忍者ブログ

となりの国

Home > ブログ > 記事一覧

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

うまくいかない日の曲




その日、夢を見た。

それは、

ベッドに寝ていると足の親指の先をねずみに噛まれ、病気になってしまうとすごく心配する

という夢だった。

そこで夢占いのサイトでその内容を見てみると、


あなたにとって大切なものを示します。恋人との仲だったり仕事への意欲だったり大切なものは人それぞれでしょう。指をケガするような嫌な印象の夢なら、大切に思う事に不安のような思いがあったり、これから悪い変化が訪れるかもしれません。夢によい印象をもてなかったら「あなたの大切なもの」についてじっくり考える時なのかもしれません。

裸足

今ある現状を示します。特に自分の基盤となるもの、大切なもの、体調などが反映されます。夢の中で…足が汚れたり、足場の悪い所を歩くなど不快な夢の印象の場合は、何らかの支障や問題点があるしるしです。現状を把握し早急な対処が必要です。しかし、自由を求め、常識にとらわれず奔放に振る舞いたいという思いを示す場合もあります。いずれも、節度のある行動で心身共の自己管理が必要です。

()

何かをしよう、したいという意欲が高まっているようです。あなたが今よりも前進することを暗示します。しかし、足をケガしたりする夢なら、その意欲が消え失せるような問題が持ち上がるなど、運気が下降する兆しです。

(ネズミ・ねずみ)

ネズミが出てくる夢は、身近な人から裏切られたり、トラブルや災難をもたらすなど、よい夢とはいえないでしょう。ネズミの数が多い夢ほど、イヤな事が続々と起こったり、あなたにのしかかる不運は大きいといえます。十分な注意と警告が必要です。

噛まれる

抑圧された思いやプレッシャーを示します。荷が重いことや我慢していることがあるのかもしれません。運気は下降の兆し。何かしらココロに負担がかかるなどモヤモヤしそう。また何に噛まれたのか、噛まれた部位にも重要な意味があります。重ね合わせた解釈をしましょう。



引用:夢占い 夢ココロ占い http://yume-uranai.jp/



これがほとんどぴったり当たっていたのだ。



率直に言うと、ニカラグアに来たのは失敗だった。

「手伝って」と言ってくれた知り合いを当てにやってきたものの結局そこに仕事はなく、路上でサンドイッチとコーヒーを作って売ってみたのだが全然売れない。

赤字は確実に膨れ上がっていったので、「黒字を目的にここに来たからにはそこを抑えなくてはいけない!」と食費を削った。

するとあっという間に体力は落ち、精神的にも落ち込みイライラし始めた。


店に泊まらせてもらっていたのだが、部屋は蒸し暑く軽い熱射病になり、しかもなかなか一人になれない環境だったため非常にストレスが溜まる。

そして彼らの”監視”(実際はそうではなくこちらのことを心配してくれていたのだが)は次第に強くなり、

栄養失調のため体がダルく、サンドイッチ販売を休んで一日寝ていたら

「サンドイッチは?」

とか

「明日は頑張ろう」

とか言ってこちらを追い込んでくる。(本当は元気づけようとしてくれていたらしいのだが)


