- 2024/11/22
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今のところ自転車でなんとかやりくりしつつ 踏ん張りながら だましだまし 時には励まし合い時には喧嘩もしながら一人で世界を旅行中です。よかったらpart2 現地情報ややってほしいこと、知りたいことなどありましたらコメントかメールにて受付中!
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水を買い込み先へ進む。
昨日は久しぶりのネットで夜更かししてしまった。
チェックアウトぎりぎりまで部屋にこもっていたとはいえ、さすがに睡眠が足りていない。
最近は早寝早起きが習慣化されてきたところだったのでなおさら体にこたえている。
次の町であるSampues(サンプエス)という町に着いた。
ここもサン・ハシントと同じように土産屋が並んでいる。
巨大な麦わら帽子のソンブレロの像が町の入口に立っていた。
ホテルが数軒あったので値段を聞いてみる。
1軒目は28000ペソ(1400円)。
2軒目は20000ペソ(1000円)。
2軒目はなかなかいいんじゃないか。
しかもネットも使えるし部屋の内装も悪くない。
10kmほどしか走っていないが、ここに泊まることにした。
そして、1泊のつもりで入ったこのホテルに、これから3泊することになる・・・
次の日。
スーパーを探そうと町を出てみる。
ホテルの隣にある商店の人達に呼び止められた。
ホテルを出てから声をかけられるまで、ざっと30秒の出来事である。
どこにいくんだ。
どっからきた。
マリファナやらないか。
などなど
ジュースをタダでくれると言ってくれたが断り、彼らが教えてくれた道を歩く。
少したって、後ろからトラックが通り抜け、止まった。
さっきの人が運転席に乗っている。
乗れよ、という手の動き。
どうやら中心部まで乗せていってくれるようだ。
せっかくわざわざ追いかけてくれたので、遠慮なくトラックに乗り込んだ。
最初は怪しく思っていたが、いい人だ。
中心部には教会が建ち、薬屋や小さな食料雑貨店が立ち並んでいた。
教会の隣に大きな揚げ物を売っている人がいたので行ってみる。(写真・中央右側)
このときかなり腹が減ってヘロヘロだったのだ。
調理風景を見てみると、マッシュポテトに人参かなにかを入れたものを白い板状のなにかに挟んで油で揚げている。
白いなにかはなにかわからなかったが、ピタパンのパン生地のような感じでかすかにモチっとしていた。
味はまさにコロッケ。
堅く揚げたコロッケだった。
薄味だがおいしい。
ほかに食べている人の様子を伺うと、ボールに入った白いソースをかけて食べるようだ。
コリアンダーのようなものが混ざっている。
こちらも味が薄かったが、クリーミーでおいしい。
これが500ペソ(25円)というのだから驚きだ。
5、6個食べたら腹がいっぱいになることだろう。
しかしその前に飽きが来そうだ。
中心部の道路を歩いてみる。
決して大きくはないが、活気がある。
人がたくさんいて、店のなかにも客が楽しそうに買い物をしている。
雰囲気が明るい。
昔の商店街を連想させる街並だ。
こういうところは好きだ。
自転車がパンクしていたので修理。
しかし次の日にはまたパンクしていた。
タイヤのチューブが裂けてしまっているようだ。
気温が高いせいか、それとも新しいタイヤがチューブを挟んでしまったのだろうか。
再度修理をしていると、そこのホテルの従業員や土産屋の男女が集まってきた。
色々話をするうちに打ち解け、お土産をもらった。
初めはコロンビアを象徴しているソンブレロをくれようとしていたみたいだが、さすがに高価すぎたのだろう、代わりに小さな毛糸のバッグのキーホルダーと葦のような素材でできた腕輪をくれた。
そのままこの町を出た。
その先にもまた立派な町があり、ホテルもあったのだがここは我慢。
今日こそはキャンプするのだ。
少し町の中を見てみようと方向を変えて公園方面へと足を向ける。
途中でスイカのジュースを売っている人がいたので、1杯もらった。
ここのジュースはコロコロとした果肉入りでおいしい。
スイカの甘さが口に広がるが、それに反して喉の渇きを潤してくれる。
すべて飲んでしまうと、ジュース売りがこちらを呼ぶ。
そしてもう一杯ついでくれたのだ。
なんていい人だろう。
暑くてすぐに喉が渇くため、2杯目もおいしくいただいた。
ここからしばらくはサイクリングロードがあったので助かった。
車を気にすることがないので非常に走りやすい。
時刻は夕方にさしかかろうとしている。
遠くに雨雲が見え、その上はきれいな青空。
地平線と雨雲の隙間にだけ広がるオレンジ色の空が、まるで夕焼けがそこに落っこちているようだった。
町のラストのホテルを通り過ぎる。
かなり後ろめたい気分になった。
ここに泊まっておけばいいのに。
そう本能が言っている。
しかし今日はもっと先へ進もう。
うっすら感じる嫌な予感を振り切り、先へ先へと進んだ。
そしてその予感は的中するのである。
晴天から突然スコールが降ってきた。
真上は青空で日差しも差し込んでいるのに。
↑よく見て!大雨降ってるから!!
