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となりの国

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ブログ引っ越しのおしらせ


突然ですが、今日から引っ越します!


というのも、ブログの画像容量がそろそろ限界ギリギリなのです。
昔の画像を消すのはしたくないですし、仕事ができないのにブログに月500円なんて払えません。

ちょうどコロンビアが終わって切りもいいところですし、新しいのを作ります。
っていうかもう作りました。


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ページの形式もこれから少しずつ修正したり増やしたり色々やっていきますので、どうぞよろしくお願いします。

これで画像の大きさを少し大きくできるし画質も多少よくできるかも!!
楽しみです。



なお、「こうしたほうがいいよ」「これをやってほしい」というアドバイスなどありましたらお手数ですが記事コメント、拍手コメント、メールなどにて教えてください。


まだまだ未熟ものですが、これからもどうぞ楽しく末永くおつきあいください。


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ラスラハス観光…観光よりも食ったり飲んだり自然を眺めた一日

国境近くの町、イピアレスから少し南東に外れたところ、そこにLas Lajas(ラスラハス)という場所がある。

そこには崖の中に建てられた教会があり、観光客の間でひそかに評判になっている。

天気の機嫌を見て、今日はそこへ行ってみることにする。

実はここに行くのが楽しみだった。

日本の中ではあまりメジャーではないのでこの場所を聞いたことのある人は少ないと思うが、旅人の間ではここは結構有名なところである。

きれいな教会が見られるということで、期待しながらホテルを出発。

荷物はホテルに置いてきているので自転車一本、とても軽い。

距離にして7km、この調子だと30分ほどでつけるのだが、お腹がすいたので立ち食いをしながら進む。



クワハーダという名前の、コンポートとチーズのスイーツ。

今回はイチゴと甘酸っぱい黄色い果物(チラクワンだったかな)をミックスしてくれた。

コンポートは甘さが控えめで食べやすい。

が、ちょっと水分が多いようで味も薄め。

これならもう少し砂糖を入れてもいいかも。

これが1000ペソ(38円)



小さなエンパナーダが売っていたので購入。

4つで1000ペソとめちゃくちゃ安い。

イピアレスだと大きめのものが1つ800ペソだもの。

しかしこれ、ふつうのエンパナーダと違うようだ。

まず目につくのが、外側にグラニュー糖がふりかけてある点である。

エンパナーダというのは一般的にしょっぱい食べ物だ。

中には米やジャガイモ、小さな肉が入っていることが多い。

そこに砂糖とな。

そして外側の皮がどうやらドーナッツ生地を使用している模様。

これは甘いバージョンなのかな? と思いながら噛んでみると、中はちゃんとダシのきいた米が入っている。

うーん、この生地と米はあんまり合わないなぁ。

でも食べれないことはないので間食する。

そうこうしている間にラスラハスに到着。

高台から見下ろした写真はこちら。



谷間に橋をかけて、そこに教会を作っているようだ。

町もあるようなので、そこを通りながら教会を目指す。


さすが観光地だけありお土産屋がたくさんある。

ホテルもけっこう建っているので、こっちに泊まってもよかったかもしれない。

下りる場所が分からず少し迷いながら、坂を下って教会のある真後ろに自転車をとめ、階段を下りていく。



    ↑壁には一面文字入りのプレートが貼付けられていた


かなりの人が来ている。

今日が日曜日だったということもあるのかもしれない。


教会ではミサが行なわれていた。






奥は岩盤が露出している。




教会前広場。



人が多い。



教会正面全景。


自転車が無事かどうか心配でチラチラ確認。

    ↑隙間から自転車が見えるのがわかるでしょうか

水を出している像を発見。

 

