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となりの国

Home > ブログ > 11、コロンビア

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そろそろお休みをいただきたいのですが...




サンハシントの高そうで安いホテルから。

もう1泊しようか迷ったが、体はそんなに疲れていなくてまだ走れそうだったので出発することにした。


スタッフの2人に挨拶。
人が昨日と同じなのは、おそらくここに住んでる家族なのだろう。
初めはうさんくさそうな目で見られたが、今は笑顔を向けてくれる。



サンハシントを出て数km、すぐに次の町を通り抜けることになった。

くだり道をスイスイ降りていると崖の上からその町、El Carmen de Bolibar(エルカルメン・デ・ボリバル)を眺めることができた。


そこにこのようなものが。




気になる。


そのカテドラルへ行くための道は泥だらけでデコボコな上、スラムを通らなければならない。

寄り道になるが、
しかし行ってみようじゃないかと。



で、行ってみました。







普通の教会でした。



ステンドグラスもないし天井に換気扇のプロペラがまわっている。
神々しい聖地というよりは、近所の気軽に行く社交場のような雰囲気だ。

この日は日曜日なので大勢がこの教会に押し寄せ、ミサを行っていた。


疲れたので教会前で休む。
太陽が出ているため気温はかなり高い。



ハイウェイ上ではそんなに栄えてなさそうに見えたのだが、中に入るとこのようになかなか大きなところだった。


座っていると何人かがこちらへ近づき話しかけてくるが、なにを言っているのかまったくわからない。

人と話す気にもならず、適当に流してしまった。




昨日買った鞄はこのように後ろにつくことになった。
なかなか決まっているでしょう?

自転車鞄がもういっぱいなので、少し入れ所が増えて嬉しい。




さて、改めて出発。








下を見下ろす景色が増えてきた。

くだりも多かったため標高を上げている実感はなかったが、けっこう高いところまできたのかもしれない。

そういえば夜寝るときに暑くて寝苦しくなることがなくなった。
どちらかといえば肌寒くなった。
昼が暑いのは変わらないが、熱帯夜がなくなったのはそれだけ山の高いところまできたということなのだろう。




連日走っているので疲れがたまっているようだ。

持ち水もなくしんどくなったので、夕方になる前にこの日を終えることにした。
Ovejas(オベハス、もしかしたら違うところだったかも)という村の公園で一旦休憩。
パナマシティの泊まり客の一人が持っていたダンボール(?)とかいう小太鼓を鳴らす民族楽器売りが斜め向かいのベンチに座っている。

のどの渇きを我慢しながら泊まる所を探しにいく。


が、なかなか見つからない。
10000ペソ(500円)で泊まれるところがあると聞いたのでそちらへ向かってみるがどこにもない。

途中、袋パックの水を2つタダでもらった。
のどを通り越してもう体がカラカラだったので、とてもありがたかった。


知る人ぞ知るところなのだろうか、その安宿の存在を知っている人が少なく見つけるのが困難だと判断し、別のところを探すことにした。



ガソリンスタンドの隣にある部屋は15000ペソ(750円)。
これでもかなり安い。

部屋の作りがおざなりで店員もなぜかものすごく不機嫌なのが残念なところだ。
ここで連泊はさすがにしたくないという気持ちにさせられた。



次は食堂を探す。

が、これまたなかなか見つからない。
安くてたくさん食べれるところを探そうとしたのが悪かった。
食堂自体この村には少ないようで、数時間無駄にウロウロしたあげく、結局ホテル近くの食堂で済ますこととなった。


そんなこんなでこの村の端から端まで何往復も動き回ったのでとても疲れた。

嬉しかったことはここの物価が非常に安かったこと。
1.4ℓのコーラが2000ペソ(100円)で買えた。


ここで整理してみよう。

こちらでは1ℓのコーラが無くなったかわりに、400㎖と1.4ℓのボトルが増えた。
そしてそれぞれの値段がこちら。


400㎖ … 1500〜2000ペソ

600㎖ … 2000〜2200ペソ

1.4ℓ  … 2000〜3000ペソ



全部2000ペソで買えんじゃねーか!!!


