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メキシコ飲み物ランキング!!!

さて、ただ今ここチェトゥマルに滞在しているわけなんですが、
2日間ずっと街を歩き回ったり炎天下の中何時間も海を見ながらオカリナ吹いたり(ビデオ撮られた)していたら3日目には全身疲れていたようで、
起きた時には12時30分!

チェックアウトを延ばして今日は一日中寝ていました。満身創痍。


明日にはベリーズに行きたいです。
行けたらいいな。


メキシコも最後ということで、今回はちょっと違う内容にしたいと思います。

そうですね・・・メキシコに来たときに思ったのが

飲み物の種類が多い。


アメリカやカナダはそこまでなかったというか、
あるにはあるけど炭酸ジュースばっかりだったり、
店によっては棚1、2段しか並んでいなかったりとか品揃えがイマイチだったんですよね。

それでメキシコに来たら小さな店にも色んな種類の飲み物が並んでいるのを見て
飲み物大好きな自分は「おおおー」っとなりました。


その中で自分が好きだった飲み物をピックアップしてみます。
多分全部ブログに載せたことのあるものですが、総復習ということで。



まずはこちら。


 
Mundet?の黄色バージョン。名前あまりわからない。
昔からアップルサイダーが好きだったのですが、日本ではあまりないんですよね。

こちら赤リンゴ版はけっこうよく見るのですが、オススメはこの黄色いやつです。
期間限定だったのか地域限定だったのか、オリサバ周辺でしか見かけませんでした。

しかしこのジュースがうまいのなんの。
甘さが控えめで酸味が強く、飲んだ後に青リンゴのようなさっぱりしたさわやかな香りが広がります。
また飲みたい飲み物の1つです。




つぎはこちら。


炭酸グレープフルーツジュースのフレスカ。

普段はあの独特の苦みが嫌でグレープフルーツを食べないしグレープフルーツジュースも飲まないのですが、
これは苦みがなく飲みやすかった上においしかったです。

炭酸がオロナミンC並みにキツいので喉が渇いているときにゴクゴク飲めないのが難点でしょうか。

ちなみにスペイン語で「レフレスコ」は炭酸ジュースの意味。(中南米方言かもしれない)
名前はそこから取っているのでしょう。



そしてそして、


アリゾナのムーチョマンゴー。

こちらは緑茶レモン、スイカ、ミックス系などなど味の種類がたくさんあるのですが、
このマンゴー味が一番のお気に入り。
持っているドリンクボトルにぴったりの量なのでよく自転車で走りながら飲んだりなど、
炭酸じゃない系ジュースの第一候補としてがんばってくれました。

この「アリゾナ」は他の国にもあったと思いますが、パッと見おいしくなさそうだったので飲んでいませんでした。




お次はというと、


サングリア カセーラ。
ブドウミックス炭酸ジュースです。

似ているのでカセーラとセニョリアル、他社でも複数種類あるのですが、
このカセーラが一番くさみが少なく飲みやすいです。
微炭酸なのもうれしい。

普通に頼むと酒が出てくることがあるので注意。
サングリアはもともとワインにフルーツと果物ジュースを入れてつけ込んだお酒です。
チェトゥマルの安いピザ屋でパスタとサングリアを頼んだら、リンゴを何個か浮かべたアルコール入りサングリアが出てきました。
値段は15ペソと超絶安くて嬉しかったです。



続きましては


マルテアダ(シェイク)のチョコ味です。写真右上

これはメキシコシティのバーガー屋で頼んだのがハマるきっかけでした。
氷が入っているので大丈夫かな と思っていたのですが、わりと平気だったみたいです。
メキシコは暑いので冷たいものが欲しくなります。



からの、


フラプチーノ。

↓こちらはコンビニのもの。

フラプチーノは町に着くとかなりの頻度で飲んでいました。
氷のシャリシャリ感とコーヒーのおいしさが一度に楽しめて最高。
日本ではフラペチーノですが、こっちはフラプチーノらしいです。