みんな触ったり汲んだりしているところを見ると、どうやらこれは聖水の一種なのだろう。

人がいなくなった一瞬の隙を見てその像を激写。

そして頭から水をかぶる。

バケツ部分の角に頭をぶつけながら。


            ↑この尖ったところに頭をぶつけた

この日はアクアボトルを忘れてきたのだが、持ってきたらよかった。

ただ、他の人のボトルを見てみると水がかなり濁っていたので、飲料水としては適しているのかははなはだ疑問である。

    ↑お土産屋にこんなペットボトルが売っていた理由がこれでわかった




サイドに移動して少し遠くから見てみる。


    ↑みんなが撮りたがる角度


 
    ↑下側のほうが味があってきれいだね


帰るときに見つけた教会の模型



教会自体は期待しすぎていたせいかそこまで感動はしなかったが、きれいにメンテされているし見応えはあった。

情報なくこれを見つけてたら多分すごく感動して興奮するんだろう。
しかしなんにも知らずにここまで来るのには余程の強運が必要である。



帰りには太陽が出ていたので、さっきの高台からもう一度写真を撮る。






ここら辺はラスラハスまでの道もなかなかきれいだ。

イピアレスから歩いていけない距離ではないので、時間がある人は巡礼よろしく歩いてきてみてもいいかもしれない。



帰りはこの自然を眺めながらオカリナの練習。



そして忘れてはならないのが、ホテルに泊まっているイピアレスに入る手前の店でコーラ1,5ℓを買う。
イピアレスで買うと3000ペソもしてしまうが、ここで買えば2300ペソで済む。

ふふん、旅行者の知恵ですね。

まあ水を買えばもっと安くすませられるんですけど、水だけ飲んでるとなんというか喉に入っていかないというか、別のものを飲まないとなかなかどうしてうまくいかないのです。





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村の生活と町の生活、コロンビアIpiales




山中のホテルで1泊後、国境近くの町Ipiales(イピアレス)を目指して走る。


昨日聞いた話ではこの先2時間走らないと家はないということだったが、この先ずっと村や店、ガソリンスタンドなどが点々と続いていた。

しかもガソリンスタンドにはホテルとレストランまでついている。


これだったら昨日はもっと行っとけばよかった。



坂をひいひい言いながら上がり、雨のぱらつきに翻弄されながら、横に流れる川と一緒に道をゆく。










 
    ↑滝。名前が書かれた看板があったのでちょっとした名所らしいのだが、あまりきれいではない。この付近で誰かがキャンプした跡が残っていた



腹の調子がまだよくないのか腹痛があり、途中にあった店でトイレを借りる。

そしてエナジードリンクを飲みながら一息ついていると、走ってきた道からきれいな虹が現れた。




前のとは違い少し遠くにかかっていたが、今回のはかなり色が濃く、虹のはっきりした色彩の変化を見ることができた。





    ↑こんな山道を通ります




    ↑コロンビアは自転車が人気









そうしてやってきたのはイピアレスから10kmちょっと手前の村。
名前は忘れたが、"サンホセ"とかそんな感じの名前だったと思う。

ここにホテルが数軒建っているのが目についた。


この村が昨日お菓子売りの言っていたところだろう。

ということは、彼はホテルのある村を教えてくれていたということか。
キャンプするって言ったのにな、うまく伝わってなかったか。



時刻は夕方の4時。
おそらく今日中に行ってもイピアレスに着くのは夜だろう。

今日はここに泊まっていったほうがよさそうだ。




ホテルの一軒に入ると、そこは値段が18000ペソと安い。

シャワートイレ別だと15000ペソだが、今はちょっと腹の調子がよくないのでトイレに入りやすいほうがいいだろうと贅沢にも高い部屋を選択。


ここは村を見渡せる全面の窓があり、そしてめちゃくちゃ広い。
部屋も清潔で、ホットシャワーも完備。

っていうかここら辺はホットシャワーじゃなくては寒すぎて入れない。


そんな安い広いきれいと3拍子そろったホテルで泊まることができた。




ちなみにこれはもう少しあとにも書くことなのだが、
1015年9月2日現在、26コロンビアペソで1円らしい。

つまり部屋代18000ペソ=692円。


安すぎません?





せっかくなので村生活をエンジョイしよう。

ということで、




かき氷、2500ペソ。
買ってみました。


フルーツがいっぱい載っていておいしい。

ショックなことに、食べている途中でキウイを地面に落としてしまった。




それからアイス。



そのまま凍らすのではなく本格的な機械で練り上げて作られているのでシャーベット状ではなくしっかりしたアイスクリームの食感になっている。

これが500ペソ。




ホテルの向かいの小屋で男たちがカードゲームをしているので横から眺めてみる。


トランプでの麻雀のようなものみたいだ。

手札のなかで同じ数字を3つ揃えるか同じマークの序列4枚をそろえると場に出していいらしい。
他の人は場に出たカードに自分のカードを足して置いてもいい。

そうして手札がなくなったら勝ち。
勝った人はみんなそれぞれテーブル代で出した200ペソを総取り、負けた人たちは手札の合計値から割り出した分の金額を勝者に渡さなくてはいけない。