木の陰に隠れる。
隠れたところで濡れてしまうのだが、多少マシにはなるだろう。
ザックからブルーのザックカバーを取り出し、自転車の荷台に干していた靴下をその中へ入れる。
いそげいそげ。
なかなか止まないスコール。
止んだ後はもちろん道路は水浸しの泥だらけ。
いやーこれじゃあキャンプできないよねー。
そういう甘いことを考えながら自転車を走らせる。
ここでブレーキは厳禁。
なぜならブレーキの板が一気に削れて利かなくなるからだ。
直してもらうのも手間だし、自分で直すとおかしなことになってしまうので、できるだけ長持ちさせたい。
ひどい下り道もなく順調に進み、気持ち程度の高原が広がった名もわからぬ山道にポツンとたたずむレストラン兼ホテルを発見。
そこは15000ペソ(750円)と安く、しかもコテージ状になっている。
これは止まるっきゃないでしょう。
だってコテージだよ?
それにこのお値段。
中は狭いとはいえ部屋が一軒になってるっておもしろいし冷房がついてるし、その入口にここの店番が使っているバーベルが置いてある。
こっそり使わしてもらおうではないか。
そんなわけで、このコテージに1泊泊まったのであった。
キャンプはまたそのうちに。
オベハスの宿を出る。
最後までここの店員達は無愛想だった。
少し走ったところで自転車のタイヤがパンク。
甲高い音を立てているところを見ると、どうやら大きな穴が空いたらしい。
ちょうどレストランがあったので、その隣で黙々と修理していると、雨が降ってきた。
面白いほどにどんどん不幸がおしよせてくる。
レストランの許可をもらい、屋根の下で修理のつづきをする。
ちょうど立ちよっていた軍隊の数人や、レストランの従業員たちと会話したりしながら、パンク修理は最終段階へ。
ガソリンが入ってそうな小型のトラックでやってきた若そうな男性がこちらに近づいてきた。
「いい空気入れを持っている」というので、使わせてもらった。
トラックに備えついていたそれは、自転車屋で見るような自動で空気が入る本格的なものだった。
以前、雨は降り続いている。
とりあえず寒いだろうからスープでも飲みねぃ
と男が他のスタッフになにか言葉を交わした。
すると、彼女達は無料でスープとジュースを出してくれた。
このトラックの男は海軍なんだそうな。
当たり前のように長いことこの店に居続けていたので、てっきりこのレストランの関係者かと思っていた。
実際はただの友達で、たまたまここに来たらしい。
従業員の女性達のほうはみんな血のつながった家族で、ここの近くに住んでいるようだった。
女性2人がしつこくせまってきてそれを曖昧に断り続けたり、ハンモックを貸してくれて昼寝をしたりして時間を潰す。
しかしまったく雨は止まない。
暗くなるまで止みそうになかったので、今日はここに泊まることにした。
幸か不幸かここは1部屋だけ宿があったので、今日はそこで眠ることに。
部屋がなければテントを張らせてもらえたのだが。
ドアがノックされて店員たち、もとい家族がみんなやってきた。
ここの主人も帰ってきたようで、手厚く歓迎してくれた。
これから夕食を出してくれるという。
肉料理を頼むと、部屋にテーブルを持ってきて次々と食器が並べられる。
ステーキと野菜、ごはん、スープ、レモネードがそろったところで
すごいね
と言うと、
12000ペソ(600円)だよ
かくも残酷な知らせが舞い降りた。
なんとか話をつけ、「8000ペソなら」と言うところを無理矢理7000ペソまで値下げしてもらった。
金を払うときに財布を覗き込まれ、「全然ないな」というようなことを言われた。
と思う。
でしょ?