場所によって値段がこんなに違うもんなんですね。
600㎖のコーラを買うなら同じ量の別のものを買ったほうが安いことが多いです。


ぐったりしながら部屋へ戻り、中に入ってくる無数の蛾を眺めながら眠りについたのでした。




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ホテルマイスター・レイ ここに参上





激安のホテルにて、
朝8時、ドアのノックとともに起こされる。

「チェックアウトは9時までだから」


チェックアウトの時間聞くの忘れてた…

寝ぼけながらなので端から見れば超スローペースなのだが、自分の中では加速度的な速さで荷物を片付けた。



ここからは一気にのぼりが多くなる。

自転車を操る身としてはこれほど辛いものはない。




    ↑坂の途中にあった なんかすごい木

気温のせいもあり、見る間に水がなくなっていく。

水の補給をおこたっていたため、森の中で尽きてしまった。


これはマズいぞ・・・
と思いながら炎天下の中走っていると、すぐに村に着く。


ラッキーだ。


商店で店員たちと閑談しながら水を補給。
ジュースとヨーグルトを体内に取り入れた。



    ↑コロンビアに入って復活したボルサ(袋)の水


この村の終わりに綺麗なホテルがあった。

まだ昼の12時なので泊まる気はさらさらなかったのだが、ちょっとこのレベルのホテルはいくらなのか気になった。

物価を確認するつもりで中へ入る。

値段を聞くと、25000ペソ(1250円)だそうだ。

うん、悪くない。

室内を見せてもらうと清潔な部屋とベッド、大きなテレビにエアコン付き。

バスルームが狭すぎてシャワーを使うと便器と洗面台がべちゃべちゃになるのが気になるが、きれいに使えば問題ないだろう。


へえ、こんないいところがこんな値段なのか

などと思っていると、そのうちなぜかここに泊まることになっていた。


別段丸め込まれたわけでもなく、いつの間にか。

なんでか自分でもわからない。


相手が相当腕の立つ商売人だったのか、それとも自分の怠け心の誘惑に支配されたのか。
どちらにしても怖いわー。

でもこれが間違いではなかった。

ホテルの料金自体はものすごく安いというわけではないが、周りの店の商品が安かった。

他では1500~2000ペソするジュースが1000ペソ(50円)で買えてしまった。

ホテルで出された夕食も6000ペソ(300円)と他よりも安い。

しかもコーヒー付きだ。

この日は2~3時間しか走っていないが、後悔はしていない。

泊まったあとすぐに雨が降ってきたし、タイミングもちょうどよかった。



    ↑ホテルが見える丘。奥の山がかわいい形をしている




翌日。

ここでもチェックアウトの時間を聞き忘れた。
しかし10時くらいに部屋を出てもなにも言われず、むしろニコニコと笑顔を向けながらコーヒーをくれた。

昨日はいなかったこのホテルのオーナーであろう男性がいて、その人もかなり歓迎ムードで話をしてくれた。



お別れを言い、出発。




大きな分かれ道にやってきた。
左へ曲がるとベネズエラへと繋がっているらしい。

こういうところでは大抵そうであるように、ここも食堂や小さな店がT字路に沿うように並んでいた。

そういえば朝食を食べていない。


腹に食べものが入っているのとそうでないのでは本当に力の出具合が違うので、ここでなにか食べておこうと前景にあった適当な食堂へ。



    ↑店の前で堂々と鍋を煮ている


丁寧に商品を見せながら説明してくれる店員のおばさん。
お頭つきの魚が目立っていたのでそれを注文した。



pagreという名前の魚だそうだ。
白身の魚で、身は少ないがおいしい。
今調べてみたら、鯛だった。
南米ではピラニアの塩焼きを食べてみたいと思っているのだが、その夢は果たされるのだろうか。


隣の芋はyucaという。
これまでも何度かこのブログに出てきていたが、改めて紹介するとユカイモという名前の芋だ。
別名キャッサバ。

キャッサバといえばタピオカの原料 という偏った知識はあったのだが、
ニカラグアで初めて見たときにはスープに入っていたので冬瓜かと思った。

ほくほくしていてジャガイモみたいで、ものによってはサツマイモに近い風味がある。
1本太い筋があるのでそこだけちょっと食べずらい。





店を出てすぐに看板があった。
なんと、メデジンまであと500km近くあるらしい。
あと100kmくらいかと踏んでいたのでへこんだ。



このあたりの道には泊まるところやガソリンスタンド、店や食堂が等間隔で点在している。
飲食物や宿泊地の心配をしなくていいのでかなり走りやすい。



    ↑ガソリンスタンドとショップ



    ↑これもホテル。こういうのがちらほら見つかる




グーグルマップ上に小さな文字で名前が書かれている町も、中米とは違い立派な作りになっているところが多い。

今まで南米というと”藁でできた家が並ぶ村”を想像していたが、今のところ全然そんなことはなく、むしろ発達していた。



San Jacinto(サンハシント、記憶が曖昧なので名前間違えているかも)という町に来たときもそうだった。
小さいところと予想していたが、割とでかい。

ここは観光がメインのところらしい。
多数のお土産屋がいくつも並んでいた。






 


