で安いホテルがあると教えてくれた。
わざわざノートに地図を書いてくれたのだが、一緒に会話に加わっていた自転車乗りの少年が連れて行ってくれるということで、彼のあとをついていく。
自転車でなんかの賞を取ったと言うその少年はホテルの場所を把握していなかったようで、道にいる人たち何人も聞きながら到着。
かなりボロいところで天井からカサカサ音がしているが、安めだったので今日はここで泊まることに。
荷物を盗られないよう警戒しながら過ごした。
こんな宿なのにネットが使えたのは意外だった。