次の日は曇り。
また雨が降ったら嫌なので急いで出発。
・・・したかったのだが、ここの人達に写真を撮れと言われる。
こっちの人は写真を撮られるのが好きなようだ。
なぜかはわからない。
プリンターも持っていないのに。
自分は写真に写るのが苦手だ。
なんとか解放され、先へ。
カフェで安くておいしい昼ご飯を採りつつ、数十キロでCorozal(コロサル)という大きめの町に到着。
そこから次の目的地・Sincelejo(シンセレホ)まで自転車道が伸びていた。
適当に第一目的地に設定していたシンセレホ。
ここに今日、やっと着いた。
そこは思っていた以上に大きな町だった。
どれくらい大きいかと言うと、安食堂が見当たらなくて替わりにファストフード店がたくさん建っているくらいの都会。
小さいがモールもある。
数日ぶりのネットにありつけそうだった。
ここならwi-fiも通っているだろう。
高いだろうと思って様子見で入ったホテルが70000ペソ(3500円)!
ホントに高かった。
すごく迷ったが、しかし今日は贅沢しよう。
本当は2泊するつもりだったが、ここに泊まって1泊にしたらいいんじゃないか。
そうだそうだ、せっかくだし泊まっちゃおう。
朝食付くし、コーヒー飲み放題だし。
日本の料金で考えたら激安だし。
明日から3日くらい多めにキャンプすれば大丈夫。
ドラえもんの”先取り約束機”という道具のようなもんさ。
後でキャンプするから、ってな。
そう自分をごまかしてここに部屋をとった。
ちなみに日本のホテルの値段は、ビジネスホテルで5000~8000円程度。
安いところで4000円。
民宿の素泊まりや小学校の宿泊学習で使うようなホテルでは2000台3000台のところもある。
さすが高いホテルだけあり、冷蔵庫とその上に置かれた食料がこんなに充実している。
しかし食べたり飲んだりしてしまうと、帰りにちゃんと料金を徴収されるようだ。
以前読んだけらえいこのエッセイ漫画でこれのことを
ぼったくり箱
と読んでいたのを思い出したが、そのシステムを目にするのはここが初めてだ。
さっそく外出してみた。
喉が渇いていたので、ジュース売りの人からジュースを小サイズ500ペソ(25円)で買う。
意外と安い。
さすが大きいところだけあって少し治安が悪そうだ。
人は多いが、なんだかギスギスしている。
モールの中にあるスーパーで食材を調達。
久しぶりに食パンを買ったので、これからパン食になるだろう。
走りながらパンを持つのはメキシコぶりである。
なぜずっと買っていなかったかというと、食堂が安くてパンをあまり食べずにカビさせてしまうというのと、
荷物がいっぱいでものがこれ以上持てなかったからだ。
しかし、少しだけ積載量が増えた今、もう怖くない。
アラスカだったかカナダだったかで食べて気に入ったのだ。
ちょっと高いがアメリカ大陸どこにでもあるし、ヨーロッパでもおなじみらしい。
重いがナッツが入っているのでカロリーは申し分ないだろう。
そもそもとして、飽きがきにくいというのが重要なポイントだ。
レストランで肉を中心に食すため今は必要ないとも思ったが、なんとなくプロテインを購入。
すると、会計のおねーさんが10%ほど負けてくれた。
うれしい。
これは余計だったかもしれない。
右下は蛍光イエローで色彩豊かな色だったが、解けて全部取れてしまった。
どこも値段が高いため、物足りないがハンバーガーを買ってきてホテルサービスのコーヒーで胃に流し込み、夕食を済ました。
そして久しぶりのネット。
ブログを更新したりなんなり、あっという間に深夜になってしまった。
書こう書かなきゃと思いつつ先延ばしにしてしまいには忘れていた
パナマ〜コロンビア間の情報まとめを
ここに、ついに、投稿したいと思います。
情報は現地時間2014/10/27のものです。
この日からスタートした『FERRY XPRESS』(フェリークスプレス)という会社のフェリーに乗りました。
FERRY XPRESSのホームページはこちら
パナマ[Panamá]のコロン[Colón]からコロンビア[Colombia]のカルタヘナ[Cartagena]の運行の他、