カフェやアイスドリンク屋などで買うとクリームやらトッピングやらがたくさんついてきます。
その分値段は高くなりますが。

コンビニの場合は少し溶けているものがおいしいです。
完全に溶けているものも一度飲んだことがあるんですが、これはこれでアイスコーヒーとして非常においしかったです。
むしろ溶けているほうがおいしかった。
カップに入れた後に溶かすとき、気をつけないと底にシロップがたまり氷が浮いてくるので注意しなければなりません。




最後にこちら。


オルチャータ。

米から作られた少しざらっとした飲み物。
製法は未だ不明。

どうやらミルクを混ぜているものもあり、とても濃くておいしかったのですが、自分は水で薄めに作った方が好みでした。

実はこのオルチャータ、本に載っていたので以前から存在は知っていました。
石田ゆうすけの小説で読んだんですけどね。
想像と大体同じ味でとても飲みやすかったです。

本ではめちゃくちゃ安いと書かれていましたが、実際は結構します。
今は物価がかなり上がっているのでしょうね。




順位付けをすると、


1、リンゴのサイダー(レアだからというのもある)

2、サングリア(ただただうまい)

3、フラプチーノ(めっちゃ飲んだから)

4、アリゾナムーチョマンゴー(ゴクゴク飲みたいときに)

5、オルチャータ(甘すぎるのが当たると逆に喉がかわく)

6、マルテアダ(飽きがきやすい、あと値段が高め)

7、フレスカ(おいしいけど炭酸がきつすぎる)


こんな感じでしょうかね。
個人的な見解です。全部おいしいのですがその中でもどれが好きかという順位ですのであしからず。


他にもパルプ(つぶつぶ)入りオレンジ100%ジュースとかもよく飲んでいました。




それでは最後にチェトゥマルの街中をどうぞ。


    ↑液晶画面があるくらいのレベルの街 右上



    ↑痩せたネコが堂々と歩道を占拠




    ↑海に沿って歩いていたら小さな船着き場があった



 
    ↑海




    ↑緑色… いや、ライムグリーンだと思えばきれいに見えなくもないわけでもないこともない

 




    ↑コンビニでyakisoba!が売っていたので買ってみた。

これ日本のと作り方が違うんですよ。
水を少なめに入れてレンジでチンするんです。

ちょっとべちゃっとしてました。
あとソースが砂糖醤油風で甘かったです。
日本では売れないかなーという感じですが、メキシコで買う分にはまあいいんじゃない?



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ハブアリ取れず、Chetumal

少し早起きしたので、ぼーっとしてゆったりと身支度を整える。
朝が苦手なので、一人暮らしをしていたときは仕事よりずいぶん早く起き、よくこうしてぼーっとしていたものだった。
この「ぼーっとタイム」がないと仕事中にぼーっとしてしまうのだ。


ぼーっとタイムを抜け、10時ころにニコラスブラボの安宿を出る。

あと70kmで最後の町Chetumal(チェトゥマル)で、そのあとはとなりの国 ベリーズ へ入国となる。
やっと、やっとメキシコを抜けられる。
5ヶ月半以上ここで過ごしたと考えると長かった。
オーバーステイするのではないかとヒヤヒヤだった。


道を走ると藁葺きの原住民っぽい家々やらHotelの文字やらがどんどん出てくるがガン無視、先を急いだ。


第二の故郷、新潟を思い出す景色


60kmほど走ると自然の中に人工的な物質が混じり込んでくる。
大きな町に入った証拠だ。

ベリーズへ続く道を横切った。

    ↑右の看板がベリーズ国境、上のがベリーズシティのことだと思われる

次はこの道をゆくのだ、覚えておこう。


そしてラストタウン、チェトゥマルに到着。
ここで色々準備をしてからベリーズへと向かうことになるので、3泊ほどする予定だ。
まずはガスカートリッジを探さねば・・・



中心部の安宿を見つけ部屋を頼む。
もろもろは明日にして今日はゆっくりしててもいいだろう。



翌日。
大変なことになった。

持っていたUSBハブがアリに乗っ取られていたのだ。

なんかアリが多いなーと思って出所を探していたら、そのUSBハブから小さなアリがうじゃうじゃ出てきた。
あせってアリをすり潰しそのあと水攻めにしてやったが、それでも次から次へと出てくる。
中が空洞になっているせいでアリの巣としては最高の環境だったのだろう。

