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となりの国

Home > ブログ > 5、グアテマラ

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旅人に会いに・・・ Morales、グアテマラ




リオデュルセで一日、食事以外は出かけずにずっとベッドで寝ていた。

次の日も頭はボーっとしていたが、喉は少し良くなったので出発することにした。



    ↑町の中心部で目にした、非常に恐ろしい観覧車

ここから約束の地、Morales(モラレスと読めるが、日本語の地図の表記はなぜかモラールズ)まで約30km。

すぐに着くだろう。

しかしこの日は暑く、ひどく喉が渇く。

しかも体調も良くはなく、喉の痛みのかわりに咳が少しつくようになった。

咳が出るとなかなか取れずらいので、これは長期戦になることを心得ておいたほうがいい。



    ↑人工林が木のトンネルを作る。3Dのやつみたいだね


    ↑グアテマラの岩はどこも不思議な色をしていて鮮やかだ

中間地点の村で絞りたてのオレンジジュースを売っていたのが目に入った。

のどの渇きを一刻も早く癒さんと、一目散に駆け寄ってすぐに買う。

即。迷わず。

6割くらい一気に飲んで一息ついた後、
気づいてしまった。


絞っている男性がなぜか全身に怪我をしているのだ。

擦ったような、火傷のような、

顔や手、足などの皮膚が500円くらいの大きさでべろんと剥けて肉が露出している。

どうみても最近できた傷跡だ。

・・・

まさかジュースの中に血は入っていないだろう。

そう願いたい。

だがもしかしたらという可能性もある。

一応日本で肝炎系の予防接種は受けてある。

しかしエイズとかもあるし、今は風邪のせいで抵抗力が落ちているので、少し危ないかもしれない。

金を払い、コップを持ったままササッとそこを後にする。

残りは飲まずに、店の人の見えない所まで行って原っぱに投げ捨てておいた。

もったいなかったがしょうがない。

とまあ、こういう風に変なアクシデントがよく起こるのだ。

ホント暇をする時間がない。

キツい峠を越えると、ホンデュラス方面とエルサルバドル方面に道が分かれている町に入る。

それまでは左へ行きホンデュラスへ向かうつもりだったが、

調べてみるとホンデュラスは世界一殺人が多い国として有名らしい。

はい、やっぱやめ。

右へ行きまーす。

せっかくおばあちゃんに近道を教えてもらったが、危険を冒してまでもらった情報を大切にするものでもない。

気分で決めた計画を変更し、エルサルバドル経由で南下することにした。

エネルギードリンクを一気飲みして気合いを入れる。

分かれ道を右に折れて少し進むと ←Morales と書かれた看板が見えた。

ホテルがいくつか建っていて小さな小さな市場になっているそこを左に曲がる。

そこがモラレス。

適当に見つけたホテルに直行。

そんなに安くはないが、わりと綺麗でネットも使え、クーラーもあるので、それらを総合して考えると悪くはない。

数日間風邪を治すために宿泊しなくてはならないので、体や防犯のことも考えてここに決めた。

ささっとシャワーを浴びて急いで荷物を整理し、待ち合わせのカフェへ。

すでにその人は待っていた。

店の前には日本国旗の幕がついた自転車が置いてある。

中に入るとその人、崎山晋平さんが窓際に座っていた。


   ー崎山晋平さんのブログー http://sakiyanma.blog.fc2.com/


崎山さんを知ったのは、もともとネット上で知り合いだったUtourさんという方に 近くを走っているサイクリストがいる とブログを紹介してもらったのがきっかけだった。
Utourさんのことは多分またいつか書くことだろう。

若干緊張した声で話す崎山さん。

右側のプロフィール欄にも書いてあるが、自分はコミュニケーションが非常に苦手だ。

が、実はちょっとした特技として、初対面の人限定で約15分間くらいならノリよく話すことができる。

話を聞くスタンスから、相手の緊張がとけるまでこちらがリードする作戦に変更。

しかししばらくするとその「マジカル15分」は解け、会話会話に間ができるようになった。

これぞコミュ障の本領発揮!

