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となりの国

Home > ブログ > 11、コロンビア

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陶器の町、ラキラ



   ___________
小さな悩みなんですが、ここ数回ブログ記事の本文をトップページと切り離して写真を大きくしているんですが、どっちがいいんですかね。
別にすると続けて見れないから面倒だし、かといって写真をサムネ(クリックで拡大する小写真)にすると画像が見づらいし。
両方いいところを取ろうとすると、今度は重くなって開くのに非常に時間がかかるし。
解決策としては写真を4〜5個に減らせばいいんですけど、なかなか絞りきれなくてねぇ。
ブログのファイル容量も残り少ないし、やっぱり写真減らしたほうがいいのかなぁ。
   ___________






ここに来る前に、実はひとつジョンからオススメされていたところがあったんですよ。

ラキラという町がきれいだよ。

と言いながら、スマートフォンで写真を見せてくれたんですね。



ちなみにスマートフォンは中南米では普及率の差はあれど、どこでも持っている人がいます。
コロンビアは特に持っている人が多いように思います。
日本並みに誰でも持ってます。

パナマとかだと逆に少なかったんじゃなかったかな。




で、そのラキラというのは陶器の町で、陶芸が盛んらしいんですね。



でもね、ビジャデレイバに2泊してね、なんかもういいかなって。

ちょっと飽きてしまったし。
早くジョン達がいるベンタケマーダに帰りたかったし。


でも、今泊まっているホステルの管理人(町で観光案内もしている人)が言うには、

ラキラまでそんなにアップダウンはないからすぐ行けるし、その間に色々見所もあるよ

とのこと。



そこまで言われちゃ行くしかないよね!



ということで、宿泊を一泊延ばしてラキラへ行ってみましょうというとこになりました。




地図をもらったのでそれをたよりに自転車で進みます。
荷物はホステルに置いてきたので軽い軽い。



                 ↑    ↑
            ホステルの場所
                   この道を入る

 
    ↑こんなのが見られるらしい


 
    ↑広域地図





砂利道を越えていくと、ビジャデレイバやまわりの自然が見下ろせます。
とてもきれいです。




で、そんなに走らないうちに、Pozos Azules(ポソスアスーレス)という看板が見えました。

ここは青緑の美しい池が見られるところらしいです。
あとで思い出したのですが、以前会ってビジャデレイバを紹介してくれたマリさんもこの池をオススメしていました。


その敷地に入ってみると、レンジャーのようなボーイスカウトのような恰好をした女性がこちらへ来て、ここからは3000ペソ(だったかな)が必要だ、などと言うではありませんか!


ちょっと!金がかかるなんて聞いてませんけどー!!



まあ、とりあえずここは後にして、まずはラキラへ向かいましょう、とね。
だってせっかく一泊延ばしたのに間に合わなかったら悲しいもんね。

だから帰りに時間があまったら寄ることにして、先へ進みました。



陶器でできた家、Casa de Barro(カサデベッロ)は見つけることができず、化石博物館も後回し。








目指すはラキラ!


…のはずだったんですが、





    ↑こんな道を通っていく。サイクリングには最適



な、なんと

着いたのは別の町だったのです!



    ↑こんなところ


看板にはSanta Sofia(サンタソフィア)と書かれていました。
あれー? っかしーな、どこで間違えたんだろ。



  ↑この端っこにある町   ↑ここを曲がるはずだった



静かできれいに整頓されたところだったので、ビジャデレイバではなくここで3泊したかったな、などと思いながら、
軽食を食べて道を戻ります。



    ↑サンタソフィアの景色



    ↑道の途中ででかでかと看板があったのだけど、地図を確認しなかったのでわからなかった



で、工事中で道が悪くスリップしてコケながらも戻りましたよ。
せっかくこんなに坂道をのぼってきたのに…



で、この道を行ったり来たりしましたが、全然T字路にぶつかりません。



              ↑この右の道



こりゃあまさか、あのオッサンに担がれたか!?


と腹立たしさを覚えながら、もう一度El Fosil(エルフォシル、化石の意)のところまで戻ってきて、違う道を曲がりハイウェイに出ました。


    ↑ここまで戻ってきて道を曲がる



起伏が少ないと聞かされていたのに、目の前には急な下り坂が。




帰りのことを考えると、もう行くのやめようかとも思いました。
すでに昼過ぎだし。


しかしこれでは無駄骨になってしまう。

気力を振り絞って先を目指します。




2つほど小さな町を越えました。

ここらにもホテルがあったので、
もしかしたらこっちのほうが安いところがあったのではないか、ビジャデレイバで泊まったのは失敗だったのではないか、
と考えながら、売っていたアレパ(トウモロコシパン)をつまみつつ先へ。




看板が見えました。



Raquiraまで4km。
ここで右に曲がります。




目の前には切り立った山脈。

山道に入るのではないかとヒヤヒヤしましたが、それほどキツくはない道が続き、そしてついにラキラへ侵入成功。



入口には壁に
Bienvenidos a Raquira(ビエンベニードス・ア・ラキラ=ラキラへようこそ)
の文字が。




いきなりいい雰囲気です。




さすが陶器の町ですね。




壁もカラフルに塗られていて明るい印象です。




裏道っぽい階段を発見。その横にも陶器が。失敗作かな?