全然使ってないし捨ててしまおうかとも考えたが、もったいないのでもう少しようすを見ることにする。

自転車の鞄にもアリがうじゃうじゃ入っていた。
どうやら塩とコンソメとインスタントラーメンにつられてきたようだった。
どうしようもないので買ったばかりのそれらを泣く泣く捨てる運びとなった。

やはり食料を持つと捨てる運命にあるようだ。
このジンクスを早く断ち切りたい。

ここらへんに住むアリはマナーにかけている。
西側のアリ達はまだこちらの持ち物にまで手をかけなかったのだが、
ここのチビアリどもはそんなのおかまい無しだ。
こちらに来る時はみなさんも気をつけてください。




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Xpujil 背中を寝違えた日 、Nicolás Bravo メキシコのアイスクリン

カバーニャを出て小さな店で水を2.4ℓ買い込む。

この先、村はちょいちょい出てくるのだが、店や食堂はまったく見当たらず。

あるとしても学校のみ。

なぜこんなに学校があるのか。悪いことではないけどさ。

カバーニャのコテージがあったコンウアスから30km行ったFelipe Angelesという村でやっと食堂が見つかった。

卵料理を食べている最中、大きな音を立ててノロノロと大型のトラックが坂をのぼってきた。

中から中年の男女2名が出てきてここで食事をする模様だ。

会計を済まし自転車の鍵を開けているときに手を洗っている女性と目が合いお互い会釈する。

そうそう、こちらに来てすぐに気づいたのだが、メキシコは会釈がとても通じる。

軽くペコっと頭を下げれば向こうも返してくれるし、意味合いもおそらく日本と同じ軽い挨拶という感じで合っていると思う。

その後この道は店や家がどんどん増え始め、そのうち大きな建物が増えてきた。

自転車のタイヤを見ると、またまたまた針金が刺さっている。

そろそろチューブにパッチをつける作業をしなくてはいけないようだ。


Xpujil(シュプヒル と発音していたと思う)という気持ち大きめの町に着き、泊まる所を探しまわって見つけ2泊頼み、落ち着く。

自転車の修理は明日でいいや。

この日はゆっくりしていよう。

次の日、昼に起きる。

なんと背中が寝違えていた。

左の肩甲骨あたりがものすごく痛い。

体を曲げると痛いし、背中をのばそうとすると痛いし、動くたびにズキンズキンと痛みが響く。

息を止めていないと「うっ」と声が出てしまうくらいの痛さだ。

自転車を直すのがつらい。

しかもゴムのりのチューブに穴があいていて中身が全部なくなっているではないか!

もー、痛いのにー。

ていうか、背中を寝違えるってなんだよ!!


歩いて行ける場所にシュプヒル遺跡があるそうだが、今日はもう暗くなるし明日にしようと決める。

こうして今回もまた観光はあまりしないのであった。


 _______________________


翌日もまだ痛みは引かず、この状態で荷物を持ったまま遺跡を探索するのも辛いのでそのまま強行することにした。



道端でよく見るサングラスの落とし物。
自転車用のゴーグルも落ちている時があるので、チャリダーが結構いるのだろうか。


アップダウンの続く道。

呼吸するたびに背中が響く。

気をそらすために別のことを考えることにした。


 ああ、こんな暑い日は羊羹が食べたいな
 水ようかんがいいな
 あと葛餅っぽい透明なやつの中にこしあんが入ってるまんじゅうもいいな、冷やして ※↓これ                                   
 あんみつ屋みはしのあんみつも食べたいな



……痛みは変わらない。

痛い痛い言いながら走り、気づくと70km先のNicolás Bravo(ニコラスブラボ)に着いていた。
もう少し進めなくもないが、思っていたよりもよさそうな村だったので今日はここに泊まることにしよう。



リヤカーでアイスを売っているのを発見しひとつ買う。


アイスクリームというよりは、高知県のアイスクリンのようだ。シャーベット状でシャリシャリしていておいしい。
四国に行ったときのことを思い出した。

あーごっくん馬路村が飲みたい。
あー武道餅食べたい。


アイスを食べているとまわりのおじさん達が話しかけてきた。

いつものように、

どこにいくんだい

と聞かれたので、

ベリーセ(ベリーズのスペイン語読み)とグアテマラ

と言ったら、

ベリーセはこっちだけどグアテマラはチアパスの方だよ

とおじさん達。

 「いや、ティカルのほうから抜けるから」
と言いたかったが何と言っていいかわからず、柱を指差し

ここがニコラスブラボでーここがベリーセでしょー、でーここがグアテマ…

グアテマラはあっちのチアパスの方だよ
と間髪入れずにおじさん。










ん な ば か な !