お互いがお互いをミスリードし、まったくわかり合えないままの生活が続く。



多くのことを欲張って色々やろうとしたのもいけなかったのかもしれないし、慣れない人付き合いが続いたのもあった。

普段ならなんだかんだでうまくいく料理も、こっちに来てからすべて失敗ばかりだし、

やろうと思っていたブログの記事書きも動画の作成もネット上の作業も、すべてできなくなっていた。

精神的に完全に参ってしまったので、最後にはそこを出て行くことになった。

やはりだめだったか。

それでもここへ来た当初は

「きっとうまくいく。溜まリに溜まったやらなくてはいけないこと全部やってしまって、かつガンガン稼いで帰ってこよう」

と鼻息を荒くしワクワクしたものだった。

しかし、もしこのブログを多く読んでくれている若い読者がいるのならすぐにわかった結末だったろう。

うまくいかなかったのだ。

飛行機代だけでも7万円近く損をしたことになる。

最悪だ。

予想できた事態のはずだったが、そんな余裕は自分にはなかった。

金銭面が滞ると、すべてが不安定になってしまうように世界はできているようだ。

これ以上赤字を増やさないのはもう無理なので諦めて節約を解禁、遠慮なく金を使うことにした。

安いホステルに移り、ちゃんとごはんを食べて飲み物をたくさん飲んで寝たら数日でだいぶ良くなった。

さてこれからどうしよう。


サンドイッチを売っていたことで町の人に少しだけ顔を覚えられている。

売るのを手伝ってくれた少年たち(しかし一個も売れず)や買ってくれたり興味を持ってくれた店の人たち。


何人かに仕事がないか聞いてみたところ、そのうちのハンモック売りがいい反応を示した。

ハンモック渡すから売らないか、というのである。

しかし売り上げの半分を持っていかれるということで、朝から夜まで一日売り歩いてもこちらの収入は大体us$5ほどだそうだ。

ホステルの値段もまったく同額なので、これでは元が取れない。
それどころか食費でマイナスである。

労力と見合わないので、この仕事は断った。


次に路上でオカリナを吹くことにした。

昼間に広場で吹いているとすぐに顔を覚えてくれた人達が集まってくる。

彼らがどしどし話しかけてくるので楽器を吹くタイミングが全然ない。

しかしいい情報を持ってきてくれた。

どうやら6時以降に観光者向けのバーやレストランがかたまっている大通りで吹くのが一番効率がいいらしい。

ここは全然良くないと言う。

さっそく夜にその場所で吹いてみる。

知っている曲を、尽きるまで次々と流していくと、40分ほどで20コルドバ(80円)ほど溜まった。

正直期待していなかった、というか1銭も入らないと思っていたので、これには驚きだ。




ちょっと計算してみよう。

サンドイッチは売れるときには1時間に1~2個売れ、もうけ分は13コルドバなので、時給換算すると20コルドバいかないくらい。




・・・オカリナ吹いた方が儲かってやがる!!!





しかもサンドイッチを売る時は炎天下の中を声を張り上げて重い荷物を持ちながらずっと歩き回っていないといけないので、体力の消耗も激しい。

オカリナは練習がてらに吹いていると思えばそんなに辛くないし、これはいいかもしれない。

黒字にはならないが、趣味で生活費の多少の足しになるのだとしたらすばらしい。

と思っていた。

次の日の夜。

成果は8コルドバ(32円)しかなかった。

しかしこの8コルドバを入れてくれた人はバンドをやっている人だったらしく、こちらの演奏を気に入ってくれて軽い食事をご馳走してくれた。

それを換算すれば58コルドバ(約232円)ぐらい、ということになるのか。

11日に大きな演奏会かなにかがあると言っていたのだが、言葉が理解できずに終わってしまった。

もしスペイン語を話せていたらスカウトされていたのかもしれない、と夢と絶望を胸に抱いてその日は眠った。





色々ホステルを回った結果、やはり前回も泊まったこのホステルが一番自分に合っていた。↓



    ↑ここ




    ↑いつもおっさんが座って外にいるので目立つ





    ↑大体の地図。左上は前回書いた食堂。広場左にあるカフェは、カフェグラニサード(café granisado、つまりフラペチーノ)がおいしい。だが高い。ドル表記なので観光客向けの店





    ↑広場で売っていたかき氷10ペソ(40円)。中に入っている葉はグラマか、木の皮のように固かったがいい香りがした。数時間後に腹を壊した




    ↑かわいい




    ↑好きだったカリフォルニアというジュースがまた飲めた





にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周(自転車)へ

拍手[1回]

PR

金を使わずしてニカラグア、グラナダへ





翌日、
ちゃんと朝はやく起きられた。

なんと、この日は6時起き。
自分にしてはあり得ないほど早い。


身支度を手早く整えてから、荷物を確認しすべて背負う。

後ろに大きいザック、前にサブのデイバック。
体の右サイドにはコロンビア(ブランドではなく国の方)で買ったカラフルな肩がけバッグで、左にはファスナーがすべて壊れて口が開きっぱなしになったウエストポーチ。

