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となりの国

Home > ブログ > 11-3、もう一度コロンビア

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2度目のトゥルアの暮らし




「カリに住んでいる叔父がもうすぐこっちに来て一緒に旅行に行くんだ。一緒に行くよね?」

ウィリアム君の家に到着後すぐにこんな猛プッシュを受け、ここに1週間以上やっかいになることが決定した。


その叔父というのは、グアタペにて彼ら一家との初対面時に一緒にいた人だったので自分も会いたいと思っていた。


その間、ウィリアム君を始め多数の人に面倒を見てもらった。





一緒に池の近くでフルーツかき氷のチュラオを食べる。





右に写っているウィリアム君の友達(親戚かもしれない)にコロンビアのサッカーユニフォームをもらった。
これはボゴタで買おうか悩んで最終的に買わなかったものなので、とても嬉しかった。

長袖なので活躍の場がもっと先になってしまうのと、がさばってしまうのが難点だが、それでも嬉しい。




ウィリアム君の友達のチェチェと一緒に隣町までプールへ行く。

彼は子どもたちに泳ぎ方を教えているのだ。



教え子たちへのミロをちゃっかり貰う。
高校生以来ぶりのミロだった。



帰りにも町を回ってくれたりお土産を買ってくれたり家に招待して夕食をご馳走してくれたり色々よくしてくれた。




今度はウィリアム君の友達のルーチョがフットサルをするというので見学しに行く。



右に写っているゴールキーパーがルーチョ。

前半はガンガンゴールを決められて押されていたが、後半は巻き返しこの試合は勝利したようだ。
が、ゴール数が多すぎて見てるほうはどっちが勝ったのかわからなかった。




ウィリアム君は小学校の体育教師をしていて、そこへ連れて行ってくれるという。



ここがその学校の一つ。
複数の学校を掛け持ちしているようだ。
臨時講師的な雇用制度なのだろうか。



学校にはどこも売店がついていた。
売店なんて日本は高校からなのになぁ。

それにしても先生も生徒もみんな常になにか口にしていた。
あっちをみてもこっちをみても。
これは太るわ。




この日は生徒たちにケンケンパをさせていた。
懐かしい。

基本的な身体動作を学ばせつつリズム感とバランス感覚を養うということだろう。
ダンス文化(社交ダンス)のあるコロンビアでは重要そうだ。


昔、小学校受験をテーマにしたドラマの中で”ケンケンパがうまくできない”という話があって、当時はそんな人いるのかと思ってたのだけど、
ここではうまくできない子もそれなりにいた。





そしてまたまた出てきます、チェチェの夜のエクササイズ講座。
今度は大人向け。



腹筋や背筋、スクワットなどの基礎を3セット。

すぐに終わってしまい、物足りなさがあった。
もう少しやりたかったな。







ウィリアム君のお父さんの誕生日パーティにメキシカンマリアッチを呼ぶ。



    ↑見えないけど外で生演奏中

この週は大小合わせて計3回もパーティが開かれ、そんなにやるのかと驚いた。

ちなみに、こちらの誕生日パーティでは軽食しかでない。
基本は飲みのようだ。






と、これらを見てわかる様に知らない人達との交流がものすごかった。
紹介された人の数は、おそらく全部合わせて30人は越えるだろう。

人が苦手な自分はもうクタクタだ。
かなりしんどかった。

コロンビアはいいところだとは思うけど、この文化は馴染めないだろうな。




ただ、またまたウィリアム君の親戚のエドウィンを尋ねていったとき、彼がパソコンで戦闘シミュレーションのプレイ動画を見ているのを発見した時は、
「あーこっちでもそういうのがあるんだな」
と嬉しく思った。




そう、前にも書いたかもしれないが、コロンビアはとても発展している。
ニカラグアから飛んできたので、その部分がなおさら顕著に目に入ってきた。


スマホの普及率だけ見ても、今まで回ってきた中南米のなかでコロンビアが断トツで高い。
暇があればみんなスマホをいじっている姿はまるで日本のようだ。

    ↑他の友人が給油中にスマホをいじるの図

家の中を見ても、家具があまりない非常に簡素なところや納屋のような家でも液晶の大画面テレビがあったりデスクトップパソコンがあったり家電が充実している。


日本では貧乏なイメージがあるコロンビアだが、実際はそうでもなさそうだ。





さて、ここに来た当時、ここの家族のほとんどが風邪を引いていた。

そして後からきた叔父のフアンカルロスはチクングンヤ熱にかかっているそうだ。

 ※チクングンヤ熱…
ネッタイシマカヒトスジシマカなどにより媒介されるウイルス性の伝染病2日から長くても2週間程度の潜伏期間の後に、40℃に達する高熱と斑状丘疹があり、関節が激しく痛む。他に頭痛や結膜炎、羞明(眩しがること)などを伴うことがある。発熱は2日ほど続き急に終息するが、関節痛、頭痛、不眠、全身疲労などは5日から7日ほど継続する。  wikipedia、チクングニア熱より





なに、病気流行ってんの?


