- 2024/12/04
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今のところ自転車でなんとかやりくりしつつ 踏ん張りながら だましだまし 時には励まし合い時には喧嘩もしながら一人で世界を旅行中です。よかったらpart2 現地情報ややってほしいこと、知りたいことなどありましたらコメントかメールにて受付中!
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朝、岩山に手をかざしてパワーをもらい、ベルナル村から脱出。
とりあえずこれから南東サンフアンデルリオへ行って、それからルートを考えることにする。
道は平坦で走りやすく、いくつかの町を越え快適に進むことができた。
エセキエル・デ・モンテスという町の屋台でマンゴーのジュースを飲む。
今までのジュース屋では米でできたオルチャータやオレンジ、レモンなどを飲んできたが、マンゴーのジュースは初めてだ。
濃さも甘さもちょうどよくとてもおいしかった。
ここら辺のジュースは絞りたてが多くておいしい。
他の地域では水で薄めたものが多かった。
それはそれでおいしいのだが、やはり100%には敵わない。
ベルナルでも八百屋でオレンジジュースを頼んだが、目の前で10個以上のオレンジを絞り、たった10ペソで腹が膨れるほどの量をくれた。
メキシコは果物の物価が安いのだろうか。
スーパーで見たらそこそこの値段だった気がするが、どういう仕組みなのだろう。
町を抜けようとした矢先、車に軽くぶつかられる。
少し痛かった程度ですんだが、車のサイドミラーのほうはベキッと音を立てて曲がってしまった。
大丈夫だっただろうか。
それともあれってもともと曲がるものだったっけ?
次の町ではコンビニで寒天ゼリーのようなメキシコ特産のお菓子を買ってみた。
一口サイズでザラメがついた色とりどりのそれは、数種類の味がミックスされていて見た目おいしそうだった。
日本を自転車でまわっていた際、エネルギー補給と腹を持たせるためによく寒天ゼリーを買っていたのだ。
後で食べたのだが、まあまあおいしかった。
ほかの自転車集団ともすれ違った。
旅行ではなくスポーツとしてやっている人たちだ。
軽く手を振って挨拶。
ここは自転車ツーリングをする人が多いのだろうか。
とても走りやすい道だった。
4時ごろにはサンフアンデルリオに到着し、迷いながらセントロへ。
以前来たときにも迷いまくったのだが、ここはかなり道が複雑である。
中央の道路が滑らかにカーブしているせいで方向感覚がなくなるのが原因だろう。
地元近くにも迷いやすい町があるが、同じような構造だった。
前回と同じホテルに部屋をとった。
前は2階をあてがわれたが、今回は自転車を配慮してくれたようで1階にしてくれた。
次の日に出発するつもりだったが、具合が悪くなってしまったのと自転車のこぎすぎで膝も痛かったため数泊して休むことに。
おそらく風邪を引く一歩手前なのだろう。
ほとんど部屋で寝ていた。
↑そこらでよく売っている、日本語が書かれたおつまみ。下には「ピーナッツ とっても日本風」と書かれている。ずっと気になっていたがついに買ってみた。味はまあ普通だ。
前回の投稿でも名前が出ていたのですが、コリマから長距離バスでケレタロに戻ってきました。
なんでケレタロなのかというと、
前に来た時に良い品がそろっている自転車屋を見つけていたのと、
ここが結構気に入っていたからです。
バスターミナルで通訳をかってでてくれた男性がいまして、その人を通して何時に到着するか聞いてみたんですが、
ナインと言っていたので、夕方5時に走り出して夜9時に着くんだと思っていました。
バスに揺られること9時間。
そう、9時ではなく9時間ということだったのです!
しかも無料の飲み物とつまみを有料と勘違いして拒否してしまい、とっても後悔。
本当にへこんだ。
バス酔いで疲れ果てながら深夜2時にケレタロのバスターミナルに到着、
そのままタクシーでセントロへ行き、前に泊まった安いホステルで休みました。
ホステル開いててよかった。
次の日からはもう、
自転車を選んでカタログ見てアウトドアショップを探して馬が買える所を探して・・・
とやることがたくさん。
前々から 自転車が使えなくなったら次は馬を買いたい と思っていたので、馬が買えるところをホステルの人に聞いてみたところ「わからないので調べて明日報告します」というお返事が。
すばらしい。ありがたい。そしてなんだか申し訳ない。
で、次の日になって、「農場からあなたに何個か質問が来ました」と言われ少しあせる。
馬の知識と経験はどのくらいか とか、
どこまで連れて行くつもりなのか とか、
これ完全に売ってもらえないパターンですよね。
ちなみに乗馬経験は2回くらい。
しかも両方ともたずなを引いてもらっての経験です。
長年馬に乗ってみたいと思っていたのですが、なかなかチャンスに巡り会えずここまで来てしまったのです。
せっかく調べてもらったのですが遠回しに断りました。
ただ、もし買うならいい馬を安く譲ってもらうようにすると言ってくれてとても心強かったです。
そんなわけで移動手段はまたまた自転車となりました。
これが新しい相棒、その名も アルビレオ君。
安いのを探しました。
このアルビレオ、なんと自転車と荷台やらチューブやらすべて含めても、前の自転車一台の値段より安い。
その分タイヤの直径は小さくなり、太さもアップしたのでスピードが出ないらしいです。
良い点としては、このサイズの自転車は広く普及されており、南アメリカに行ってもどこでもパーツが手に入るということ。
前回の自転車では本当にどこ探しても売っていませんでしたからね。
まあ全体的にグレードダウンしたわけですが、無事に先へ進めそうでよかったよかった。
さて、さっきも言ったようにドミトリー式のホステルに泊まっているわけなんですが、
ここには色々な国から旅行者が集まります。
ドイツからの2人組の女子達やスコットランドからきた男子、もちろんメキシコの別のところから来たという人もいました。
こちらの英語の語彙とコミュニケーション能力が足りず、彼らとはほとんど話せませんでした。
わかったことは、イギリスのバスの揺れは酷いということくらい。
でも、メキシコのティファナから会社の面談にきたという若い女性とはたくさん話せ、こちらの英語の勉強にと「日本とメキシコの労働問題」という小難しいテーマで話につきあってくれました。
もとはといえば、
この日は何かのフェスティバルだったようで、夜にきれいな打ち上げ花火が上がっていたんですね。
それを窓から見ていて、その人にも教えてあげると「もっと上の階からならよく見えるんじゃない?」と提案され、2人で慌てて準備をしていたらその瞬間終わってしまったというのが会話のきっかけでした。
花火のことを教えるまでは、おれがシャワーを覗こうとしていたのだと思っていたそうで、そのことですごく笑っていました。
週末だったせいか、ほかにもたくさん人が入ってきていました。
ただ、日本人は全然いませんでしたね。
自転車屋にも、ここに日本人がくるのは珍しいって言われましたし。
なかなかいい街なんだけどな。
↑こんなのができていた。数ヶ月前はなかったのに時が経つのはうんぬん