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となりの国

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ゆるくカリ観光


    ↑ハロウィングッズが置いてあったので身に付けてハリポタごっこ。手にはステッキ(歯磨き粉)と魔法書(ノートパソコン)



前回、バス停のインフォメーションセンターで観光情報をもらい、ウィリアム君からも情報をもらったので、さっそくカリの街へお出かけしてみよう。




とりあえず中心部を目指す。


 
    ↑こんな看板を見ると自転車が恋しくなってしまう自分がいる



カリ川のサイドにはきれいな草地が伸びている。
人もいないしこれはちょうどいいと、ポーチからオカリナを取り出して吹いた。

オカリナは高音が意外と響くので、人がいるところでは遠慮してしまって思い切り吹けないのだ。




・・・さすが草むら。
蚊にたくさん刺された。

蚊には大盛況だったが、血をガンガン吸われるため10分ほどで退散。






交通量の多すぎる道路に阻まれながら(20分くらい通れなかった)、中心部らしきところに到着。

本当に中心部かわからないけど、
ほら、なんかそれっぽいでしょ。


    ↑それっぽい教会が建っている



    ↑トゲトゲしていて白いのに汚れが目立っていない。かなり丁寧にメンテナンスされている模様



    ↑タイプライター屋が並んでいた。文書をコピーするのかな?ちょっとよくわからないが客はまばらに入っていた



    ↑手品をしてる風な大道芸師


カリ川から離れてちょっと中に入り、ここらへんの名所であるらしいPlaza de Caycedo(プラサデカイセード)に到着。




    ↑きれいな花が咲いているね



観光案内ですごくオススメされたんだけど・・・



ここ、


なにを見ればいいんだろう。



だって、普通の広場と変わらないよ。



    ↑どこにでもある風景





歴史がわかればなにか感慨深いものがあるのかもしれないが、予備知識のないバックパッカーにはただの広場にしか見えないのであった。




小さなショッピングモールをブラブラしたあと、潰れたと噂のカリダッドハウスを見てみようと思い、そちらへ向かってみる。

いやだってほら、デマかもしれないし。
現地の人が勘違いしたって可能性もね、あるし。



で、探し当てました。

こちら。




あーこれは営業してませんわ。

看板もないし扉も固く閉じられている。


窓から扇風機が見えるので、もしかしたらまだ誰か住んでいるのかもしれないが、おそらく営業はもうしていないだろう。

カリへ来る方、気をつけてください。





一方、ペリカンホステル内では。


韓国人だという女性バックパッカーが泊まっていたので英語で話をする。
一人で南米を回っているようである。
なかなかたくましい。

チマチョゴリのような服を着ていたのでそれを指摘すると、喜んだ顔をしてその名の説明をしてくれ、

「他の人達にはいつも”着物だ着物だ”って言われるのよ」

と言っていたのでなぜか少し申し訳なく思ったが、別段彼女は気にしていない様子だ。



大きな犬を連れたアメリカ人軍人もいて、その犬がかわいかった。

ただこちらが控えめな反応しか見せていなかったため、すごく仲良くなることはできなかった。

ごはんを作る時だけは愛想を振りまいてくれた。



3日目以降は疲れてしまってあまり外を出歩かなかった。

ホテルのまわりは高いレストランばかりだったが、ちょっと逸れると安い食堂もいくつかあり、商品は少ないが値段がかなりディスカウントしているスーパーも見つかってなかなか楽しいショッピングができた。




さあ、明日はニカラグアへと帰る。

楽しみだ。





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宿が潰れる街、カリ





ついにウィリアム君たちとはお別れ、



・・・と書く前に言わなくてはいけないことがある。

これからの予定である。



実は今から先へ進むのではなく、前に来たところへ戻ることになる。

自転車をここに置かせてもらって、一度ニカラグアに行くことになった。

友達の家にお邪魔して3ヶ月ほど滞在しようと思っている。




いくら知り合いだといっても大量の荷物を数ヶ月も置かせてもらうのは相手にも悪いし、荷物が無事かどうかという意味でも心配だが、ここは信用して預けることにした。


国際線のあるCali(カリ)へ行ってから飛ぶので、本当はそこにある日本人宿「達磨」に自転車を置いておいてもらおうと思っていたのだが、
人からの情報によるとどうやらそこはだいぶ前に潰れてしまったらしい。


