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となりの国

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お湯 という名の町

お金がなくなってきました。

どうしましょうか。

いやー、これならカナダで砂金採っておくべきでした。

メキシコでは、貴金属の買取店がそこら中にあるので、もしかしたら少量でも買い取ってくれていたかもしれません。

でもツアー料や道具代のほうが高くつくのかも。

カナダでホステルに泊まっていたとき、世界各地で砂金を採り回っているという人がいて、彼はこれからカナダのドーソンシティへ砂金採りへ行ってくると言っていました。

ついていってみたいと思ったのだけど、時間がなく諦めざるを得なかったのが今になって悔やまれます。

~~~~~~~~

エンカルナシオン・デ・ディエスの街を見回り、次の日にそこを出た。

道すがら、休憩がてらに荒野の中でオカリナの練習をした。

まだあまり上手く吹けないが、まわりを気にせず思い切り音を出せたのは気持ちよかった。

自転車のタイヤがパンクしたのでバス停のベンチを使って修理する。

そこに座りに来たおじさんが手伝ってくれ、身振り手振りで談笑した。

途中から一気に家が増え、Aguascalientesに入った。

aguaが水、calienteが温かいという意味なので、英語で言うとhotwatersといったところか。

なかなか良い名前だ。

その名前の通り、温泉が有名らしい。

街中に入ると一気に都会化しだし、高級そうな建物が並ぶ。

これは物価が高そうだ。

安いホテルもないかもしれない。

古めかしい商店街をうろつくが宿は見つからず、しょうがなくハイウェイに戻り真っすぐ進むと、なんと安そうなモーテルを発見。

以前Atlacomlcoという町で泊まったモーテルと同じ「La Joya」という名前だった。

同じ系列かどうかはわからないが、違うような気がする。

なぜなら、こちらは格段に値段が安いのだ。

使えると言われたwi-fiはうまく繋がらなかったが、この際どうでもいい。

受付のおねえさんも愛想がよく、部屋も広い。

なかなか良い場所を見つけた、さすが旅人の鼻はするどい

などと一通り自分をほめたたえた後、夕食を買いに近くのハンバーガー屋に行った。

これがマズかった。

かなり高かったのだ。

さらにコーヒーが飲みたく、スターバックスに行ったので、

浮いた宿代が食費で潰され、結局節約はできなかった。

使うとなったら散財してしまうこの性格が仇となった。

次の日は昼過ぎに出発。

居心地がよく出遅れてしまった。

アグアスカリエンテスの中を通る。

なかなかにぎやかな所で、きれいな家が並ぶ。


    ↑街の真ん中にあった彫刻。漫画のグルグルを思い出した。

公園ではクリスマスの飾りが売っている屋台が並んでいた。

もうそんな時期か。

ツリーにつける飾りだけでなく、緑の土のようなものや白い蔦のようなものが売られている。

白い蔦は綿の代わりにつけるのだろうけど、緑の土はどうするのだろう。

ツリーに振りかけるのだろうか。

街を出た辺りでまたタイヤがパンクした。

小さな修理工場のようなところ付近を勝手に借りて、タイヤの穴を塞いだ。

奥で同じく自転車を修理している人がいて親近感がわいた。

時間を取られてしまったので、近場のSan Francisco de los Romoという小さめの町で一泊することにした。

モーテルを見つけ入る。

値段は200ペソと安く部屋もきれいなのだが、そこの受付の悪ぶった感じの兄ちゃんが感じが悪かった。

イラッとしたので半分怒鳴るような形で部屋を頼んだ。

最近なんだかイライラしている。

疲れているのか、ストレスがたまっているのだろうか。

夕食に入ったレストランのおじさんと少し話をする。

英語がしゃべれるようだ。

やはりこの時期はマンゴーがとれないらしい。

メキシコシティで食べたおいしいマンゴーをまた食べたかったのだが、残念だ。




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荒れ地に囲まれた街

ホテルについてるシャワーのアドバイス。

スペイン語で「温かい」は「caliente」と言います。

水道には C と書かれていることがあるので、cold の C と間違わないようにしましょう。

それで1度騙されました。

ただ、大体は何も書かれていなく、場所によって右がcalienteの時もあれば逆の時もあり、

運です。

引き当ててください。

すぐに湯が出る所もあれば、5分くらい待たないと出ない所もあるので、なかなか判断が難しいところ。

また、従業員にボイラーを点けてもらわないと湯が出ない場合もあり、どうしてもでない時は聞いた方が早いかもしれません。

 ~~~~~~~~~

激安の宿を発ち、ロータリを超えて荒野の中へ出て行く。

長い道が続き、周りには家すらない。

日も傾き始め心配になってきたころ、だんだんと建物が増えてきて、Encarnation De Diazという町に着く。


 
    ↑入り口にあったオブジェクト。おそらくこの町のトレードマークであろう

 
    ↑いきなり現れた闘牛場ならぬ闘馬場?

坂下が中心部になっていて、坂の上がハイウェイになっているので、街並が見下ろせる。

 


そのハイウェイ沿いのホテルに泊まる。

疲れていたので2泊することにした。

210ペソ×2で安い上に、内装も悪くない。

悪い点をあげるとすれば、

出入り時にレストラン内を通らないといけないのと、

窓がなく暗い上に、窓がシャワー室に廊下沿いについていることくらいか。

通路奥の窓の眺めがいい。

夕日が街を照らし出しとてもきれいだった。


ここではゆっくりと過ごすことに決めた。


 




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