ムキーっとなったので、少し離れたところに座りなおした。
すっかり荷物を置いているのを忘れていたが、なにも盗られることはなかった。
実際バスや車がよく止まる場所だったので、かなり危なかったのだが。



    ↑村にいた派手な鳥。黒柳徹子というあだ名を授けよう


ホテルはないと思っていたのでどこにテントを張るか探しながら、一応村人にホテルはあるか聞いてみた。
すると向こうにあるよ、という答えが。

え、あるの!? こんなところに?


自転車乗りのおっさんに着いていくと、そこは普通の売店。

しかしここがこの村のホテルだと言う。
売店の横にあるほっそい路地を通り抜けると、たしかに数字の書いた扉が並んでいる。

トイレ別、風呂はかけ水で150ペソだそうだ。
これで150は高い。

前に訪れた山の中にあるPalmar de Bravoという村では、トイレシャワーテレビが付いて130ペソだった。
まあ、部屋の中は下水臭で溢れていたのだが・・・


だがしかし、こういう水回りが別の部屋は初めてだったので泊まることにした。

部屋の中は四畳半という感じの広さ。
ベッドと椅子とゴミ箱(ゴミ箱はついてないホテルが多い)が置いてあって、天井にファンが付いている。
たとえて言うなら独房みたいな部屋だが、きれいだし悪くない。
暑いのを除けばかなり居心地はよかった。

ただ、背中の痛みのせいで寝る態勢を保つのに苦労した。
うまい姿勢で寝ないと肩甲骨まわりが酷くうずくのだ。
眠りに落ちるのにそれはそれは時間がかかったと明記しておく。








追記:背中の寝違えで検索してくれる人がたまにいらっしゃるので、
以前拍手コメにて、この記事を読んでくれた方から教えてもらった情報を貼付けておきます。


http://ameblo.jp/studio-leaven/entry-11158798204.html





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カバーニャってなに? Escárcega 〜 Conhuas

キャンプしているにしては遅い時間に起き、テントから這い出してダラダラと片付ける。


この建物を出て5分ほど走るとEscárcegaの街中に入る。

疲れているのでここに2泊する予定だ。
ホテルはどこにしようか悩みながら通りを走る。
適当に目に入った安そうなホテルに値段を聞いてみると本当に安かったので部屋をとった。
一泊150ペソ也。


ここもネットが使えないということで、少し戻ったところにあるバーガーキングへパソコンを持って行ってブログの更新なりその他色々作業した。
気づけば2時間くらい居着いていたようで、足下を執拗に掃除された。