ブタの貯金箱がたくさん。




陶器以外にもお土産品が多数展示されていました。




ポンチョも、ほらこんなに。
ポンチョだったらビジャデレイバとかにもたくさんあったけどね。




これなんかすごい。壁掛けとオウムの作り物。花も飾ってあってすてきですね。




ここが中心広場。
陶器でできた像がたくさん並んでいました。




ジョンに見せてもらったのはこういう写真だったので、この町にちょっと興味を持ったというわけです。




しょんべん小僧もありますよ。




教会を見つめる神父たち。




これは巨大な像でした。よく倒れないな。




教会もかわいらしい出立ち。しかし入れず。




こんな壁画のようなものまで作られているとは。




これは中心部から少しだけ離れたメルカド近くにありました。




青く光っていて神秘的な雰囲気の店内。




マグカップやらなにやら色々そろっていました。
でも割れちゃうから買えない。
お金もないしね。





時間も迫ってきたので、30分か1時間くらいで撤退。
時刻は3時。

さて、日暮れ前に戻れるでしょうか。





    ↑ハイウェイを曲がったところにあった置物。素晴らしくよくできてる。




途中のSutamarchan(スタマルチャン)という変な名前の町で夕食を食べ、それから帰り道を辿ろうとすると、こんな看板を見つけました。




実はこれ、朝にさまよっていたときにも同じ看板を見つけていたんです。
しかしその道は砂利道で険しく道も小さかった上にT時路でもなかったので、まさかそっちじゃないだろうと高をくくっていたのです。


しかし現実に現れたこの看板。


つまり、この看板に従って進めば最初に迷ったサイクリングに最適な道へと出られるというわけ。




もしかしたら変なところに出てしまう可能性もあったのですが、
これは再チャレンジだ!
と迷わずにこっちの道を選択。

砂利道が7kmほど続き、しかし基本下り道で見覚えのある道へと出ることができました。


よかったよかった。





疲れてしまったので緑に光る池と化石博物館は行かずにそのままビジャデレイバへ。

どちらも有名なところらしいので、陶器でできた家と共に、これらは他の人に託そう。

有名なら別に俺が行かんでもいいでしょ。


という言い訳を頭の中でしつつ、この日はゆっくり休んだのでした。



    ↑左上が化石博物館(El Fósil)。
    左下の陶器のカサデベッロは上に乗ったりできるらしい。
    右下がきれいな湖、ポソス・アスーレス。



足が疲れてしまっているので、
次の日ちゃんと帰れるのか、
心配です。





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白のビジャデレイバ





ビジャデレイバに入って、まずはホテル探し。




しかしどこに聞いても値段は高く、一番安くても30000ペソ以上してしまうという。


これは野宿かな、と思いながらフラフラさまよっていたら、とあるホテルの前、中から人が出てきて助け舟を出してくれた。





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ビジャデレイバへの美麗な山行


いやーあのね、ビジャデレイバの道がですね、すんごくきれいで。
きれいすぎて写真をね、気づかないうちに撮りすぎちゃったかなー、なんて。
たくさんあってね、もうどれもいい写真ばかりで、もうねどれがいいとかね選べませんでした。
生き生きしてる彼らには甲乙とかね、つけられませんもん、もう。
そんな悪魔みたいな所行は、やってのけられませんでした。


掲載したその数、ざっと30!(ドドン)

とは言いつつ、これでもかなり抑えたほうなんですがね。

だから、またまたトップページとは別のページに移すことになりました。

いいよね、ね?ね?

というわけで、トップから来てくれた方は

 ↓こちらから続きをどうぞ。





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お山の中間地点トゥンハ




ビジャデレイバへは、まずトゥンハを通る。

トゥンハにもきれいな教会があると聞いていたので楽しみにしていた。


そこまでの道のりは起伏に富んでおり、なかなか辛い行程だった。
距離にして30kmくらいだろうか。

トゥンハ直前になると急なくだり坂が続き、楽ができたのは嬉しかった。
しかしビジャデレイバから戻ってきてこの道を帰るときはとても大変そうだ。

はたしてちゃんと帰れるのだろうか。


そう、今回は行ったきりの片道通行ではなく、同じ道を辿って戻るのだ。

普段はその道を通ってしまえば終わりなのだが、今回はこの後逆走しなければならない。

そのことが頭にあるので、自然と帰り道のことまで考えてしまい、楽のできるくだりでも少しナーバスになってしまう。







そんな感じでトゥンハへ着いたのは昼過ぎ。

町の入口にあったホテルへチェックインした。

そして街中を探索してみる。


小高い丘の上にあるらしく、町外れは広々とした景色が見渡せてよい。

しかし中心部はゴミゴミとしていて都会然としていた。

人は多く、建物も密集している。


    ↑まるでドラクエのフィールドのような町と自然の配置



    ↑中心から少し外れるとこのようなすてきな光景が隙間から見える



    ↑中心広場は無駄に広い

教会を探すがなかなか見つからず、何個か見つけてはすべての門が閉められていた。

中を見ることができずに終わった。







くやしくなったので次の日も滞在を延ばして町の中央にあるカテドラルを狙う。


夕方に訪れたのが功を奏し、カテドラルの扉は開いていた。





外観は美しかったものの、中は思っていたほどの内容でもなかった。

がっかり。


    ↑別に悪いわけでもないけどね


トゥンハの滞在は泊まりのコストがかかったが(それでも20000ペソ ― 1000円くらいのところを選んだ)、食事は一切れ1000ペソ(50円)のピザや5000ペソ(250円)の定食など安いところも多く、節約できたと思う。


ただこの町はあまり見所もなく、全体的にもイマイチだった。
ゆっくりするなら他の町を当たったほうがいいかもしれない。

というのが、トゥンハに対する自分の意見。

旅行の目的地にはならない中間地点という印象だった。




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