4方向埋まってしまっている。



体に荷物満載の状態を維持したまま、ホステルの従業員にタクシーを呼ぶよう頼んだ。

しかし電話が繋がらないらしい。


5分待っても繋がらなかったので、「外で捕まえたほうが早い」と言われ一緒に外へ。

曲がり角ですぐにタクシーが捕まり、遅刻せずに空港へ行くことができた。
さすがは海外だ。




と、ここで誤算が発生。


空港は思っていたよりずっと遠く、タクシー代で5000円ももってかれた。

空港の場所は地図で確認済みだったのだが、そこは実は空港ではなかったことが発覚。


衝撃の事実。



これなら前日にバスを探しておいてそれで行くんだったと落ち込む。


が、今日起きたのは朝6時。

バスを使うとなるともっと早起きしなくてはいけなくなる。



それはさすがにキツいだろうからこれでよかったんだ、

そう気持ちを切り替えた。





空港で入念に身体チェックをされ、土産屋でTVゲームの『ゼルダの伝説』に出てきそうな赤青緑のシャツを羨ましそうに眺めながら飛行機の時間を待つ。


あっという間に飛行機は飛び立ち、一度パナマの空港で乗り換え。

ウロウロして時間を潰しながら2時間後に出航。
寝不足だったため、飛行機内では基本寝てすごした。








そしてニカラグアに到着。

入国審査ではなにも質問されず、入国税10$だけ払って終了。



預け荷物もなくならずに無事に出ており、そこを出るとタクシー会社の人だかりがこちらへ押寄せる。


なんとかごまかしごまかしそこを切り抜け、空港の外へ。
バス停がすぐそこにあったので、バスを待つ。




しかし海外で旅をし始めてこのかた、バスにはとんと乗ったことがない。


2年弱旅しているが、多分4回くらいではないだろうか。

カナダの中距離バス、メキシコの長距離バス、コスタリカとコロンビアの市バス。


なのでどうやって乗ったらいいのか、どのように目的地を理解するのか、全然わからない。

しかもここはバスターミナルが多数存在しているようで、いくつもの行き先があるようなのだ。




なんにもわからず困っていると、
端から見ても自分が明らかに困っていた様子だったのだろう、とあるおじさんが助けてくれた。

しかもバス代の3コルドバまでくれた。
ちなみに円換算だと約12円。


コロンビアではよくあることだが、以前ニカラグアに来たときにはこのようなことは一度もなかったように思う。




バス内では、
席を譲ってくれたお兄さんがわざわざ隣に座ってきた。

これは怪しいぞ!
と警戒していたのだが、彼はさっきのおじさんとのやりとりを見ていたようで、ここマナグアからグラナダへ行くバスを紹介しようとしてくれていたのだった。

なんと優しい人。



    ↑バスターミナルは混沌としていた



バスターミナルへ着いて一緒に降りる。

そしてグラナダ行きのバスへ。
今度はそのお兄さんがバス代を全額払ってくれた。



いやホント前まではニカラグアでこんなことなかったんだけどなぁ。
治安もそんなによくないはずだし。

もしかしたらコロンビアでおごってもらい癖がついたのかもしれない。
癖というか、そういう見た目っていうの?
何かしてあげたくなるみすぼらしい外見に変化しているのかも。
それって旅をするにはとても便利なものだぞ。


と勝手なことを思いつつ、

ただただいい人がたまたまいてくれたのが原因なのだけど、

そんな風にして、ニカラグアに入ってから友達の家に着くまで、一銭も使わなかったのだった。





グラナダ到着後、
懐かしがりながら町を探索する。

 
    ↑懐かしのラプトル。梅ソーダの味がするエナジー飲料



    ↑香り高いグラマジュースも久しぶり。ここでしか飲めないグラマ(grama)は果物ではなく葉っぱを使ったお茶のようなものらしい。画像検索したらただの草だった



    ↑以前から通っていたオススメのレストラン。70コルドバ(約280円)とこちらの物価で言えばそこそこだが、接客・料理の腕ともに素晴らしい。

場所は、中央の広場をカテドラルに向かって左へ進み、3ブロックほど行ったところの左手側にある。
平日は朝から5時まで、土曜は3時まで、日曜は休みだそうだ。


次回地図を載せるかもしれません。



    ↑こちらは前回閉まっていていけなかった教会内部。ステンドグラスが良い



    ↑鐘がついている塔の上にものぼれるそうだが、今のところ機会を逃している






にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周(自転車)へ

拍手[2回]

ゆるくカリ観光


    ↑ハロウィングッズが置いてあったので身に付けてハリポタごっこ。手にはステッキ(歯磨き粉)と魔法書(ノートパソコン)