そこで急遽こういう形になったというわけである。




これから置いてけぼりをくらう自転車。



写真から見えるかどうかわからないが、後ろタイヤがまたパンクしている。

数週間保っていたが、やはり調子は直っていなかったようだ。




ウィリアム君とルーチョと一緒に現地のツアーエージェントをまわり往復のチケットを取ってもらう。

インターネットのエクスペディアのほうが安かったのだが、こっちのチケットはペナルティ料金を払えば融通が効くし、値段の差も大きくなかったので現地で買うことにした。





別れの朝。
飛行機が出る3日前。

カリの観光もしたいので、数日早く出ることになった。


ウィリアム君がバイクでバス停まで送りにいってくれる。




バスのチケットを買い、バックパックを預ける。

ウィリアム君はちょっと淋しそうな顔をしている。


自分の中でここまで仲良くできた人というのは正直珍しい。
ウィリアム君の人の良さと人懐っこさがなせる技である。


彼らにはたくさん迷惑をかけて申し訳ないと思う。

また会おうね、と手を振ってバスは出発した。



    ↑出発日に撮った写真







バス内で寝ること2時間。

カリのバスターミナルに到着。



人がたくさん行き交っている。

カリは治安が悪いことで地元でも有名なので、気をつけながらまずはマップの入手。

すぐそこにインフォメーションセンターがあったため簡単にミッション達成。
ついでにカリの観光情報も手に入った。


 
     ↑チャリダーから一転バックパッカーへ、の図



    ↑純粋なバックパッカーはこの旅を初めて以来なので20ヶ月ぶりくらい



    ↑地図と水を持っている感じが実にバックパッカーっぽい



調べてきていた”カリダッドハウス”というホステルをタクシーの人に言うが、どこも態度が悪く「どっかいけ」というジェスチャーをされる始末。


着いて早々こんなかよ…
とカリに不信感を抱きながら、タクシーに人を乗せるためのサービス係のような人がそばに立っていたので、その人にホテルの情報を渡す。


係員が運転手に住所を伝え、やっと乗れることになった。

めんどくさ・・・




運転手はそのホステルを知らないらしく、近くまで来ると道を歩く人達に場所を聞き始めた。


そして手に入った情報は、

「カリダッドホステルだろ?そこはもうなくなったよ」




ここもかよぉ!!!


安ホテル潰れすぎ。
そんなに景気が良くないのか、ここは。




「安くていいホステル知ってる?」

と運転手に聞くと、近くにあるところまで連れて行ってくれた。


ネットには3200ペソ(160円)で着く(カリダッドハウスの話だが)と書かれていたが、そこよりも近くにあるこのホステルまで8000ペソ(400円)もかかった。

ちなみにメーターには7200ペソ(360円)と表示されている。



メーターのことを聞くと、
「いやこれは関係ないんだよ」

とのこと。


じゃあその機械はいったいなんなのだ。




ネットの情報が古かったのかな。
今回もネットで情報収集して失敗してしまった。

だからあれほどネットには振り回されないようにしようと決めたのに。


タクシーからぼったくられた感満載な気分になりながら、ここペリカンホステルへとついたのであった。



    ↑ペリカンホステルの外見。住所は「6a 44」と書かれている。オーナーはフランス人で癖のある英語を話す


  

ホステルの真向かいには自転車屋が。
これ、自転車で来ていたらかなり好条件の場所だったのではないか。




   〜ここへ来たい人のために場所の情報を提供〜

  

近くの住所が書かれた標識がこちら。

すぐそばに小さなグリーンベルトのような公園があり、その道へ入って一本目の角を左に曲がると右手にこのホステルがある。

ちょっとわかりにくいところにある。



    ↑その公園にあるオブジェ。噴水が雨のように演出されていてなかなか凝っている


貰った地図と照らし合わせてみよう。


    ↑四角く囲われているところがセントロで、その上にある丸印が元カリダッドハウスのあったところ。ペリカンホステルより紫に表示されたホステルのほうが安い
 


          
    ↑ここがペリカンホステル。見にくいけど行く人はがんばって!






