忍者ブログ

となりの国

Home > ブログ > > [PR] Home > ブログ > 3、メキシコ > 治安の悪い町は本当に治安が悪いのか

治安の悪い町は本当に治安が悪いのか

ガソリンスタンドの裏手でキャンプし、朝9時すぎに起きる。
目覚めは最悪だ。
筋肉痛で体中が痛く、特に腰が疲労骨折しそうなくらいギシギシしているし、
標高のせいか、それとも疲れのせいか、頭が痛いし、
風邪っぽく喉が痛い。

つまり、具合が悪い。

それでもここをさっさと離れなくてはいけない。
じゃなきゃ死んじゃうからね!


さっそく昨日見つけた門の下を通り、アップダウンを繰り返しながらそびえ立つ山のほうへ向かった。




数時間後にGuachinangoに到着。

町の入り口にあったホテルをとった。
300ペソで高めだがかなり高スペック。
部屋も外見もきれいで、ネットも快適に使える。

飯を求めてふらふらとセントロ(中心部)へ向かった。



ソカロ(中心になっている広場)に入ると、警察から
自転車は入っちゃダメ!
と怒られてしまった。

が、それから話は繋がり、安いレストランを紹介してもらった。

警察の話では、ここは治安がかなり悪いらしい。
通りを自転車で走った感じでは、静かでのどか辺境の町 という印象だったのだが、辺境すぎてみんなお金がないのだろうか。



腹もくちたところで商店へ寄ってからホテルへ戻る。
その商店の客の一人に

きみは坑夫? それともサンプリング?

と聞かれたので、ここは鉱山の町のようだ。
門のところにもoroと書かれていたので、金でも採れるのだろうか。
しかしそんなもの、この町にはどこにもなかった。

もしチャンスがあれば、金でも銀でも掘り出してこっそり持っていきたかったのだが。



疲れが取れないのでオーナーのおじさんにもう一泊頼む。

昼食と言ってもいいほど遅い朝食をホテル近くの食堂で食べた。
そこにいた男性がこちらに気づき、英語をまくしたてる。
どうやら彼の父親か誰かが日本に住んでいたようだ。
彼はひとしきり話しきった後、ここの食事とコーヒーの金を払ってくれ、去っていった。

こんなにみんなフレンドリーでやさしいのに、本当に危険な町なのだろうか。


夕方、セントロの教会に行ってみると人が集まりだし、教会の上についている鐘がガンガンガンガン鳴り響いている。
まさに「狂ったような」その鳴りようが
「よそ者は出て行け」
と言っているようで、さっさとそこを後にした。





にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周(自転車)へ

拍手[1回]

PR

Comment0 Comment

Comment Form

  • お名前name
  • タイトルtitle
  • メールアドレスmail address
  • URLurl
  • コメントcomment
  • パスワードpassword

PAGE TOP