やってみたいと思ったが、ルールの詳細部分がイマイチよくわからない。

揃ったカードを場に出さずにずっと手に持っている人もいて、それならそっちのほうが有利だと思うのだが、じゃあなぜ他の人達は出してしまうのか。

見ているだけではわからないルールが隠されているような気がして、すべて把握していなくては勝つことはできないだろうという考えのもと、混ざって一緒にやることはしなかった。


賭け事強い人はこういうところでちょっと稼げるんだろうなー。




次の日はなぜかどうしても出発をしたくなくて1日延期。
第6感に従います。

まあ安いし、多少はね?




で、その次の日にこの村を出た。


ひたすら続く山道をせっせとのぼっていくと、警察が数人道路脇に立って地面を見ていた。

そこには刑事ドラマなんかで見る数字が書かれた黄色いプレート。
プレートが置かれているところには帽子や拳銃が落ちていた。
歩道の段差部分が削れている。

昨日今日でなにか事件があったのだろうか。


あまり関わらないにこしたことはないので、警官たちに笑顔で挨拶して通り過ぎる。


 
    ↑ほら、こんなきれいな景色がそこに。だが写真から外れた左部分には事件現場がある



たまに降る雨を家の屋根でやりすごしながら、村の料理屋でなにか知らない名前の料理を注文。



名前は忘れたが、なかなかおいしかった。

一皿4000ペソ(153円)でボリュームがあり、カフェオレは500ペソ(19円)。




そしてそこから少し走ると、念願のイピアレスに到着!!



    ↑なんだかカラフルできれいな区域があったので撮ってみた



ホテルはここかしこにあるが、この辺もおそらく雨が多いだろう。
そうすると中心部近くのホテルをとったほうが何かと都合がいい。

ということで中へ中へと入っていく。



そうしてホテルを探してみるが、どこもいっぱいか条件の悪いところばかり。

こんなに部屋がうまってしまっているのは今日が金曜日だからなのだろうか。

しかも、その大きな町の見た目とは裏腹にwi-fiがある場所が少ない。
どうなっているんだここは。


wi-fiがあり15000ペソと安くかつきれいなホテルを見つけたがここも満室。
他のところでは、部屋を見せてほしいと言っただけで「出て行け」と言われたところもあった。



もう町はずれのところまで戻るかな、
と諦めながら大きな広場と広場の間の通りにある「こりゃもうお高いでしょうなぁ」といった立地のホテルへ、一か八か入ってみる。

どうせ空いてないだろう。


するとなんとそこはギリギリ一室空いているらしい。

値段は20000ペソ。

wi-fiがあるが、部屋はそこから5階上なのでロビーに来ないと繋がらないとのこと。

コーヒーが飲み放題。


ネットが部屋で使えないのは不便なのでちょっと迷ったが、そこに決めた。




数十分後には満室の張り紙がホテルの入口に張られていた。




そんなホテルの6階にある部屋はごらんのとおりの眺め。







wi-fiのパスワードはなぜか教えてくれなかったがその代わりにネットのケーブルがロビーにあり、それを使わせてくれた。



水を使うと下水から嫌な匂いがのぼってくるが、それ以外はかなりいいところだ。


ここをベースに次は隣町Las Lajas(ラスラハス)の観光へ行ってこよう。





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山中の宿泊街 +追記→拍手コメント返し

色々とお世話になったこの小さな村、ジャクアンケールを出発する。


名残惜しいが、2泊もしてしまったから早く先へ進まなくてはならない。




ご飯を食べて村を出ようとすると、雨がぱらついてきた。

村の入口付近で雨宿り。

すると村人たちが寄ってきて話を振ってくる。

 どこにいくんだ?

 どこの国の人?

 どのくらい旅行してる?

 ジャッキーチェン? それともブルースリー?

というよくわからない質問も混ざりながら、そのうち向かいのレストランのおかみさんが、

うちでスープでも飲みな!