ホステル内の案内が終わり、値段を聞いてみる。

1泊21000ペソ(1050円)だそうで。


え、ホステルでしょ?
なんでそんなにするの?
ドミトリー(相部屋)なのに。

安めのホテルなら個室でも20000ペソくらいで泊まれるのに。



ここの従業員が言うには、

「カリはどこもホテル代が高いらしく、中心部にはもっと安いホテルもあるが危険も伴う」

ということだった。



なんとか頼み込みこの日だけ20000ペソ(1000円)
に下げることに成功。

明日以降も泊まるつもりなら直接オーナーに交渉してください、
と言われた。



ここでやっと一息つける。
乗り馴れないバスとタクシー移動。

非常に疲れた。




    ↑「くだらない質問は5000ペソ(250円)」と書かれている






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断然トゥルアに滞在中!




 あらすじ

ウィリアム家でお泊まりはまだまだ続く。




今日はウィリアム君が仕事なので、その間彼の友達のチェチェと一緒に隣町までお出かけ。

ブガラグランデという町まで連れて行ってくれた。



    ↑ブガラグランデの中心部


チェチェはいつもプールの先生をしているのだが、ここの工場でも働いているという。




Nestleの工場勤務。
日本で言うところのネスレ。

コーヒーの製造に関わっているらしい。


収入多そうなのに副業をしているってことは、それくらいコロンビアの職業問題は難しいものなのだろうか。

それともプールのインストラクターのほうは趣味でやっているのかもしれない。





さっきから視界に入っていてずっと気になっていた背の高い教会へ侵入。


入るといきなり車登場。



まるでTOYOTAのディーラーのような展示のされ方。
なぜ車が飾られているのかは謎。


内装はこんな感じ。




  
    ↑手には生花が供えられている


まあまあきれいなところだった。
標準的な教会という感じ。



ソカロ(中心部の公園)はfree Wi-Fiが通っているらしい。



このWi-Fi zone、名前やメールアドレスなどを入力すると使えるようになるが動画共有サイトは使えないパターンではないかと予想。



帰りにチェチェが黒糖マシュマロを買ってくれた。



名前は忘れてしまったが、”ゼラチン”みたいな名前だったような気がする。

なかなかおいしかった。
唯一の欠点はすごく喉が渇くこと。






いつも誰かに付き添ってもらっていた自分だが、一人でトゥルアの町を歩き回ることももちろんある。




トゥルアの中心であるPlaza Boyaca(プラサボジャカ)。




チェスをやっているおじさんたち。

チェスの駒、でかいね。




のどかに鳥が木陰で休んでいる。
こんだけ近くても逃げないのは人間に慣れているせいか。


カットマンゴーを買ってみた。



太陽でぬるくなっているが、やわらかくて甘くておいしい。
ゼリーみたいにぷるぷるしていた。

そして安い。
なんと1000ペソ(50円)。





日曜日、近くの公園で子どもたちのためのサッカー大会をやっていて、その審判の手伝いにウィリアム君が来ていたのでそれを見学。


のはずが、知らないうちに手伝わされていた。


 




参加していた子どもたちにはヨーグルトとパン菓子が配られる。

それらを盗られないように見張っていたところ、
「それいくら?」
と尋ねにきたサッカーに参加していない子どもたちが多数存在。

いい商売になりそう。


公園には野生の馬が草を食みにきた。



かわいい。
小さいのでまだ子どもだろう。


それにしても、野生の馬が街中をうろついているというのは日本の常識的に考えると結構すごい。

山の中ならまだわかるが、街に住んでいる野生の馬だ。
ものすごく違和感がある。

夜バイクの後ろに乗っていると、ゴミをあさる馬の親子を見てちょっとした衝撃を受けたりもした。





家の近くの女の子が15歳パーティを開くというはがきが来たので、みんなで行くことになった。


ドレスコードはないらしいのだが、一応きちっとした服を着ていくことに。




前にコロンビアで仲良くなったジョンからもらった服を装着。




ウィリアム君もオシャレしている。
カフスボタンに苦戦。



夜の10時すぎからスタート。
すでに待ち疲れている自分。




まずはプリンセス(誕生日を迎える子がそう呼ばれていた)のダンス。

知り合いや家族の男性と交代しながらダンスを踊っている。



バンドマンやダンサーがどんどん来る。
なんとも豪華だ。



食事もあるということで期待していたが、ポテトチップや弁当に入った軽食のみ。

しかも家族たちが配り回るので、ガツガツ取って食べることは不可。



  オウノオ





右の子はパーティで仲良くなった近所の男の子。
彼も暇していたようだ。

左は前回も出てきたエドウィン。
恋人がいるのであまりダンスに乗り気ではなかった。

 