しかも風邪のせいで途中から声が枯れていくという。

風邪で頭がぼーっとしていることもあり、カフェの音楽がうるさすぎるのもあり、自分の発する言葉に混乱して少し心配になりつつ、お互いの旅のことなどを語り合った。

あの時変なこと口走ってたらごめんなさい。

じゃあご飯でも食べにいきましょう と、外に出る。

世界一周を目指すちゃんとしたチャリダーというのは実は初めてだったので、自転車をマジマジと観察してしまった。

すごい、こんなにゴテゴテしているのか。

武装、という感じがする。

だが荷物は少ない。すばらしい。

ハンドルの中央に距離か時速、はたまた高度かなにかを計る計測器のようなものがついている。(自分はもともとバックパッカーのなんちゃってチャリダーなのでつけてません)

食料は防水パックにつめているらしい。

なるほど、うちのアルビレオ君(マイ自転車)にはそんな装備がないため、何度か小アリに鞄を占拠されてしまった経験がある。

ただ、もし防水パックを持っていても地図や本を優先的に入れていたと思うので、どっちにしてもアリ地獄になっていたことは想像に難くない。

あとは、やはり後輪につけられた国旗が目立った。

後にわかったのだが、この国旗があることで現地の人とのコミュニケーションをスムーズかつ積極的に取ることができるという利点があるようだ。

中心部の公園に入ったとき、彼のまわりに若い男女が集まって写真を撮ったり質問したりと、ちょっとした騒ぎになった。

この原因は国旗の他にも、大量に鞄がついた自転車のインパクトもあるのだろう。

こちらはバックパックと後輪に少し荷物を積み上げている程度なので、そこまで珍しい光景ではない。

あと女の子達の反応から察するに、彼の顔立ちもモテるようだった。

えぇえぇ、どうせ俺は不細工ですよー。

こりゃ各地でフェイスブック聞かれまくるはずだわ。

ところでなぜ公園に行ったかというと、崎山さんはギターを持っているので、お互いの楽器を披露しようということになったのだ。

こちらはオカリナと未だほとんど吹けないハーモニカ。

本当はピアノのほうが得意ということだったので、そっちの生演奏も聞きたかったのだが、今回は実現できなかった。

あ、今思えばすぐ近くに教会があったのでそこで貸してくれたかもしれなかったな。

でも時間も遅かったし…
んー、残念だ。

まあこんな感じで、初めての超長期サイクリング旅行者との接触は終わりを迎えたのだった。

自分との違いや情報が知れておもしろかったし勉強になった。

ブログの画像についてもアドバイスをくれ、大変助かった。

やっぱり画像サイズが大きすぎたのね。

そして次の日から

またベッドで寝込むことになるのだが、

この時はまだ知らない。



http://www.nicovideo.jp/watch/sm24157392




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グアテマラは うまいの 美しいの 苦しいの Poptún 〜 San Luis 〜 Rio Dúlce