今日はいつもより長めに走って疲れたので、安いホテルを探す。
ここなら安ホテルが見つかりそうな雰囲気がひしひしと伝わってくる。


数軒安そうなところに入ってみるが、どこもやっていないと言う。
潰れてしまったのだろうか。



入口にベランダがついたちょっと高そうなホテルがある。
試しにと入ってみると、ここは20000ペソで泊まれるという答えが返ってきた。
1000円なら許容範囲内だろう。

室内は扇風機が天井についていて壁に長い物干がついている。
これはかなり使える。
というのも、洗いものをたくさんすると自転車だけでは足らずいつも乾かし場所に困ることになるのだ。

浴室も広めだし、今日もいいホテルを選べたようだ。
さすが、いつもながらホテルの嗅覚が鋭い。


以前、一発でいい所をみつけるので「ホテルソムリエ」と名乗ったこともあったが、今回は数回アタックしているので「ホテルマイスター」といったところか。
ソムリエとマイスターの意味もよくわかっていなけれはそんな言葉があるはずもないが、まあそんなもんだろう。

名付けというのはいつの時代も適当なものさ。




体は疲れているが、楽しそうなので外へと出かけてみる。

一軒の土産屋に呼び止められた。
中を見てみたかったので言われるままに中へ入り、そして


小さな鞄を購入してしまった。



いやね、いつも小さめの鞄が欲しいと思っていたんですよ。
だから買わされたんじゃなくてね、自主的に買ったっていうか。
そう、だからこれは無駄遣いなんかじゃないですよ、ええ。


一応値下げ交渉もし、成功している。

20000ペソ(1000円)が15000ペソ(750円)になった。
すんなり受け入れられたので、多分もっと安値でもOKしてくれたのだろう。
そこは失敗したと思っている。
10000ペソくらいを狙っていけばよかった。

 


肩にかけてみるとこんな感じ。

膨らんでいるのは1.4ℓコーラが入っているため。









夕方になったので、その土産屋に紹介されたレストランへ。

テーブルクロスが敷いてあったので高いのかと身構えたが、5000ペソ(250円)とめちゃめちゃ安い。

そしておいしい。




鶏肉は炭火焼の味がしており、芋もちょうどいい塩加減だ。
左にちょこっと見えている緑のソースがワサビのような辛みのある味でなんにでも合う。



昨日今日とかなり充実した日々を送っている。

こんなに幸運続きだとこの先がちょっと心配になってくる。





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スープをおごってくれる国





この日でカルタヘナも最後。

「もう一泊したい」という欲求が心の底から湧いて出てきたが、そこは我慢。

同じくここで長居していた男女3人組も今日帰るそうだ。

彼らは紐を編んでネックレスやミサンガ、ヘアバンドなどを作って売っていた。

一週間以上いたため、泊まり客たちとほどほどに仲良くなり、言葉が通じないなりにも会話するようになっていた。

自転車に荷物をつける。

荷物を軽くするため、旅の最初のほうから持っていたカナダ~アラスカの重い地図をついに手放す時が来た。

ホステルの本棚にそっと閉まった。

誰かに売ってあげようと思っていたが、ここまできたら誰もほしがらないだろう。

ついでにメキシコの地図と地球の歩き方2冊も置いていった。

これらも売れるのなら売りたかったのだが、自分には商売の才能はないらしい。

ザックが軽くなったところでみんなにお別れを言い、出発。



と、いきなり自転車の調子が悪い。

荷物のくくりつけ方が悪かったようだが、それだけではない予感がする。

この子も年なのかもしれない。

引退を考える時期だとしても、新しい自転車を買う金はすでに持ち合わせていない。



南米にやってきて切実に感じていることだが、中米とは比べ物にならないほど暑い。

40℃近くあるのではなかろうか。

外へ出てまだ10分ほどなのにもう全身汗だくで、急速に体力を奪われる。

高い建物がたくさん建っている賑やかな通りを通る。

どうやらカルタヘナの中心地は海沿いのところではなく、もっと内陸側のほうにあったようだ。

車も人も多くてとても走りにくい。



天気雨が降ったりやんだり、空のご機嫌を伺いながら進む。



混雑した街の中を抜けると、今度は上り坂。

かれこれ1ヶ月以上のブランクがあるため、体がすでに悲鳴を上げている。

特に肩と腰。




    ↑遠くにカルタヘナのビルが見える...



