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となりの国

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一人旅しかできない人 〜 Chinandega

〜〜〜〜〜〜〜
中米の安食堂について



ベリーズ・グアテマラより南部の安食堂の料理は、このようにワンプレートで出てくることが多いです。
ところによっては飲み物が無料でついてくることも。

ベリーズは高い分、量がかなり多いです。特に米。
しかし肉は少ししか乗っていないのがほとんどでした。
でも腹はいっぱいになるから、量的にはこっちのほうが好みです。
他の国のはちょっと足りないっす…。

料金はus$換算で、1$〜5$くらい。見た目安そうでも場所によって全然違うので、ちゃんと確認しないとダメです。
飲み物付きかどうかは"con fresco?"(コンフレスコ?)と聞いてみたらいいのではないですかね。多分。
〜〜〜〜〜〜〜



国境のイミグレで過ごした次の日。

朝は7時頃に起床。
天気は曇りであまりよろしくない。


アルゼンチン人はすでに出発してしまったようだ。
彼はもともと一緒ではなく、数日前から行動を共にしていたらしい。
もっと前にも会ったことがあり、エルサルバドルで再会したので一緒に走っていたという。


お互いなにも言っていないが共に走ることになった。

出発後1分でメキシコ人の一人の自転車がパンクしていることが発覚。
早急に修理する。
彼が言うには、火曜日はパンクデーらしい。
いつも火曜日にパンクしているんだそうだ。
俺は毎日パンクしているよ、というと マジかよ!と彼ら2人でケラケラ笑っていた。


自転車バックが一緒だった人は、自転車前部の荷物部分を自作したらしい。
ワイヤーフックなどを使い、5$ほどでできたそうだ。
彼ももともとバックパックを背負っていたが、辛いからやめたのだと言う。
バックパッカーチャリダー仲間は見つからないものだなぁ。


チューブを直しているとまわりから人が集まってくる。
彼らの母国語スペイン語ですぐに他人とも打ち解けられる。
こちらは話しかけるなオーラを出しつつ、修理が終わるのを待った。


その後すぐ近くにあったカフェで朝食。
自転車の荷物を見たところガソリンストーブを持っているらしかったが、ほとんど食堂で食べるらしい。

こっちの食堂は安いからね。

とメキシカンチャリダー。



さて、一度カナダで他の人と一緒に走ることになった(こういうのなんて言うんだっけ?輪行じゃなくって…同行でいいのかな)が未遂に終わったくらいで、一度も誰かと走ったことがない自分だったが、
これでやっと初めて複数人走行をする日が来たのだな、っとちょっとドキドキ。


…でもさ、こういうのってどうやるの?
勝手がわからない。

とりあえず適当に真ん中を走ったり前に出たり後ろに下がったりして着いていっていたけど、そのうち疲れていつものスローモードに切り替える。
スローモードとは、できうる限りペダルをこがないことである。
こぐと疲れるから。

もちろんすぐに追い抜かされる。
あーあ、これでもう彼らとも会わないのだろうなあ、と思いながら、自転車を止め河原で歯を磨いていた。
朝磨けなかったからね。

3人で走った時間約30分。
前回の5分よりはまあ保ったほうだろう。



ニカラグアは平地が多いと聞いていたが、確かにそうだった。
しかし今日はなんだか体が重い。
足が進まないし、緩い坂でさえキツい。




    ↑右に火山が見える

太陽が出てきてなおさら苦しく、フラフラになりながら進んでいった。



    ↑水がなくなり途中の名も知らぬ村で立ち寄ったドリンク屋にて。
     イチゴバナナ牛乳。うまかった。12コルドバ。



もう少しで着くかというところで大雨が降ってきた。
スコールだ。
火山の向こうから黒い雲がやってきているので急いでいたのだが、間に合わなかった。
木の下で雨宿りするも虚しくすべてずぶぬれ。
木に茂る葉っぱの天井が足りていなかった。
それでもじっと耐えながら雨がやむのを待った。


雨の切れ目を狙って進む。
なんとか今日の目的地である次の町、Chinandega(チナンデガ)の入り口まで来ることができたが、そこから落雷が激しくなったので、町の手前のホテルに入る。
20$と高かったが、まあしょうがない。
部屋はきれいだし係員は優しそうだし、いいことにする。

こんな風にコロコロ予定を変えるので誰もついてこられないのだ。
でも予定キッチリなんて俺には耐えられない。
そんなことしたらストレスがマッハだわ。

そんな感じで今日も一人旅です。



ところで、エルサルバドルの中部からは、南に下るほど物価が高くなっていった。
南へ行くほど安くなると聞いていたのだが、これはどういうことなんでしょうねぇ。
特にホテルがすごく高くなった。
もしかしたらグアテマラが特別安かった、ということなのかもしれない。
もう少しグアテマラでゆっくりすればよかった。

平均70ケツァール(1000円しないくらい)で泊まれた宿も2000円を越えるところがほとんどになり、
2$(210円くらい?)しないで食べられた食堂も3$が普通になりつつある。


そんな中で見つけたホテル近くの食堂が一皿40コルドバ(1.60$)で、しかもめちゃくちゃうまい。
ドリンクのフレスコ(水で薄めた果物ジュース)も10コルドバ〜と超絶安い。

これは嬉しい。

    ↑ビーフシチューのようなもので煮込んだ料理がうますぎる。右はバナナ牛乳ミックスジュース


疲れたからもう一泊しよ、町を見に行きたいからもう一泊しよ・・・

ということでこのホテルに結局3泊してしまったのでした。
そういえばここは、奥にあるプールとウォータースライダーが無料で使えると言われた。
行ってみようかと思ったが、やっぱりやめた。
だって泳げないもの。



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