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現地サイクリストに情報をもらう、Poptún グアテマラ

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こっちのテレビでもドラゴンボールやポケモン、キャンディキャンディなど日本のアニメを放送しています。

見てみると汗の部分だけ描き直されていて、その線がふにゃふにゃでそこだけなんだか妙な感じでした。

たしか日本の漫画によくある涙型の汗は、海外では通じないんですよね。

あと「スーパーサイヤ人」だけ日本語そのままの発音で可笑しかったです。

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朝、昨日と同じところで食事をする。

今度は卵料理で10Q(130円くらいか)。

村を出る前にフランス人の女の子とツーリスモのおばあちゃんに会いにいく。

ホテル代40Qを払い終えたあと、女の子から役に立つであろうスペイン語をいくつか教えてもらった。

この先ホンジュラスに向かうため、今日はドローレスというところを目指すと言うと、おばあちゃんは

え、あんなところにいくの?

という顔をする。

それよりももう少し先のPoptún(ポプトゥン)という町が大きくて便利らしい。

じゃあそこにしよう。目的地変更。

ホンジュラスに一度行ったことがあるというおばあちゃんにホンジュラスへの近道を教えてもらう。

そこは細い道だから通りやすいということだった。

村へ出て道をゆくと、すぐに草刈り現場にぶつかる。

メキシコや中米ではよく、工事現場の要領で道端の草を大きな鉈や機械を使って刈っている光景が見られる。

そこに自転車アイス屋がいたので、ちょっと覗いてみた。

クーラーボックスの中にはベリーズで見かけた、あの”魔”のチョコロコが入っていた。

それはちょっと遠慮して、コップ一杯のミルクを凍らせ折った割り箸を付けたアイスを買った。

1Q(たぶん13円)だった。安い。

すぐに溶け始め、ポタポタと垂れてきた。

急いで口に運ぶ。

ところどころ薄い部分があるので、もしかしたら水で薄めているのかもしれない。

しかしシャーベット状になった氷ミルクを食べているといい感じに体が冷える。

30℃はあるであろうこの灼熱の世界では大切な存在だ。

値段も安いし。


El Chal(エルチャル)という少し大きな村に着く。

昨日サンタアナを通り過ぎてしまったとわかったときに目指そうと思っていた村だ。

ここはすぐに通り過ぎてしまったが、このエルチャルという名前でメキシコの番組、El Chavo(エルチャボ)を思い出した。

昔のドリフターズみたいな内容のコント番組で、人気があったのかアニメ化までされ、時々街中でそのアニメ版キャラクターのハリボテや商品を見ることができた。

この番組は演者の表情や話し方でストーリーが大体わかるため、ホテルに泊まった時によく見ていたのだ。

子ども役の人たちのウザイ泣き方にそれぞれ個性があり、とても面白かった。

あと主人公・チャボ役の人の裏声がすごかった。

いくつかの村を越えて行く。

途中で休憩し飲み物を買う。

今日は初めての飲み物に手を出してみた。

銀色のプラスチックに入ったそれは、ラプトルというらしい。
どこかの村で子どもがおいしそうにこれを飲んでいたり、そこら辺にこの空きボトルが落ちていたのを目にして気になっていたのだった。
もしこれがステマだったとしたら、この会社の広報は相当な腕を持っている。

味は? と聞くとゲータレードのようなものだと答えたので、スポーツ飲料か栄養ドリンクなのだろう。

飲んでみると デカビタCの味がした。

きっと内容物も同じ感じだと予想。




グアテマラの景色は、木のない草の茂った丘がたくさんあっておもしろい。
なかなかいい景観だった。

もっと岩がごつごつしていてジャングルな風色をイメージしていた。
もちろんそんな景色もあるのだが、それはまた一部だ。


ドローレスは入り口の店でジュースを買い、持っていた食パンとジャムで昼食を食べただけでスルー。

奥までは行ってないので詳しくはわからないが、入り口の所はあまりいい印象を持たなかった。

そこから少し行くと、自転車に乗ったライダーが隣につけ話しかけてきた。

ここら辺はよくサイクリストが走っている。

流行っているのかな。

その隣につけてきた人と並走しながら少し会話をする。

ポプトゥンへ行くと言うと、あと10kmだよと教えてくれた上、

そこのなんとかというホテルがいいという話をしてくれる。

値段はまあまあらしい。

ただ、彼と別れるころにはそのホテルの名前を忘れてしまった。

たしか何かの名前っぽいのでファンタジックな響きのイメージがあったため、きっとここだろう!

と、ポプトゥンへ着いたらそのまま「ルイス・カルロス」という名前のホテルへ入っていった。

社交的なオーナー風のおじさんに部屋を案内される。

なかなかいい部屋だ。

これで60Qなら安いのではないか。

2泊すると言うと、「明日団体がくるから~~」と言っているがよくわからない。

ああ、あのフランス人の女の子がいてくれたらなぁ・・・
と思っていると、彼は「まあいいか」と言ってよくわからないまま通してくれた。

何かあるのなら当日言ってくれるだろう。

ベッドの寝心地もいい。

残念なところを上げるとすれば、壁や天井に若干の隙間があることと水道を捻ったら苔のようなものが次々と出てきたことくらいか。

wi-fiは通っていないので、ネットをするにはセントロ(中央部)まで行かなければいけない。

セントロまではたったの1〜2kmだよ

とおじさんは言った。




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