コロンから パナマのボカス・デル・トロ・クルセロ[Bocas Del Toro Crucero]間も
走っているそうです。
料金
一番安い(個室がないチケット)ので99米$、ピークシーズンだと108$。その他ランクが上がるにつれて158$〜619$かかります。
※クリックで拡大可
出航時刻
毎週2回、月曜日と水曜日に出ています。
夜7時に出航予定、次の日の昼1時にコロンビアに着きます。(たぶん遅れます)
カルタヘナからコロンへの船は、
火曜日と木曜日の夜7時に出ます。
積み荷料金
大型の積み荷の料金は以下のとおりです。
しかしこのプリントは表記に間違いがあるとかないとか・・・
改めて受け付けに聞くと良いでしょう。
自分の場合は払おうと思っても自転車料金を取られませんでしたが、
この先スタッフたちがこなれてきたら自転車代も引かれるかもしれません。
自転車を持っていく場合はこちらも受け付けに尋ねたほうがいいです。
オフィスの場所
オフィスはパナマシティにあります。
ferry xpressのフェイスブックに小さいながらマップがあるので、それを参考にしてください。
ferry xpressのフェイスブック
文字で説明すると、
パナマシティの太平洋沿いにサイクリングロードと遊歩道が並んで伸びている道があります。”バルボア通り”のすぐ隣です。
そこを、高層ビルがそびえ立つほう(北)へ向かってずっと突き進んでください。
サイクリングロードが終わってちょっとすると信号付きのT字路にぶつかるのでそこを左に曲がります。
すると左手に大きめの建物が建っており、その一角に「ferry xpress」と書かれた看板が見えると思います。
そこがオフィスです。
警備員が立っているので探せばすぐ見つかるかと思います。
また、Albrook Mallという大きなショッピングモールのなかにもferry xpressの小さなブースが立っていました。
使わなかったので詳しくはわかりませんが、おそらくそこでも予約ができると思います。
出航場所は上記のとおりコロンという、パナマシティから約80kmほど離れたカリブ海側の町になります。
別の会社のようですが、そこまでのバスを15$で予約できます。
Albrook Mallからフェリー乗り場の目の前まで連れて行ってくれます。
原則予約のみだそうです。
場所がわかりにくいので、予約時に確認を取ったほうがいいです。
コロンのフェリー乗り場ではチケットなどの受け付けカウンターが見当たりませんでした。
詳しくわかりませんが、もしかしたら乗り場ではチケットを買えない可能性もあるので、パナマシティで予約するのが無難でしょう。
こんなところでしょうか。
他にもコロンビアへ行く方法はいくつもあります。
たとえば、
○ 飛行機で行く
単身だとたしか270$くらいでコロンビア入りできるそうです。
自転車持ちは分解したり組み立てたり追加料金があったり大変です。
○ 飛行機と船で行く
飛行機で国境付近に降り、そこから船でコロンビアへ入るルート。
パナマシティの宿仲間であるロアさんもこの方法で行ったそうです。
直接飛行機を使うより安上がりなんだそう。
詳しい行き先はわかりません。
○ 船でブエナベントゥーラ[Buenaventura]へ行く
コロンビアの南側にあるブエナベントゥーラへ太平洋を渡って行く方法。
カリ[Cali]の近くの町です。
こちらは3回乗り換えが必要だそうですが、合計でも100$くらいで行けるらしいです。
パナマシティから出ているようで、おそらく小型の船で行くのでしょう。
○ 陸地づたいに渡る
ジャングルの中を分け入って行くスタイル。
こちらは非常に危険な上、レンジャーなどを雇うとなるとかなりお金もかかってきます。
冒険心溢れる人は行ってもいいですが、死人が出ているのでまったくオススメしません。
数週間かかるのではないでしょうか。
などなど、他にも方法があるかもしれませんね。
以上、パナマからコロンビアに渡る方法でした。
サンハシントの高そうで安いホテルから。