ポプトゥンでは2泊した。

本当はもっと泊まりたかったが、ホテルのスタッフになんとなく言い出せなかった。

ホテルの近くとは違い、セントロはゴテゴテした看板がたくさん張り出していたりしていて、日本で見かける混沌とした都会の飲屋街を思い出させる通りもあった。

人も多いしお菓子や土産物をならべた露店も少し見られた。


ネット屋で日本のロックバンドの曲がかかっていたときは驚いて思わず持ち歩いていたデジカメのムービーをまわしていた。

まさかこんなところで日本語の曲を聴けるとは。


この地域はやけにバイクに乗っている人がいる。

スクーターも多いのだが、中型以上の恰好いいバイクの数も負けてはいない。

男性だけではなく女性や少年も乗っていたりする。

車体にはHondaやSuzukiの文字もよく見られた。



    ↑でっかい魚。しかし真ん中は火が通っていなかった

ポプトゥンから出発し、しばらく走ると急な坂が続く。


   ↑人工林もたくさんあった

    ↑ハゲた山が多いのも特徴

先にはその登った成果を見られる崖があり、木が少ないので遠くまで見渡せる。

きれいだったのでもうすぐ町に着くが、休憩がてらにオカリナの練習をしてしばらく時間を使った。






大きめのログハウス調のレストランを発見するも高そうなのでパス。

そこから少し先にあった小さな食堂で昼食を摂る。

豚肉のプレート料理と無料でついてくるミキサーにかけたタマリンドジュース(何かわからないがオレンジ色であんずっぽい味がした)は安くておいしかった。

喉が渇いていたのでジュースをおかわりしたがそれでも値段はかわらず、店員の女の子達もとてもやさしかったのでチップを少し置いておいた。


その食堂を過ぎると右側に道が現れる。
そちらへ入り上り坂を越えるとSan Luis(サンルイス)という町に入ることができる。

町は小振りだがポプトゥンより賑わっており、たくさんの警察が交通整理をしている。
大きなザックと自転車で街中を走ると何度もおーいと声をかけられた。
この町でチャリダーを見るのは珍しいのだろう。
みんなこちらを凝視する。

とても活気があっていい町だが、自転車をベタベタさわってくるあたり荷物を盗まれそうでもある。
というのは、考えすぎだろうか。


活気はあるがホテルはあまりなく、高めのところに1泊した。
この日、他のチャリダーの方から連絡が届き、その人と会う約束をする。
2〜3日後にもっと先の町で落ち合わせることになった。
2日で着くには少し飛ばさなくてはならない。



さて、今までブログを見てくれた方はわかっていただけるだろうが、
自分は運が、特に悪運がすごく強いのだが、それとは別によくハプニングを起こす体質にある。
トラブルメーカーというやつだ。
何もない日というのはそこまで多くなく、よく何かしらのアクシデントに見舞われる傾向が強い。
いいアクシデントもあるのだが、調子が悪いとついてないことが続いてしまう。
ネタにはつきないのだけど、もう少し穏やかな日々を送りたいものだ。

今回なにが起きたかというと、、、



サンルイスから意気揚々と脱出して、道を進む。
すぐにホテルがいくつも現れ、こっちのほうで泊まればよかったと少しガッカリする。
しかしそんなことは気にしない。
だって今日は天気がいいし、気分も乗っている。
最近寝不足がたたっているが、この分だと今日はたくさん走れそうだ。(フラグ)

次の村で小さな食堂を発見。

ハンバーガーとミルクパインジュースを頼む。
これが両方とも ものすごくうまい。
そのうえそんなに高くない。
これはもうけた。

    ↑バーガーはたぶんケチャップがうまいのだろう。


もう少し先の村で飲み物休憩。
ペプシはコーラより大きい瓶に入っており、値段も安いことがわかった。

同じ店で休んでいた若者がこちらに話しかけてくる。
彼は英語が少し話せることが自慢だったらしい。
日本語のあいさつを教えると、「こにぇちぅわぁ」という独特の発音でインプットしたようだ。
なるほど、スペイン語訛りだとそういう言い方になるのか。



Modesto Mendez(モデストメンデス)というベリーズの国境に近い町に到着。
しかし地図を見る限り、ここからベリーズへは入れないようだ。

今日はできればここに泊まりたかったのでホテルを探しつつ街の中心を横切る道路を走る。
町の終わりまで来たのでそこら辺にいる人たち何人かにホテルの場所を聞いた。
しかし全員ここにはないという返答しか返ってこない。

町の出口で警備の兵隊たちが立っていたので挨拶し、ホテルを聞いてみるがやっぱりないらしい。
この先の湖に挟まれた町なら安いホテルがあるということだった。
彼らとは長い間立ち話をしてもり上がった。

話によると、目の前のすぐそこがもうベリーズらしい。

    ↑こちら側はグアテマラだが、向こうはベリーズ

    ↑どの辺からベリーズなのかはわからない

兵たちと別れを告げて先へ進む。
少しのんびりしすぎた。


昼下がり、
夕刻までだんだんせまってきたのでスピードを上げる。
下りが多かったこともありガンガン飛ばし、大声で歌いながら走り去った。
かなり無理をしているのが自分でもわかる。