と言ってくれたりもする。

残念、たった今飯食ったばかりだよ。




雨が収まってきたので走り出すが、ハイウェイと村の間の谷間を抜ける間にまた雨が降ってきた。

雨宿りできるところもなく濡れながらハイウェイに到着。

びしょびしょとまではいかないが、それでも寒い。

すぐそこのカフェでコーヒーをもらい、雨が止むのを待つ。



雨が止み晴れ間が見えてきた。

やっと出発ができる。




ここからはとにかく下り。

楽に走ることができる。

ペダルをこがなくても景色が変わっていくのがすごく楽しい。









このhotel Sindamanoy - シンダマノイというホテル、コチャ湖のホテルなのだが、ここはチャチャグイのホステルで勧められたところなのだ。

だからこの看板を見たときにどこかで見た名前だと思った。


コチャ湖では探すのが面倒なのとなんだか高そうという理由から他のところに泊まったが、このホテルからの眺めが本当にいいとホステルの女性スタッフは大絶賛。


行ってみたらよかったかな。






そしてとにかく下って、


下って、


下った先に、






なんとゴハンがいた。

おれのこと覚えてる?ジョハンだよ。

と言っていたので彼の本名がジョハンだということがここで断定。

彼は家族のいる町へ帰っていて、今からパストに戻るらしい。


ものすごい偶然だと思いながら彼が食べていたポテトチップを少し分けてもらって食べ、そして別れた。






そのすぐ先には橋が架かっており、目の前には切り立った崖。



兵隊に引き止められパスポートを見せたり世間話をしたりしながら、
そこからの急斜面をのぼり小さな町へとやってきた。




そこは観光客がよく来るようで、ホテルやレストランがたくさん並んでいる。

特に見所があるわけではない。

なぜそんなに客が来るのかはわからないが、大きな町と町との間にあってちょうど休憩しやすいところなのだろう。



自分もその一人である。

泊まれるところを探そう。

ただし、もしwi-fiがなかったらホテルには泊まらない、という条件で。




ホテルを見て回るが値段はそこまで安くないのと、wi-fiがないのとでもう少し先へ進むか悩む。



本当はもうちょっと行ってからキャンプをしたいところだ。

しかし村や店がまったくなかったとしたら、今の装備とこの山道という土地の状態ではキャンプは難しい。

次の町までの距離が書かれた案内標識を睨みながらそう考えていると、バス相手にお菓子を売っている男がこちらへ来て何か話しかけてくる。

ずらずらずら〜っと口から並べる彼の言葉は、自分の知らない単語ばかりで何を言っているのか要領を得ない。



この先に村や店はあるか、

と聞いてもなにか長い文章を話していて詳しくわからないのだが、どうやら「ない」と言っているようである。

じゃあここで泊まるしかないな。



安いホテルはどこかと聞くと、やはり20000ペソ(約900円)が一番安いらしく、ネット環境無しでそれはあんまり嬉しくない。


キャンプはできるか、と聞くと、
ここは盗みがまったくないから安心していい、だけどホテルのほうがいいだろう
というようなことを言っているようである。

町中にどんとテントを張るのもなんだか気が引ける。

今日は全然動いていないので疲れていないのだがホテルをとってしまった。





荷物を置き、街なかを見回りながらブラブラする。




さっきのお菓子売りが一生懸命働いているところが見える。


バスに向かって「ちょっとだけだから入れてください」と叫んでお願いをしてバスの中へ。

戻ってくると、手に持つお菓子は減っていない。



彼もこちらに気づき、伝わらないながら少し立ち話をする。





しばらく経ち、仕事を終えたお菓子売りの男が、ホテルのテラスで町を眺めていた自分に向かって手招きをする。

そちらへ行ってみると、ネットができるところを知っているからついてこい、ということらしい。



靴や服を売っている小さな店へ入り、そこの女性と話をしている。


どうやらここのネットを貸してくれるそうだ。

彼女が言うには、以前にもこうやって旅行者の手助けをしたことがあるのだそうだ。



それではとありがたく使わせてもらった。

別にそこまでネットをしなくてはならない状況でもなかったのだが、最初に決めた「wi-fiがなかったらホテルには泊まらない」という条件を元に質問したために、「どうしてもネット使わないといけない」と勘違いされてしまったのだろう。

とにかくここでも見ず知らずの人達にお世話になった。








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