結局あまり進めず、次のTurbaco(トゥルバコ)という町でギブアップ。

今日はここに泊まることにした。

通りがけの安そうなレストランに立ち寄る。

なにがあるのかわからないので


「ケ ティエネス コミーダ」
(料理はなにがある?)
と聞くと


「スープでいい?」
と店員が聞いてきた。



値段を確認すると、大振りの”いらない”というジェスチャーで返してくれる。

まさか、タダで食事ができるとは思わなかった。

無償で食事を振る舞ってくれるのはエルサルバドルの西側以来だ。



コロンビア通貨のレートがまだ身に付いていなくて間違って70$のホテルに泊まりかけながら、

安い宿を聞き回って部屋をとる。

安宿と言っても30000ペソ(1500円)もしていた。

そろそろテント泊中心にしようと思っていたが、今日は疲れたし南米走った初日だしゆっくり休みたいし、今日くらいはまあいいか。




    ↑すごい体勢で水を飲むパン屋のネコ



    ↑水配給機。5ℓ800ペソ(40円)らしいので汲もうと思ったら、専用の容器を買わなくてはならないらしい



次の日は昼前に出発。

このトゥルバコは意外にも大きな町だった。

というよりも、今まで通ってきた中米が小さい村だらけだったという可能性のほうが高いかもしれない。

ここからは道もなだらかだ。

アラスカのREIというアウトドアショップで買ったドリンクホルダーは落として割れて捨てなければならなくなったが、それ以外は順調だ。




    ↑途中湿地帯のようなものがあった。空が写りきれいな眺め



通りがけにあったレストランで食事を摂ろうとしたところ、いかつい店員に睨まれながら何か聞かれる。

…全然聞き取れない。

コロンビアに入って訛り、というか方言が変わったらしく、今まで以上に人の言葉が聞き取れなくなってしまった。

たとえば店に寄った時にパナマから「用はなに?」と言われるようになったのだが(スペイン語でなんと言っていたかは覚えていない)、こちらではおそらく同じ意味で使っている a la orden という言葉が飛び出てくる。

ほかにも店を出るときやお礼を言った後などにかけてくれる言葉も変わってしまった(なんと言っているかは覚えていない)。

話を戻すが、

コワモテのウェイターは何も言わずにテーブルに案内してくれる。

そして緑色のスープを持ってきてくれた。

コロンビアでどこでも見ることのできる一般的な牛肉スープだ。

値段を聞くと、昨日の食堂のおばさんと同じく”いらない”のポーズ。

からの、拳をぶつけ合う挨拶。

これには「オレタチトモダチ! アミーゴ!」という意味が込められている気がする。

そして今回はなんとライスと芋付き!!

さらに冷たい水まで出してくれた。

本当に無料なのか心配になったので、コワモテのウェイターにお礼を言ったところ、普通に頑張ってねとねぎらってくれた。

え! ホントにタダなの!?

この国はなんていいところなんだろう。



さらにさらに!

道路の料金所手前にあるトラック審査所(?)では、コーラのペットボトルに入ったピンクのジュースはくれるし(飲むのはちょっと怖かったが、普通のPOSTOBONというジュースだった)、

ガソリンスタンドで水を買おうとすると、ビニールパックの水を1つ差し出してくれた。

チャリダーにやさしい国なのだろうか。

それともアジア人が珍しいからとか、そういうこと?

このように、コロンビアン達にとても歓迎されながら旅は進む。



とある小さな村に到着。


ちょうど分かれ道の境にある村で、そのせいか田舎とは思えないほど車通りが多い。

もうちょっと走る予定だったのだが、気まぐれにホテル(正確に言うと「ホスペダーへ…宿泊施設」と書かれている)の料金を聞いてみた。

12000ペソです。



な、なにぃ!!!