そうこうしているうちに滞在は一週間以上にも及んだ。

楽しい日々だった。
食事も毎日3食提供してくれ、言葉の通じない異国人に一生懸命話しかけてくれるここの家族と友人たちには感服する。


そろそろ出発しなくてはいけない。









この町ともお別れだ。




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トゥルアを案内されまくり!





 あらすじ

コロンビア・トゥルアのウィリアム家に宿泊中。




ウィリアム君はどこかへ行ってしまい、一人では暇だろうと気を効かせてくれたお父さんのウィリアムさんが仕事場まで連れて行ってくれた。



    ↑トゥルアの中心部はこんな感じ



ウィリアムさんはトイレやシャワーなどの水回り関係の品を売っている店で働いているようだ。


仕事場から少し散歩。

ブドウだらけのカートがなんとも芸術的だ。




ココナッツフラッペが安かったので買ってみると、なんとパッケージに日本語が!

 

「味覚は新しく体現してぃる」と書かれている・・・
どういう意味だこれ。



ウィリアム君と再会。
バイクの後ろに乗っけてもらい、彼の友達のルーチョと一緒にサルピコン(フルーツがいっぱい入った赤色のフルーツジュース的なデザート)を食べにいった。



    ↑スペインやイタリアっぽい顔立ちをした明るく気のいい人だ



夕方、別の友達エドウィンとショッピングモールへ。
大雨の中を猛ダッシュで駆け抜けた。



エドウィンと彼女、2人が付き合って3ヶ月記念という大事な日にプレゼントが欲しいらしい。



3ヶ月記念日ってなんなんだよ!!


と思いながら一緒に人形を物色。


人形だと子どもっぽいかな、と思ったので

「鞄とか靴とかにしたら?」

と伝えてみる。



しかし彼には十分な金がなかった!

それはしょうがないね。




    ↑ショッピングモール内にて。二人は偶然にもマリオブラザーズカラーの服装になっていた



     ↑立派な自転車屋もあった。この町にはかなり良さそうな自転車屋が多数存在している模様



    ↑こっわ!自分はプーさんのイーヨーが大好きなのだが、これはちょっと高田純次すぎる



    ↑彼らに写真撮られた。後ろに書かれてるのは「I ♡ NewYork」のスペイン語版



どんどんいろんな人を紹介してくるウィリアム君。
他のとこでもそうだったが、そういう習慣なのだろうか。

ただでさえ人の名前が覚えられないのにこれは困った。



    ↑ウィリアム君のいとこかなんか、血縁関係の家。ここにはたくさん動物が飼われていて楽しかった




別日には近くの公園へ。


    ↑いつものようにウィリアム君のバイクに跨がり4人で来園。後ろの青い人は係員のおじさんなので無関係



   ↑竹がたくさん生えていた



    ↑なかなかいいところだ
















    ↑この川に入るんだってさ



    ↑この写真から伝わってくると思うが、この川、めっちゃ冷たい



    ↑冷たく流れも速いし下の砂利も痛いので早々に上がりました




夕方には、中央に大きな木の生えている池を見学。



    ↑中央の木は鳥の巣になっていた







    ↑夕日が池に映る


  



    ↑逆さまに写真を撮ったみたいになる




大きなショッピングモールはまだあるということで、そちらにも行ってみることに。


フードコートには日本食屋があり、yakimeshiやらyakisobaやらの言葉に引かれてそっちへ向かう。



するとここのおばちゃんの口から日本語が飛び出してきた。

日本人の友達がいて、その人から教わったそうだ。


流暢に日本語で話すのを横で見ていたウィリアム君。
その後、彼がこの出来事を話のネタのひとつに加えたのは言うまでもない。



    ↑ジュースがジ1ースになっているのがひっかかる。たしかに似てなくもない




 つづく



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