このあたりの地域は旅行者用のwi-fiが手に入りづらい。
まるで日本のようだね。



昼飯にチキン屋で35ペソのチキンプレートペットボトルドリンク付きを、夜に20ペソのナポリタンを食べた。

600mlのコーラが安い所で9ペソ、高い所だと15ペソ、普通はだいたい12ペソくらいなので、
こういうところで食べたほうが自炊するより安く肉が食べられる。


この町はあまり大きくはないが割となんでもある。
観光の見所が盛りだくさんのところよりこういうところのほうが自分は好きだ。
みんなの人当たりもいいし、物価も安い。

ここがいい場所でよかった。



    ↑ホテルの壁に描かれていたこの辺の地図。メモ代わりに写真を撮った




次の日は雨が降った。
走るのは休みなのでちょうどいい。

バーガーキングに行ってネット。
今回は1時間ですませておいた。


あとは部屋でゴロゴロしたりちょっとした買い出しに行ったり、ゆっくり過ごす。

昨日ナポリタンを買った店へ、今度は鶏肉を食べに行ってみた。
ここは飲み物なしで30ペソ。

うーん、肉の量が少ないな・・・




出発の日、タイヤの空気を入れてホテルを出る。

町の外れで見張りをしている銃器を持った警察?兵隊?に挨拶し、先へ進む。


やはり疲れがないときに自転車で走るのは気持ちがよく、とても楽しい気分になってくる。
空は晴れているが風が冷たくてサイクリングにはもってこい気候だ。


地図によると、ここから50km先まで10km毎に村があるようだ。

    ↑一番左端から右へ進む

これは安心だ。
飲み物や食べ物に困ることもないし、次々と現れる村が走行を飽きさせない。
途中で何かあっても楽にキャンプができるだろう。

安心しながら走っていると、道が良いせいもあってほぼノンストップで一気に50km先まで来てしまった。
その間3時間。
しかも全然疲れていない。

すごい、これはすごいぞ。

ということで、Centenarioで昼食を摂り、もっと先へ進むことにした。



    ↑昼ごはんのトルタと炭酸水とオルチャータ。ここの店員の女の子がかわいかった


しかしこれが大失敗。

ここから坂が多くなり、すぐに脚が疲れてしまった。
調子にのらず、素直にさっきのところでキャンプするんだった。


疲れたので足をのばして眠りたい。
ホテルを探すが、エスカルセガから先、ホテルというものはほとんどないと言っていいようである。

    ↑まだこんなにあるの!?という景色


Conhuas(コンウアス)という小さな村付近に到着。
左手に曲がるとBalankuという遺跡があるようなので行ってみる。
パレンケの遺跡の近くにはホテルがたくさんあったので、ここでも1個くらいはあるかもしれないと思ったのだ。

奥に入ると料金所があり、中には会計兼案内係のおじさん。
ホテルはあるかと聞いてみる。

さっきの道路に戻った先のところになにかがある、と言っていた。
コンウアスという村の名前のほかに、しきりにカバーニャス、カバーニャスと見知らぬ単語を言っているのが気になる。
ついでにここの遺跡を見にいってみようかとも思ったが、ここから少し距離があり今は疲れているのでやめておいた。
水ももう200mlくらいしかないし、料金も三十数ペソもかかるらしいし・・・

金使いたくないし...



村のレストランで水を買う。

店の脇に糸鋸のような、豆腐を切る道具のようなものが積み重なっていたが、どうやら蜂に巣を作らせるものだったようだ。養蜂所でもあるのだろうか。


もう少し先へ進んでみると、すぐに"stay with us!"と書かれた看板が現れた。
ここがそのホテルだろうか。


    ↑確かに「カバーニャス」と書かれている


入ってみると、なにやら小さな藁ぶきの家が数件立っているところに案内された。
これが カバーニャ。

ここに泊まれるのだという。



価格は300ペソ。
これは・・・ものすごく安いのではないか。
これってつまり、コテージだよね。


なんとハンモックつき!!
乗っかってみると、見た目とは裏腹の安定感でなんとも居心地が良い。
今まで何度もハンモックを売っているところを見てきて悩んだあげくに荷物になるからと買わずにきたが、これは買っておいたほうがよかったかもしれない。

そして、

ベッドは天蓋付き!!
天蓋というか蚊帳ですね。初体験。
ここらは虫が多いからかなり便利。
夜に下ろさないと熱がこもってつらいけど。

こんな見た目のところなのに、

なんとコンセント!
電気もちゃんと通ってます。
ただやはりネットは無理とのこと。



水回りもきれいにしてありました。
お湯は出ません。


すごい。

こんな所に泊まってもいいのだろうか。
カナダだったら300ドルはするんじゃないかな。



しかし、現実はそう甘くもなかった。

この村は学校は何個もあるがレストランが2軒しかなく、カバーニャで一通りくつろいだあとに行ってみたら全部しまっているではないか。
夕方5時で閉店だったようだ。

少し奥にひっそりと建っていた店も閉まっていて、しょうがないのでこの夜はエスカルセガで買ったインスタントのミネストローネで飢えをしのいだ。
米も焚こうと思ったが、水がないのでやめた。

やっぱり米よりパスタとかマカロニのほうが水も少なめで安上がりにできるかもしれない。
今度試してみようか。



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