600円で泊まれるなんて、しかも個室で。

これは泊まるっきゃない! と予定を早めて、というか予定という予定もないのだけど、ついついそこに泊まってしまったのだった。



部屋に荷物を入れて一息つくと、ちょうど土砂降りの雨が降ってきた。


よし、運もまだ味方してくれているな。



それにしてもよく雨が降る。
こちらの乾季はいつからなのだろうか。

メキシコは10月からだったのでこっちもそれくらいかと思っていたが、未だに毎日雨が降り続いている。



この場所の名前を聞くと、La Baja(ラ・バハ)と言っていた。

地図がないのでどの辺りなのか検討もつかない。

今はどの程度進んでいるのだろう。




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食の話 コロンビア・カルタヘナ食べ歩き





やっとネット環境にありつけました〜!
ここらへん全然wi-fiないんですね。


今のうちにブログ書き溜めて予約投稿しとこ。

これから数日間毎日アップすることになることと思います。


__________________________




さて、今回はコロンビア・カルタヘナの”食”をレポートしていきます。



物価がそんなに安くないコロンビアですが、料理はかなり豪快です。

量がたっぷり出てきます。



大体どこも7000ペソ(350円)前後の Menu del Dia(メヌ・デル・ディア、日替わり料理) を頼みますと、まずスープが出てきます。


最初、これで終わりかと思って金を払い出て行こうとしました。

すると店のおばさんが ¡No! ¡No! と慌てて呼び止めてくるではありませんか。



どうやら料理はこれだけではないようです。



次に、肉とごはんと酢漬けサラダ、それからフリホーレス(豆を煮たもの)と焼きバナナが一皿に乗って出てきます。

しかも桃のフレイバーティーやレモネードなどつめた~い飲み物もついてくる!
これは嬉しい。




メキシコの”コミーダコリーダ”を思い出しましたが、メキシコはもっと量が少なかったのでこっちのほうが高評価です。

しかもどこも料理がおいしい!

米が日本のものみたいに少しモチモチしていて、塩で味付けがされています。



意外にもコロンビアは食の国でした。

伊達に物価高くないね。

スープを抜いて1000ペソくらい値下げもできるので、量はそんなにいらないという場合は抜いてもらいましょう。






街中ではフルーツやジュースを売っている人がたくさんいます。



そのジュースの売り方がこれまた豪快で。

透明な四角い入れ物に氷とジュースが入ってて、どんな飲み物が売ってるか外から見えるようになっています。



    ↑こんなのがたくさん

値段は500~2000ペソ(25~100円)。

1000ペソのところが多いみたいです。

値段や大きさやジュースの種類が売り手によって全然違うので、ちゃんと確認したほうがいいと思います。

赤いスイカ味、白っぽいレモネード、黄色いオレンジ味などがありました。

このジュースボックスが並んでいると色彩豊かでそれだけで楽しそうな街並に見え、氷が入っている分見た目が涼しげだったのが暑いコロンビアにピッタリでした。






こちらはカテドラルの近くにあったヨーグルトアイス屋さんのソフトクリーム。

シュガーレスのプレーン味を頼みました。

チコ(小)サイズにトッピング付きで4000ペソだったか5000ペソだったか。

高いですね。

でもすごくおいしかったから良し。

酸味の中から香るヨーグルトのまろやかな甘みが口に広がり、甘酸っぱいストロベリーともよく合います。

クレープという文字がチラホラ見えていたので食べたくなり、泊まっているホステル近くのカフェへ。

ここのクレープが2000ペソ(100円)。



これは安いのではないでしょうか。

ザラメの砂糖が少しだけかかっていてほんのり甘く、具のマンゴーも思っていたよりたくさん入っていました。

ついでにカフェフラッペも注文してみたのですが、量が少ない上にコーヒーの味が薄くイマイチでした。

でも3500ペソ(175円)と激安だったのでこんなもんかな。

それまで飲んできたフラペチーノは300円400円してましたからね。

近くの店つながりで、小さな商店で何やら白い飲み物を発見。

買ってみます。




前に飲んだpostobonの一種だと思ったら、どうやら違うっぽい。

自家製っぽい。

飲んでみると・・・

あ!!

これ、

オルチャータだ!!!

それはまさしくメキシコでよく飲んだオルチャータでした。

米のざらつき感も甘さや香りもそのまま。

ちょっとこっちのほうがヌルヌルしてる感じがありますが、間違いなくこれはオルチャータでしょう。

しばらくぶりに飲んだので驚きました。

こっちにもあるんですね。




ナゾのファストフードが売られていたので買ってみました。

米かなにかで作られたパサパサのパンにチーズとバターがたっぷり入っています。



食べてみると、


うん、

あの、

うまいかマズいかで言えば、




マズいです。



チーズが好きな人は好きかもしれません、これ。

arepa con queso(チーズ入りアレパ)と書いてあったのでコロンビアに行ったらぜひ、

食べないほうがいいと思います。




旧市街の中には駄菓子を売っている店が軒を連ねている場所があります。

見た目和菓子みたい。

さすがに買う勇気はありませんでした。

だってあまりおいしそうでないんだもの。





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