もう1泊しようか迷ったが、体はそんなに疲れていなくてまだ走れそうだったので出発することにした。
スタッフの2人に挨拶。
人が昨日と同じなのは、おそらくここに住んでる家族なのだろう。
初めはうさんくさそうな目で見られたが、今は笑顔を向けてくれる。
サンハシントを出て数km、すぐに次の町を通り抜けることになった。
くだり道をスイスイ降りていると崖の上からその町、El Carmen de Bolibar(エルカルメン・デ・ボリバル)を眺めることができた。
そこにこのようなものが。
気になる。
そのカテドラルへ行くための道は泥だらけでデコボコな上、スラムを通らなければならない。
寄り道になるが、
しかし行ってみようじゃないかと。
で、行ってみました。
普通の教会でした。
ステンドグラスもないし天井に換気扇のプロペラがまわっている。
神々しい聖地というよりは、近所の気軽に行く社交場のような雰囲気だ。
この日は日曜日なので大勢がこの教会に押し寄せ、ミサを行っていた。
疲れたので教会前で休む。
太陽が出ているため気温はかなり高い。
ハイウェイ上ではそんなに栄えてなさそうに見えたのだが、中に入るとこのようになかなか大きなところだった。
座っていると何人かがこちらへ近づき話しかけてくるが、なにを言っているのかまったくわからない。
人と話す気にもならず、適当に流してしまった。
昨日買った鞄はこのように後ろにつくことになった。
なかなか決まっているでしょう?
自転車鞄がもういっぱいなので、少し入れ所が増えて嬉しい。
さて、改めて出発。
下を見下ろす景色が増えてきた。
くだりも多かったため標高を上げている実感はなかったが、けっこう高いところまできたのかもしれない。
そういえば夜寝るときに暑くて寝苦しくなることがなくなった。
どちらかといえば肌寒くなった。
昼が暑いのは変わらないが、熱帯夜がなくなったのはそれだけ山の高いところまできたということなのだろう。
連日走っているので疲れがたまっているようだ。
持ち水もなくしんどくなったので、夕方になる前にこの日を終えることにした。
Ovejas(オベハス、もしかしたら違うところだったかも)という村の公園で一旦休憩。
パナマシティの泊まり客の一人が持っていたダンボール(?)とかいう小太鼓を鳴らす民族楽器売りが斜め向かいのベンチに座っている。
のどの渇きを我慢しながら泊まる所を探しにいく。
が、なかなか見つからない。
10000ペソ(500円)で泊まれるところがあると聞いたのでそちらへ向かってみるがどこにもない。
途中、袋パックの水を2つタダでもらった。
のどを通り越してもう体がカラカラだったので、とてもありがたかった。
知る人ぞ知るところなのだろうか、その安宿の存在を知っている人が少なく見つけるのが困難だと判断し、別のところを探すことにした。
ガソリンスタンドの隣にある部屋は15000ペソ(750円)。
これでもかなり安い。
部屋の作りがおざなりで店員もなぜかものすごく不機嫌なのが残念なところだ。
ここで連泊はさすがにしたくないという気持ちにさせられた。
次は食堂を探す。
が、これまたなかなか見つからない。
安くてたくさん食べれるところを探そうとしたのが悪かった。
食堂自体この村には少ないようで、数時間無駄にウロウロしたあげく、結局ホテル近くの食堂で済ますこととなった。
そんなこんなでこの村の端から端まで何往復も動き回ったのでとても疲れた。
嬉しかったことはここの物価が非常に安かったこと。
1.4ℓのコーラが2000ペソ(100円)で買えた。
ここで整理してみよう。
こちらでは1ℓのコーラが無くなったかわりに、400㎖と1.4ℓのボトルが増えた。
そしてそれぞれの値段がこちら。
400㎖ … 1500〜2000ペソ
600㎖ … 2000〜2200ペソ
1.4ℓ … 2000〜3000ペソ
全部2000ペソで買えんじゃねーか!!!
場所によって値段がこんなに違うもんなんですね。
600㎖のコーラを買うなら同じ量の別のものを買ったほうが安いことが多いです。
ぐったりしながら部屋へ戻り、中に入ってくる無数の蛾を眺めながら眠りについたのでした。