最先端なの?






流行に敏感な自分はその流れを一早く掴み、そして見事にうつされました。

のどからくる風邪だったためきっと長引くでしょう。


つらい・・・





フアンカルロスがお土産に買ってきたワニのパン。
尻尾はウィリアム君が食べた。

 



風邪に効くという葉っぱを煮込み、煙で部屋中をいぶす。






話は飛ぶが、大型スーパーの内部の写真。




ディスプレイがなんだかアメリカン。



そしてこちらを見ていただきたい。



お気づきだろうか。

ここ、害虫駆除コーナーに並ぶ商品のなかにこんなものが。



 


Katori(香取)!!!


蚊取り線香が日本語名で売られていたよ。
でもイラストはテコンドーっぽい。




公園で凧揚げをしている子どもたち。
こちらではpulpo(プルポ)と呼ばれている。






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2度目のコロンビアへ、カリ〜トゥルア

   あらすじ

 ニカラグアから飛行機に乗り、
  コロンビアの大都市、カリのバスターミナルまでこぎ着けるができた。




もし早く着くことができたのなら自転車が置いてあるトゥルアまで今日中に移動しようと思っていたのだが、すでに夕方をむかえ暗くなろうとしている。

今日はこの町で泊まり、明日バスでトゥルアまで行くことにした。

あいかわらずカリのタクシー運転手たちは感じが悪く絶対使いたくなかったので、歩いてホステルまで行くことに。

前回泊まったホステルならそこまで遠くないはずだし、地図が手元にあるのでなんとか辿り着けるだろう。



人に聞きながら進もうとするが、どうやら地図の表記がおかしいらしく、誰に聞いてもちゃんとしたことを言ってはくれない。

自分の勘をたよりに進み、途中の大きな広場のあるロータリーで安いピザを立ち食い。

2000ペソ(約100円)とこのあたりの物価を考えるとかなり安いのではないだろうか。

他の町では1000~1500ペソで売っているところもたまにあるので、それと比べると若干高いが、飲み物がついているし味もかなりおいしかったのでよし。




地図を見ながらホステルがありそうな方向へ向かうと、見覚えのある噴水にぶつかることができた。

自力で見つけることができ嬉しい。

これだったらタクシーで7000ペソ(350円くらい)などという大金を出すのがバカらしく思えてくる。



ホステルペリカンラリー(hostal pelocan larry)は相変わらず。

3ヶ月ぶりに暖かいシャワーを浴び、深夜までのんびりくつろいだ。


なんだか久しぶりにゆっくりした気分になった。
今まで完全に一人ということがなかなかなかったためだろう。

バスはたくさんあるだろうという予想によりチェックアウトギリギリまで就寝。

しかもちょっとしたアクシデントによりチェックアウトを延ばしてくれたので、長時間寝ることができた。



それでも昨夜は遅くまで起きていたせいでこれでも寝不足である。

バスの中で寝ようーっと。



    ↑カリの町

荷物をすべて背負ってバスターミナルまで徒歩で戻り、トゥルア行きまでのチケットを購入。

そしてバスが発車。

後ろに積んだ荷物が無事かどうか、運転手に告げずに勝手に載せたからもしかしたら途中で停車したときに盗られているかもしれないし運転手が間違って他の人に手渡してしまうかも…

などと内心穏やかではなかったが完全熟睡し、

なんなく目的地に到着した。



自転車を置かせてもらっている友達にさっそく電話。

だが言葉が通じない。
いつものこと。

そしていつものように近くにいた人に替わってもらい、通訳してもらう。

電話を受け話を聞いたおじさんは「こっちへこい」と案内してくれた。

どうやら「道路の目立つところに立たせておいて」と伝えていたようで、バス停で待つこと5分、前回とまったく同じ様にバイクに乗ったウィリアム君がやってきて家まで案内してくれたのだった。





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