するとなんだか喉が痛くなってきた。

これはまずいな。
確実に風邪だ。
ここまでの痛みがあるとすると、もう予防は手遅れかもしれない。

だんだん痛みが酷くなるのを感じつつ体も疲れてきたが、
それでも休憩を取らずに突っ走った。


    ↑木で見にくいが、グアテマラの景色はこんな感じを想像していた。


次の町にはギリギリ暗くなる前には着きそうだ。

途中いいところがあったので止まって写真を撮る。


    ↑幻想的な地形


    ↑躍動する馬



すばらしい光景に一人声を荒げながら写真をバシバシ撮る外国人。
それを横目に通り過ぎるバイクの現地住人。


喉が完璧にイカレてきたのでいいかげん先へ進もう。


それにしても、もしこの世界が本当に神様一人で作ったのだとしても、
この色、このグラデーションをひとつひとつ自分だけで塗り込むのは到底無理だろうなと思った。
まあ人にはできないから神なんだけど、こんな綺麗な緑を緻密に一個一個丁寧に色づけするというのはちょっと考えられない。
ないとは思うが、本当の本当に神一人の手でこんなものを作り上げたのだとしたら、ものすごく尊敬するなぁ。

そうなるとこの世界の存在意義というものを考えざるをえない。
実際生き物や自然が存在していることになんの意味もないと思っているが、こんな造詣の深いものがこんな人里離れた所にポツンと作られたのなら、それにはなにか意味を持っているような気がする。
意味がないのではないのだとすると、一体どういう意味がこめられているのだろう。


という宗教じみたことを考えながら、暗くなる前にRio Dulce(リオデュルセ)という町に入ることができた。

喉からきた風邪がキツくなってきていたので、目の前にあったホテルへチェックイン。
高そうな見た目とは裏腹に意外と安く、100Q(1300円)だった。
部屋はとても清潔で、外には大きめのプールもついている。
一緒になっているレストランも思いのほか高くなく、なかなか良い所に泊まれたようだった。



次の日には待ち合わせの場所に向かうはずだったが、やはりというべきか、風邪が悪化した。
熱が出ているようで頭が痛く体も熱いし寒気もする。
喉は針1000本とまではいかないが、100本くらいは飲まされたような痛みを伴っている。

初めて人と会う約束をしたという矢先、これである。
待ち合わせ相手には申し訳ないが、今日は1日休むことにしよう。




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現地サイクリストに情報をもらう、Poptún グアテマラ

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こっちのテレビでもドラゴンボールやポケモン、キャンディキャンディなど日本のアニメを放送しています。

