- 2024/11/23
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今のところ自転車でなんとかやりくりしつつ 踏ん張りながら だましだまし 時には励まし合い時には喧嘩もしながら一人で世界を旅行中です。よかったらpart2 現地情報ややってほしいこと、知りたいことなどありましたらコメントかメールにて受付中!
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頑張って早起きしてチェックアウトの8時までに準備をすませ、サンタテクラを出る。
そこから15kmほどでエルサルバドルの首都、San Salvadorに入る。
ずっとくだり道だったので楽だが、車が多くて走りにくい。
なぜサンサルバドルが近いのにその手前のサンタテクラに泊まったかというと、
朝にサンサルバドルへ入り、その日に街をまわって次の日には脱出しようと思っていたからだ。
サンサルバドルは治安が悪いので有名らしい。
ホテルの室内でのピッキングもよくあるらしいので、あまり長居したくなかったのだ。
↑ここがサンタテクラ
↑ここがサンサルバドル
サンサルバドルは大きいがとても汚い。
都会でよくある汚さだ。
落書きがそこらじゅうにあって地面の敷石やコンクリートも黒ずんでいる。
車が黒い排気ガスをはき散らかす。
大学の間を通り抜けて、中心部近くの西側に位置するバスターミナルへ。
そこの2階のホテルを取った。
値段は20$。
うーん、高いがしょうがないか。
ネットではどこかのバスターミナルのところに12$くらいで泊まれるところがあると書かれていたのだが、ここではなかったようだ。
別の記事とごっちゃになってしまっていたのだった。
しかしエルサルバドルのセントロ東側は治安が悪いと言うし、ここは巨大ショッピングモールの「メトロセントロ」にかなり近い。
カテドラルも、少し離れてはいるが歩いて着ける距離だ。
なにより部屋が広くてホットシャワーも出るし、ネットが快適に使えるのがいい。
要領が大きくヘタすると何十時間もかかるyoutubeの動画をここでアップできたのは大きい。
下がターミナルなので警備の人も何人もいて安心だし、食堂やレストランが数件並んでいるのも便利。
屋根が薄いのか部屋の中がかなり暑いのが玉にきずだが、それでもこのあたりで20$は安い方なのではなかろうか。
↑左上にあるバスマークのところに泊まった。terminal y hotel puerto busと書かれている
看護師も御用達の下にある食堂で昼食をすませ、一度部屋へ戻る。
すると睡魔に襲われ、いつの間にか眠ってしまっていた。
ここ2日間の睡眠不足がたたったのだろう。
起きるとすでに4時。
外は大雨。
時おり雷がなっている。
今日は観光は無理そうだ。
ここにもう一泊することに決め、夕食は下にあるちょっと高いレストランでステーキを注文した。
大きくて柔らかなステーキが6.50$。
これはむしろ激安なのではないだろうか。
日本だったらどんなにがんばっても1000円はしてしまう代物だ。
めっちゃくちゃうまかったので、明日もこのメニューを頼んだほどだ。
せっかくの首都だし、贅沢したっていいよね。
次の日は雨が降りそうな曇り。
降る前に買い物に出かけてしまおう。
中米一の大きさを誇るという「メトロセントロ」に出発。
メトロセントロの場所がこのホテルにかなり近いと知り、喜び勇んで歩いていく。
ちょっと道を間違えながらも到着。
まっすぐ行けば10分か15分で着くくらいの距離だ。
柵に囲まれた大きな建物。
縦に大きいのかと思ったが、実物は横に広く広大な面積の土地を使っている。
いくつもの店をウィンドウショッピングしてみたが、探している物はあまり見つからなかった。
とりあえずナイフをゲット。
しかし折りたたみだ。
シースナイフが欲しかったのだが、またそのうち探すとする。
昨日入れなかったミスタードーナツを外から覗いてみる。
客たちは皆ドーナツではなく料理を食べていた。
こっちのミスドはドーナツよりも料理がメインのようだ。
残念ながら、ここにもアウトドアショップがなかった。
料理をするためのガスカートリッジやその他道具を揃えたいのだが、全然みつからない。
調べてみると、中南米にもガスカートリッジは売っていて手に入りやすいと書かれていた。
探し方が悪いのかもしれない。
これからはちょっと考え方を変えてみよう。
知らなかったのだが、自転車で旅行する人は圧倒的にガソリンストーブを使っているのが多いらしい。
燃料がどこでも手に入るからだ。
しかし自分は下調べの時にその欠点、つまり点火やメンテが面倒で寒い時に点きにくく重い、という話を聞き、それを却下してしまったのだ。
特に重さは重要視していた部分だし、第一ガソリンを持ち歩くのは少し怖い気がする。
やっぱりガソリンストーブにするべきだったかなー、と思ったが、そんな自分にも一つ希望があった。
カナダのホステルで、南米から来たというチャリダーが部屋の中にものすごい量の荷物を広げていたのだが、その中にガスカートリッジがあったのだ。
彼も缶ガス使いか。
しかもそのメーカーがsnow peakのギガパワーだったのだ!
今使っているのがそのsnow peak社製なので本当はそれ専用のストーブなのだが、どこにもないので別の会社の缶を使っている次第です。
本当はダメなんですよね。危ないからって。
で、それを見てきっと南にもガスカートリッジがあるはず、という期待を未だに持っているのです。
彼とはほんのちょっと話しをしただけで、彼の乗っている自転車も見ることはなかった。
だいたい見れたかな、というころで雨が降ってきたので、カフェでフラプチーノを飲んでまったりし、飲み終わったころにはちょうど止んでいた。
ホテルに帰るとまた降り出して、ちょっと休憩。
4時頃に雨は上がり、カテドラルを見に街の中心部へ。
道は人がたくさん歩いていて露店がたくさん並び、混雑している。
カテドラルに着くが、覆面をした数人が文字の書かれた白い幕を広げて入り口を占拠している。
そのまわりには警察とテレビクルー。
マイクを持ったアナウンサーが警察にインタビューをしている。
↑こそっと撮る
貧困について訴えているということしかわからなかったが、とにかく今日はカテドラルには入れないようだった。
けっこう楽しみにしていたのに残念。
目の前の公園で少し座ってあたりを眺め、それから帰っていった。
↑正面からの映像、のはずが木が邪魔でうまく撮れない
↑となりにあった建物と公園の様子
この治安が悪いといわれている都市で、なんと!
なんにも起きませんでした〜。
かなり気をつけていたのもありますが、よくトラブルを起こす自分にしてはすごいことですよこれは。