前回、バス停のインフォメーションセンターで観光情報をもらい、ウィリアム君からも情報をもらったので、さっそくカリの街へお出かけしてみよう。




とりあえず中心部を目指す。


 
    ↑こんな看板を見ると自転車が恋しくなってしまう自分がいる



カリ川のサイドにはきれいな草地が伸びている。
人もいないしこれはちょうどいいと、ポーチからオカリナを取り出して吹いた。

オカリナは高音が意外と響くので、人がいるところでは遠慮してしまって思い切り吹けないのだ。




・・・さすが草むら。
蚊にたくさん刺された。

蚊には大盛況だったが、血をガンガン吸われるため10分ほどで退散。






交通量の多すぎる道路に阻まれながら(20分くらい通れなかった)、中心部らしきところに到着。

本当に中心部かわからないけど、
ほら、なんかそれっぽいでしょ。


    ↑それっぽい教会が建っている



    ↑トゲトゲしていて白いのに汚れが目立っていない。かなり丁寧にメンテナンスされている模様



    ↑タイプライター屋が並んでいた。文書をコピーするのかな?ちょっとよくわからないが客はまばらに入っていた



    ↑手品をしてる風な大道芸師


カリ川から離れてちょっと中に入り、ここらへんの名所であるらしいPlaza de Caycedo(プラサデカイセード)に到着。




    ↑きれいな花が咲いているね



観光案内ですごくオススメされたんだけど・・・



ここ、


なにを見ればいいんだろう。



だって、普通の広場と変わらないよ。



    ↑どこにでもある風景





歴史がわかればなにか感慨深いものがあるのかもしれないが、予備知識のないバックパッカーにはただの広場にしか見えないのであった。




小さなショッピングモールをブラブラしたあと、潰れたと噂のカリダッドハウスを見てみようと思い、そちらへ向かってみる。

いやだってほら、デマかもしれないし。
現地の人が勘違いしたって可能性もね、あるし。



で、探し当てました。

こちら。




あーこれは営業してませんわ。

看板もないし扉も固く閉じられている。


窓から扇風機が見えるので、もしかしたらまだ誰か住んでいるのかもしれないが、おそらく営業はもうしていないだろう。

カリへ来る方、気をつけてください。





一方、ペリカンホステル内では。


韓国人だという女性バックパッカーが泊まっていたので英語で話をする。
一人で南米を回っているようである。
なかなかたくましい。

チマチョゴリのような服を着ていたのでそれを指摘すると、喜んだ顔をしてその名の説明をしてくれ、

「他の人達にはいつも”着物だ着物だ”って言われるのよ」

と言っていたのでなぜか少し申し訳なく思ったが、別段彼女は気にしていない様子だ。



大きな犬を連れたアメリカ人軍人もいて、その犬がかわいかった。

ただこちらが控えめな反応しか見せていなかったため、すごく仲良くなることはできなかった。

ごはんを作る時だけは愛想を振りまいてくれた。



3日目以降は疲れてしまってあまり外を出歩かなかった。

ホテルのまわりは高いレストランばかりだったが、ちょっと逸れると安い食堂もいくつかあり、商品は少ないが値段がかなりディスカウントしているスーパーも見つかってなかなか楽しいショッピングができた。




さあ、明日はニカラグアへと帰る。

楽しみだ。





にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周(自転車)へ

拍手[0回]

宿が潰れる街、カリ





ついにウィリアム君たちとはお別れ、



・・・と書く前に言わなくてはいけないことがある。

これからの予定である。



実は今から先へ進むのではなく、前に来たところへ戻ることになる。

自転車をここに置かせてもらって、一度ニカラグアに行くことになった。

友達の家にお邪魔して3ヶ月ほど滞在しようと思っている。




いくら知り合いだといっても大量の荷物を数ヶ月も置かせてもらうのは相手にも悪いし、荷物が無事かどうかという意味でも心配だが、ここは信用して預けることにした。


国際線のあるCali(カリ)へ行ってから飛ぶので、本当はそこにある日本人宿「達磨」に自転車を置いておいてもらおうと思っていたのだが、
人からの情報によるとどうやらそこはだいぶ前に潰れてしまったらしい。