見てみると汗の部分だけ描き直されていて、その線がふにゃふにゃでそこだけなんだか妙な感じでした。

たしか日本の漫画によくある涙型の汗は、海外では通じないんですよね。

あと「スーパーサイヤ人」だけ日本語そのままの発音で可笑しかったです。

~~~~~~~~

朝、昨日と同じところで食事をする。

今度は卵料理で10Q(130円くらいか)。

村を出る前にフランス人の女の子とツーリスモのおばあちゃんに会いにいく。

ホテル代40Qを払い終えたあと、女の子から役に立つであろうスペイン語をいくつか教えてもらった。

この先ホンジュラスに向かうため、今日はドローレスというところを目指すと言うと、おばあちゃんは

え、あんなところにいくの?

という顔をする。

それよりももう少し先のPoptún(ポプトゥン)という町が大きくて便利らしい。

じゃあそこにしよう。目的地変更。

ホンジュラスに一度行ったことがあるというおばあちゃんにホンジュラスへの近道を教えてもらう。

そこは細い道だから通りやすいということだった。

村へ出て道をゆくと、すぐに草刈り現場にぶつかる。

メキシコや中米ではよく、工事現場の要領で道端の草を大きな鉈や機械を使って刈っている光景が見られる。

そこに自転車アイス屋がいたので、ちょっと覗いてみた。

クーラーボックスの中にはベリーズで見かけた、あの”魔”のチョコロコが入っていた。

それはちょっと遠慮して、コップ一杯のミルクを凍らせ折った割り箸を付けたアイスを買った。

1Q(たぶん13円)だった。安い。

すぐに溶け始め、ポタポタと垂れてきた。

急いで口に運ぶ。

ところどころ薄い部分があるので、もしかしたら水で薄めているのかもしれない。

しかしシャーベット状になった氷ミルクを食べているといい感じに体が冷える。

30℃はあるであろうこの灼熱の世界では大切な存在だ。

値段も安いし。


El Chal(エルチャル)という少し大きな村に着く。

昨日サンタアナを通り過ぎてしまったとわかったときに目指そうと思っていた村だ。

ここはすぐに通り過ぎてしまったが、このエルチャルという名前でメキシコの番組、El Chavo(エルチャボ)を思い出した。

昔のドリフターズみたいな内容のコント番組で、人気があったのかアニメ化までされ、時々街中でそのアニメ版キャラクターのハリボテや商品を見ることができた。

この番組は演者の表情や話し方でストーリーが大体わかるため、ホテルに泊まった時によく見ていたのだ。

子ども役の人たちのウザイ泣き方にそれぞれ個性があり、とても面白かった。

あと主人公・チャボ役の人の裏声がすごかった。

いくつかの村を越えて行く。

途中で休憩し飲み物を買う。

今日は初めての飲み物に手を出してみた。

銀色のプラスチックに入ったそれは、ラプトルというらしい。
どこかの村で子どもがおいしそうにこれを飲んでいたり、そこら辺にこの空きボトルが落ちていたのを目にして気になっていたのだった。
もしこれがステマだったとしたら、この会社の広報は相当な腕を持っている。

味は? と聞くとゲータレードのようなものだと答えたので、スポーツ飲料か栄養ドリンクなのだろう。

飲んでみると デカビタCの味がした。

きっと内容物も同じ感じだと予想。




グアテマラの景色は、木のない草の茂った丘がたくさんあっておもしろい。
なかなかいい景観だった。

もっと岩がごつごつしていてジャングルな風色をイメージしていた。
もちろんそんな景色もあるのだが、それはまた一部だ。


ドローレスは入り口の店でジュースを買い、持っていた食パンとジャムで昼食を食べただけでスルー。

奥までは行ってないので詳しくはわからないが、入り口の所はあまりいい印象を持たなかった。

そこから少し行くと、自転車に乗ったライダーが隣につけ話しかけてきた。

ここら辺はよくサイクリストが走っている。

流行っているのかな。

その隣につけてきた人と並走しながら少し会話をする。

ポプトゥンへ行くと言うと、あと10kmだよと教えてくれた上、

そこのなんとかというホテルがいいという話をしてくれる。

値段はまあまあらしい。

ただ、彼と別れるころにはそのホテルの名前を忘れてしまった。

たしか何かの名前っぽいのでファンタジックな響きのイメージがあったため、きっとここだろう!

と、ポプトゥンへ着いたらそのまま「ルイス・カルロス」という名前のホテルへ入っていった。

社交的なオーナー風のおじさんに部屋を案内される。

なかなかいい部屋だ。

これで60Qなら安いのではないか。

2泊すると言うと、「明日団体がくるから~~」と言っているがよくわからない。

ああ、あのフランス人の女の子がいてくれたらなぁ・・・
と思っていると、彼は「まあいいか」と言ってよくわからないまま通してくれた。

何かあるのなら当日言ってくれるだろう。

ベッドの寝心地もいい。

残念なところを上げるとすれば、壁や天井に若干の隙間があることと水道を捻ったら苔のようなものが次々と出てきたことくらいか。

wi-fiは通っていないので、ネットをするにはセントロ(中央部)まで行かなければいけない。

セントロまではたったの1〜2kmだよ

とおじさんは言った。




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かつて戦争があった村、Nuevo Horizonte グアテマラ

11時過ぎにサンタエレナのホテルから出発。

この町はそのままサンタベニートという町に繋がっていて、境目を見分けることができない。

サンタベニートで道を曲がり、南へ進路を変える。

道を聞きながら先へ進み、すぐに25km先のSan Franciscoという小さな村に来ることができた。

まだ1時だ。

まずは腹ごしらえ。

ということで、村へ入るとメキシコ料理のバン屋台があったのでタコをひとつ注文する。

タコというよりブリトーに近かったが、味はとてもおいしかった。

ここでずっと気になっていたメキシコpopソングの情報を知ることができた。

というのも、メキシコの中盤くらいからどこの町でもそれがかかっていて、「あ、またこの曲だ」「あ、まただ」と何度も耳にしていたのだ。

iphoneで音楽を流している男達に曲名を聞き、携帯でメモしておく。

きっと流行っていたのだろう、4、5ヶ月前からメキシコ・ベリーズ・グアテマラと聞かされてきたこの曲の詳細をやっと手に入れられた。

Prince RoyceのDarte un Besoという曲名らしい。

www.youtube.com/watch?v=bdOXnTbyk0g


初めて聞いた時からいつも誰かにタイトルを聞こう聞こうと思って聞きそびれていたので、これでスッキリだ。

現地で人気のある曲に触れられるというのは、その国の人になったようで嬉しい。

このサンフランシスコ村はたしかに大きくはないが清潔感があり、人々の笑顔も温かい。

通りを通っただけでここが好きになったが、まだ昼なのでもうちょっと進んでおこう。

次の町Santa Ana(サンタアナ)を目指し進む。

    ↑通りがけに、まるで魔女の森のような景色があった

看板に”Santa Ana”と書かれた所に到着したが、思っていたよりもずいぶんと小さい。

セントロはどこか、と店の人に聞いてみると、どうやら行き過ぎてしまったらしく、もっと後ろだと言われてしまった。

ここは「サンタアナ”村”」だったらしい。

紛らわしい。

また戻る気も起きないのでもう少し先へ行って様子を見ることにした。

どこにも辿り着けなくてもテントで野宿ができるし、大丈夫だろう。

と思う間もなくサンタアナ村のすぐ隣にゲートがあり、そこに立ててあった看板には、

 TURISMO

と書かれていた。

自分の中のセンサーが反応した。

旅人にとってこの文字は、地図をもらえたり情報をもらえたりタダで泊まらせてくれたりする、いわゆる ありがたポイント なのだ。

このNuevo Horizonte(ヌエボ・オリソンテ)という村、英訳するとNew Horizonだろうか、

そんな英語の教科書のような名前の村にツーリスモがあるということは、きっとホテルが用意されているに違いない。

外から見る限り全然そう見えないが、観光客がくるんだからきっとあるだろう。

そんな確信を持ちながら中へ入り、入り口にいた人にホテルの場所を聞いてみると、

村人「あっち行って左

よし!!やっぱりだ!


中央部へ入るとおじさんに呼ばれ、turismoと書かれた建物に案内された。

ここのスタッフであろう老年の女性を呼んでくれ、部屋を用意するからちょっと待ってくれとのこと。

横から話を伺ってみると、どうやら女の子が鍵を持っていってしまったらしい。

待っている間、この村のことを尋ねた。

ここは1996年まで戦争をしていた。

室内にはそのときの軍隊や装備など写真が飾られ、村のあちこちで「もう革命はない」という、戦争反対や平和への文字と絵が描かれていた。



案内されたのは集会場のような場所。

寝ることになったところは二段ベッドがたくさん置かれ、映画で見た「宿のない人たちをかくまう教会の一室」といった感じだった。

ここも昔兵士達が使っていたのだろうか。

一通り村を巡り、ホテル?に帰ろうとすると、肌の白い女の子が同じ建物に向かっていくのが見えた。

彼女もここに泊まっているらしい。

眼鏡をかけた可愛らしい21歳のフランス人女子で、メキシコのトルーカで3ヶ月勉強しにいった後、バスでここまで友達に会いに旅してきたそうだ。

彼女は1週間ここに滞在すると言った。

スペイン語はペラペラで、彼女も英語とスペイン語がごっちゃになってしまうと笑っていた。

以前あった人たちもみんな同じことを言っていたが、やはりスペイン語と英語は似ているということだろうか。

話し好きの彼女が通訳をしてくれ、他の人たちの話し相手もしてくれるので、こちらとしては大変助かった。

それにしてもコミュニケーション能力の高い人はすごいなあ。

誰とでもすぐに打ち解け、話でもり上がっている。

ぼくにはとてもできない。

ツーリスモのおばあちゃんに案内され、女の子と二人で小さな商店兼食堂で料理を食べにいった。




    ↑パンを欲しがるネコ

これで20Q。

けっこう量があった。

まあ安いほうなのではなかろうか。





    ↑広場でバスケをする村の子ども達


    ↑いまでは平和になったようでよかったです


    ↑夕日がとてもきれい



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