そこで急遽こういう形になったというわけである。




これから置いてけぼりをくらう自転車。



写真から見えるかどうかわからないが、後ろタイヤがまたパンクしている。

数週間保っていたが、やはり調子は直っていなかったようだ。




ウィリアム君とルーチョと一緒に現地のツアーエージェントをまわり往復のチケットを取ってもらう。

インターネットのエクスペディアのほうが安かったのだが、こっちのチケットはペナルティ料金を払えば融通が効くし、値段の差も大きくなかったので現地で買うことにした。





別れの朝。
飛行機が出る3日前。

カリの観光もしたいので、数日早く出ることになった。


ウィリアム君がバイクでバス停まで送りにいってくれる。




バスのチケットを買い、バックパックを預ける。

ウィリアム君はちょっと淋しそうな顔をしている。


自分の中でここまで仲良くできた人というのは正直珍しい。
ウィリアム君の人の良さと人懐っこさがなせる技である。


彼らにはたくさん迷惑をかけて申し訳ないと思う。

また会おうね、と手を振ってバスは出発した。



    ↑出発日に撮った写真







バス内で寝ること2時間。

カリのバスターミナルに到着。



人がたくさん行き交っている。

カリは治安が悪いことで地元でも有名なので、気をつけながらまずはマップの入手。

すぐそこにインフォメーションセンターがあったため簡単にミッション達成。
ついでにカリの観光情報も手に入った。


 
     ↑チャリダーから一転バックパッカーへ、の図



    ↑純粋なバックパッカーはこの旅を初めて以来なので20ヶ月ぶりくらい



    ↑地図と水を持っている感じが実にバックパッカーっぽい



調べてきていた”カリダッドハウス”というホステルをタクシーの人に言うが、どこも態度が悪く「どっかいけ」というジェスチャーをされる始末。


着いて早々こんなかよ…
とカリに不信感を抱きながら、タクシーに人を乗せるためのサービス係のような人がそばに立っていたので、その人にホテルの情報を渡す。


係員が運転手に住所を伝え、やっと乗れることになった。

めんどくさ・・・




運転手はそのホステルを知らないらしく、近くまで来ると道を歩く人達に場所を聞き始めた。


そして手に入った情報は、

「カリダッドホステルだろ?そこはもうなくなったよ」




ここもかよぉ!!!


安ホテル潰れすぎ。
そんなに景気が良くないのか、ここは。




「安くていいホステル知ってる?」

と運転手に聞くと、近くにあるところまで連れて行ってくれた。


ネットには3200ペソ(160円)で着く(カリダッドハウスの話だが)と書かれていたが、そこよりも近くにあるこのホステルまで8000ペソ(400円)もかかった。

ちなみにメーターには7200ペソ(360円)と表示されている。



メーターのことを聞くと、
「いやこれは関係ないんだよ」

とのこと。


じゃあその機械はいったいなんなのだ。




ネットの情報が古かったのかな。
今回もネットで情報収集して失敗してしまった。

だからあれほどネットには振り回されないようにしようと決めたのに。


タクシーからぼったくられた感満載な気分になりながら、ここペリカンホステルへとついたのであった。



    ↑ペリカンホステルの外見。住所は「6a 44」と書かれている。オーナーはフランス人で癖のある英語を話す


  

ホステルの真向かいには自転車屋が。
これ、自転車で来ていたらかなり好条件の場所だったのではないか。




   〜ここへ来たい人のために場所の情報を提供〜

  

近くの住所が書かれた標識がこちら。

すぐそばに小さなグリーンベルトのような公園があり、その道へ入って一本目の角を左に曲がると右手にこのホステルがある。

ちょっとわかりにくいところにある。



    ↑その公園にあるオブジェ。噴水が雨のように演出されていてなかなか凝っている


貰った地図と照らし合わせてみよう。


    ↑四角く囲われているところがセントロで、その上にある丸印が元カリダッドハウスのあったところ。ペリカンホステルより紫に表示されたホステルのほうが安い
 


          
    ↑ここがペリカンホステル。見にくいけど行く人はがんばって!






ホステル内の案内が終わり、値段を聞いてみる。

1泊21000ペソ(1050円)だそうで。


え、ホステルでしょ?
なんでそんなにするの?
ドミトリー(相部屋)なのに。

安めのホテルなら個室でも20000ペソくらいで泊まれるのに。



ここの従業員が言うには、

「カリはどこもホテル代が高いらしく、中心部にはもっと安いホテルもあるが危険も伴う」

ということだった。



なんとか頼み込みこの日だけ20000ペソ(1000円)
に下げることに成功。

明日以降も泊まるつもりなら直接オーナーに交渉してください、
と言われた。



ここでやっと一息つける。
乗り馴れないバスとタクシー移動。

非常に疲れた。




    ↑「くだらない質問は5000ペソ(250円)」と書かれている






にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周(自転車)へ

拍手[1回]

PAGE TOP